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神様WEB!山のふもとの一軒家に住む俺と、俺のネットショップに棲む神様の冒険と日常  作者: かざみはら まなか


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67.神様は、山のふもとの我が家と縁を切って出ていったから、我が家を守るために、力を貸せない?俺と山の怪で取り返すから、神様、知恵を貸して。山の怪に質問して、山の怪と仲良くなろう。

神様に助力をあおいだ俺と山の怪は、いきなりピンチに陥った。


志春しはる。我が家との縁は切っておるから、志春しはるのためといえども、力は貸せぬ。」

と神様。


俺と山のの快進撃と、山のふもとの我が家の庭が不法占拠されている報告を聞いた後。


我が家を取り返す目的では、神様に助けてもらえない、という新事実が判明。


手づまりのときに、神様からのバックアップなし。


う、うーん。


俺も山の怪も、どん詰まりで困っている。


名案が浮かばないから、神様に助けを求めたんだ。


ここから、どうしよう。


俺と山の怪が、頭を抱えていると。


車のヘッドライトの明かりが見えた。


俺を誘拐しようとして、後ろからつけてきた車だ。


目的地は、我が家?


俺を待ち伏せ?


ムカムカが再燃してきた。


庭は、車を乗り入れる場所じゃない!


俺の、我が家の庭に、タイヤの轍なんて、いらないんだ。


バキッ。


枝を折った?


音からして、細い枝じゃない。


ふざけるな。


俺は、我が家に住むまで、庭木の手入れなんて知らなかったから、ネットで調べながら、毎日、庭の手入れをして、今の庭にしたんだ。


俺の庭を荒らすな!


神様のバックアップがない?


よく考えたら、当たり前。


神様は、もう我が家に棲んでいない。


今は、ネットショップ〈神棚〉のホームページが、神様の住まいなんだ。


我が家は、俺の家。


取り返すのは、神様じゃない。


俺だ。

俺が、取り返す。


二度も、俺の住んでいる場所を好き勝手できると思うな!


ごめんなさいで済んだら、警察の出番はない。


俺は、ごめんなさいで済ませない。


二度と、我が家に近づかせない。


「神様。

俺と山の怪で、我が家の庭に我が物顔で居座っている、いらない人を山に送り出して、いらない人が、二度と、我が家に来たくないようにするための知恵を貸して。」


我が家を取り返す方法は、自分で思いつかないから、知恵は、神様に貸してもらおう。


神様なら、名案をくれる。


山の怪と俺は、期待している。


神様は、俺と山の怪の期待に応えてくれる。


神様が、作戦を考えてくれている間。


俺は、山の怪と親交を深めることにした。


俺は、今、山の中に潜んでいるため、暗くて、影の形が見えない。


意思疎通を図るために、山の怪が、俺のズボンの裾を引っ張る方向で、はい、いいえ、を決めた。


「山の怪は、山の動物が好き?」


『はい。』


「植物も好き?」


『はい。』


「石も好き?」


『はい。』


「山が好き?」


『はい。』


山の怪は、山好きだと分かった。


俺も、山の暮らしが楽しいから、気が合って、嬉しい。


友達が増えた?


「山の怪は、山の中で、お気に入りの場所はある?」


『はい。』


山の怪のお気に入りの場所が、いつまでもあるといいと思う。


「俺は、我が家がお気に入りなんだ。

家も庭も全部。

神様と暮らして、神様を見送ってからもずっと、俺のお気に入り。


初めて見た虫の大きさや種類の多さにびっくりしたから、次の夏は、家の全体に蚊帳を使おうか、と考えていたんだ。


家全体のサイズは、春になってから測る予定にしていた。


俺は、来年も、再来年も、その先も我が家に住むと決めている。


俺じゃない誰かに、俺の将来設計を潰させない。」


『はい。』


「ありがとう、山の怪。」


一緒に来てくれて。


何も言わずに、助けてくれて。


俺に憑いてくれて。


全部終わったら、勝利の打ち上げをしたい。


俺と神様と山の怪で。


志春しはる。」

と神様。


俺と山の怪は、スマホに注目。


ネットショップ〈神棚〉のホームページにいる神様は、頭上にまりを積み重ねて、まりを落とさないようにゆらゆらしていた。


神様、名案をよろしく。

楽しんでいただけましたら、ブックマークや下の☆で応援してくださると嬉しいです。

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