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ああ、またこの夢か。ベットの上、何度目かわからない同じ夢にマーウェスは現実の身体がカッと熱くなるような感覚に襲われた。今までは滅多に見ることはなかったのに、ここ最近は毎日同じ夢を見ている。いや、正確に言うと同じなのは出てくる人、内容である。

(いつから僕はこんなにスケベになったんだ)

全く嫌になるなと思っていると、不意に右側からしなやかな腕が伸びてきてマーウェスの首に巻きつく。


「あら、何考えてるの」


こちらの心と理性を溶かすような声が響いてくる。そのまま抱き寄せられて圧倒的な双丘に誘われると、むせ返るような淫靡な香りに意識が完全に吹き飛ぶ。


「ふふ、そんなに吸い付いちゃって可愛いわね」


激しい行為にも全く動じる様子もなく、女は愛しそうにマーウェスの頭を撫でる。


「早くあなたに会いたいわ」


女のつぶやきは夢中のマーウェスには聞こえていなかった。

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