表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様WEB!山のふもとの一軒家に住む俺と、俺のネットショップに棲む神様の冒険と日常  作者: かざみはら まなか


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/80

75.明らかな罪を犯さないように、説得してみる?警察が来ていたよねって、俺を監視していた?山の怪、山の怪、もういいかい?

大学の同級生だった人に、俺を殺すのは止めよう、と説得してみる?


志春しはるくんの疑問も解消されたから、志春しはるくんのお話しタイムの始まり、始まり。」


「どんなノリだ?」


「どうせ、楽しい時間は、すぐ終わるから、最後まで、盛り上げていくんだよ。」


「楽しいのかよ!」


「楽しいっていうか、楽?」


「あー、楽だー。見てるだけだしなー。」


「逃げないように見ていないといけないからなあ。」


「自分だけ、楽していい思い、なーんて、人生はねえんだよ。」


志春しはるくんを殺せなかったら、二人まとめて、殺らねーといけねー。


こいつが殺れねーからって、こいつを無罪放免ってわけにはいかねーからな?」


「二人分の穴掘りは大変だから、一人分で済ませてもらいたいっす。」


殺らないと、殺られる?


暗くなっている人を説得しても、面白がられるだけ。


効果はなくても、話は引き延ばせる?


話しかけてみる。


「人殺しをしたくなさそうなのに、なんでここにいるんだ?」


「お前が余計なことをするからだろ!」


予想外。俺のせいにしてきた。


説得は無理かもしれない。


「俺は、いいことも悪いこともしていない。」


俺は、俺に必要なことをしただけ。


「お前のせいだ!クソっ。」

元気に怒鳴ってから、また暗くなった。


「はいはい、志春しはるくんの、お話相手は、交代、交代。」


暗くなっている人は、静かになった。


「何が聞きたいんだ?」


志春しはるくんの知っていること全部?」


「同級生の顔も知らないような俺に聞くなら、具体的に聞いてほしい。」


志春しはるくんは、警察に、何をタレこんだ?」


具体的だ。


「タレこんだのは、俺じゃないと思う。

俺は、俺の家に空き巣が入ったから、被害届を出しただけだ。」


「空き巣?それは気の毒だったねー。」


「俺の不在中、俺の許可なく、俺のワンルームを好き放題使っていた人に、聞きたいんだ。


俺の部屋から、何か持ち出したか?


持ち出したなら、それは何か。」


「聞いてどうする?」


「持ち出したなら、弁償してもらう。」


「弁償してもらっても、志春しはるくんは、受け取れないから、代わりに、貰ってやるよ。」


「ご相伴にあずかりまーす。」


「「ゴチ、ゴチ。」」


ギャハハの二人組は、臨時収入だ、と騒いでいる。


びた一文、くれてやらん、という台詞を使うのは、今だけど、スルーする。


「警察に行ったのは、それくらいだ。」


「でも、警察が、お部屋に来ていたよー?」


よく見ている。


監視されていた?


監視されていたんだ、きっと。


母さんは?


母さんも監視されていた?


母さんが警察に連れて行かれることを知って、母さんの供述から、ワンルームの主の俺へと捜査の手が及ぶ前に、俺をどうにかして、情報が警察に渡らないようにしたかったということ?


大それた何かが、いもづる式で発覚する恐れがあった?


そんなたいそうな証拠なんて、俺は握っていない。


と言っても、信じない人には通じない。


この人達の中で、結論が出ているから。


誤解と思い込みは、人を殺す原動力になるんだ。


「空き巣は、まだ捕まったと聞いていない。

警察は、空き巣の捜査をしにきたと思う。」


指紋採取は、空き巣の捜査と言っても大丈夫。


「つまらないゴタクはいらん。

志春しはるくん。

もっと、大事な話があるだろう。


思い出せないなら、思い出すまで痛い思いをすることになるから、もう話した方がいいぞ。


さもないと、短い人生が終わる前に、余計な痛みを味わうことになる。」


暴力で、俺の口を割ると脅してきた。


脅しじゃない。


本気だ。


俺が、引っ張れたのは、ここまでで。


限界だ。


これ以上は、俺の身が危ない。


この人達は、暴力をふるうことに対するためらいがない。


山の、山の

俺の状況よ、山の怪に伝われ。


おーい、山の怪、もういいかい?

楽しんでいただけましたら、ブックマークや下の☆で応援してくださると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ