第12話:リオと遊ぶ(前半)
昨日は疲れたなぁ…
帰ったらリオが泣いてるから…
まぁご飯で機嫌が直ったからよかったが
直ってなかったら今頃魔法で喋れなかっただろうな…よかった
「おはよ〜しゅういち〜」
朝からテンション高いなぁこいつ
「今日遊ぼぉ?」
ん〜…どうせ暇だし
「いいけど。なにすんだ?」
「ん〜とねぇ…わかんない♪」
そこは♪いらないだろ
「決めないと遊ばないぞ?」
「えぇ!?やだ!」
反応が面白い
「じゃあ何するんだ?」
………………リオが考えだし早、一分
なにか思い付いたらしく手を『ポン』と叩く…おっさんか!
と、心で突っ込みをいれた、が…むなしい
まぁそれはさておき
「なんか思い付いたか?」
と訪ねると
「なにも」
笑顔で答えた…えぇ!?
「じゃあ今の『ポン』ってなに!?」
「いや〜空が青いな〜って思ってさぁ〜☆」
「手を『ポン』ってなんにも関係ないじゃん!」
「気分だよ、気分〜」
えぇ〜気分でかよ〜
「つか空が青いなら外で遊べばいんじゃないかい?」
「あぁ〜それいい〜」
決まった。
「けど外で何するんだ?てかできるスポーツとかってなんかないか?」
「なんでもできるよ♪少なくとも集一よりはね♪」
『カッチーン』
頭にきました
「ならテニスで勝負だ!!」
「いいよ〜けど絶対に負けないよ♪」
「あまり調子にのるな。俺はこれでも小学生からやってたんだ。負けるはずがない」
「その程度で勝とうなんて笑止千万」
こんだけ自信があるってことは…相当強いな。だが負けないぞ!
更新遅れましてすいません。これからはちゃんと書いていきます