~第二話~
まだまだ未熟者ですが今回もやさしく見守ってください。今回はいよいよヒビキたちがパラレルワールドへ・・・
そのとき激しい衝撃が頭を打ち付けた。
それと同時に大きな光がヒビキたちを包んだ。
みんな「うわーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ヒューーン、キュイーーン
ドサッ鈍い音がした。
ヒビキ「イッテテ・・・どこだここ?確か俺は車の中で気を失って・・・光の中に吸い込まれて」
だがそこはヒビキたちにとって大きな変革をもたらす場所だった。
ヒビキ「オーーーーーーーーーーイ、誰かいないのかーーー」
たが無情にもヒビキの声は寂しく響くだけだった・・・
?「誰かーーーーーー、オーーーーーイ」
ヒビキ「んっ!?」
ヒビキは声のするほう走っていった。
ヒビキ「オーーーーイ」
サオリ「あら、ヒビキじゃない」
息を切らしてヒビキはやっとのおもいでサオリに追いついた。
ヒビキ「ハァ、ハァ」
サオリ「あら、あんたすごい汗」
サオリはおもむろにポケットからハンカチを取り出した。
サオリ「はい」
ヒビキ「あぁ、ありがと」
サオリ「それにしてもここはどこ?」
ヒビキ(やっぱりサオリも気づいてたか)
ヒビキ「なぁ、やっぱりおまえも」
サオリ「えぇ、ここは日本だけど日本じゃない・・・それに私、光に吸い込まれたと思ったらココに」
ヒビキは真剣そうに話を聞いている。
サオリ(こんな顔して私の話を聞いてるヒビキ、はじめて見る)「で、あんたに会ったってわけ」
ヒビキ「ほかにこっちに来てるやついないのかな?」
あたりを見渡してみる。
ヒビキ「だめだ、だれもいない、それにしてもどんだけ忠実に再現されてるんだよ!!」
そのときヒビキたちのうしろで大きな影が動いた。
ドシン、ドシン、ドシン
サオリ(なに、今の大きな足音)
サオリは恐る恐る後ろを向いた。そのとき大きな手がサオリの体を包んだ。
サオリ(生暖かい、なにこれ)
サオリは恐る恐る片方の目を開けた。そのとき大きなパンダ?みたいな顔がサオリの顔を覗き込んでいた
パンダ?「おまえ、意外とかわいいな。俺様の嫁にしてやるーーー」
サオリ(意外って何よ!!失礼ね!!)
でもやっぱり怖い、怖さがどんどん膨れ上がってく・・・
サオリ「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ヒビキ「今の声、サオリだ。何があったんだ」
ひびきが走って声のあったほうに行く。
それをもうひとつの影が見送った。
どうでしたか?次回、サオリはどうなるのか?そしてもうひとつの影とは?を書きたいと思います。