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プロローグ:俺は決してぼっちでもリア充でもない
ハーメルンの焼き直し
こっち主体で書いていきたい
高校生活において最も重宝されるものは友情と言われている
友情を失えば人のとって最も輝いている三年間を黒歴史として扱わなければならないことになる
それは哀しいことであろうか、哀れなことであろうか、その後の人生に哀愁漂わせることであろうか
答えは否、である
人間とはいつも孤独に生きている
なぜなら自分の性格を唯一理解できるのは自分だけだからだ
またその性格を他人と共用させようとしてもそれはごく一部だけだろう
人間とは自分勝手な生き物だ
自分の興味が惹く話題に対してのみその耳を傾け、その目を向ける
それ以外に対しては好きも嫌いも示さず、善悪の判断すらも求めない
故に人間とは孤独であり、ぼっちなのだ
そして俺は声高らかにここに謳おう
俺は決して...ぼっちでもリア充でもない!!