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第九十話 狩り放題

隣の教室は休憩時間なので女子生徒達もまばらだ。

次の授業の準備している女子は大人しめなメガネ女子。

クラスにひとりはいるような雰囲気を漂わせていた。


私は擬態を使って姿を隠して教室に入った。


「ちょめちょめ」 (いるよね。ああ言う女子)


”私は皆さんとは違います”ってオーラを出している。

とっつきにくいタイプだからクラスで孤立してしまう。

だけど真面目なだけでひねくれ者ではない。

お喋りしてみると意外と気が合うことが多いのだ。


「ちょめちょめ」 (まあ、悪いやつじゃないんだけどね)


私は机の前に回り込んでぱんつが見えないか確認する。

しかし、膝をピッタリとつけているのでぱんつが見えなかった。


「ちょめちょめ」 (女子生徒達ばかりだから気が緩んで足を広げているかと思ったけど違うようね)


やっぱり真面目なタイプだから所作もきっちりしているようだ。


「ちょめちょめ」 (素直に他の女子を狙った方がいいわ)


私は教壇の前に移動して足を開いている女子を探した。


「ちょめちょめ」 (見っけ。ちょっとバカっぽいな)


見つけた女子生徒は大股を開いてガハハと笑っている。

ぱんつが見えているのもおかまいなしで気にも止めていなかった。


「ちょめちょめ」 (このアングルってAVで観たことがあるわ)


AVの場合は寄っているのでアップで映るけれど実際に見ると遠く感じる。

だけどぱんつはバッチリと見えるので問題はない。


「ちょめちょめ」 (このアングル。男子が見たら涎を垂らして喜ぶわ)


見てはイケないものを覗いていると言う感覚になるから興奮するのだ。


「ちょめちょめ」 (盗撮して動画を売ろうかしら)


ぱんつだけ映しておけば、たとえブスだったとしても問題ない。

何も知らない男共は涎を垂らして喜ぶことだろう。


「ちょめちょめ」 (ちょめジイから動画を撮影するように言われているから考えておこう)


だけど、今は儲けることよりも”カワイ子ちゃんのセクシーぱんつ”を手に入れることの方が先だ。

セクシーなぱんつだから、やっぱりスケスケぱんつを探した方がいいかもしれない。

しかし、問題はただの女子高生がセクシーぱんつを履いているかと言うことだ。

勝負ぱんつでもなければスケスケのぱんつなんて履かないだろう。


大股を広げている女子生徒のぱんつも普通のぱんつだった。


「ちょめちょめ」 (とりあえず捜索範囲を広げるか)


教室にいる女子生徒達はまばらなので廊下に出てみた。


「ちょめちょめ」 (うわぁ~、いるいる。女子生徒のたまり場になっているわ)


窓際で屯して外を眺めながらお喋りしている生徒や教室の扉のところで屯している生徒もいる。

休憩時間だから隣のクラスの友達とも、お喋りできるから塊になっているのだろう。


「ちょめちょめ」 (秘密の花園が丸見えだわ)


ぱんつ全部は見えないがデルタゾーンはバッチリ見える。

返ってデルタゾーンが強調されているので、よりいやらしい。

このアングルを男子が手に入れたら毎日ちょめちょめするだろう。


「ちょめちょめ」 (女子の私でも興奮するぐらいだから男子だった鼻血ブーだわ)


ただ、見えるぱんつはみんな可愛らしいぱんつばかりだった。


「ちょめちょめ」 (やっぱし、セクシーなぱんつを履いている女子生徒なんていないよね)


学校で勝負する訳でもないから、わざわざ学校へセクシーなぱんつを履いて来ない。

私だって学校へ行くときは普通のカワイイぱんつにしていたぐらいだ。

とかく通学中はパンチラするかもしれないからカワイイぱんつにしておいた方がいい。

もし見られてもカワイイぱんつだったら恥ずかしくないのだ。


私は廊下の真ん中を歩きながらセクシーなぱんつを探し回った。


「ちょめちょめ」 (やっぱし、ダメか。そうそうに出会える訳ないよね)


廊下を端から端まで歩いてみたがセクシーなぱんつを見つけることができなかった。


「ちょめ」 (はー)


私は階段の踊り場に寂しく佇みながら小さなため息を吐いた。


「ねぇ、ミキ。今日のぱんつを見せてよ」

「見たい?なら、見せてあげる」

「うわぁ~、すごい攻めているじゃん。恥かしいところがスケスケ」

「このくらいのレベルのぱんつじゃないとセクシーとは言わないからね」


階段の上の方から女子生徒達の声が聞えて来る。


「アヤはどんなぱんつを履いて来たの?」

「私はこれよ」

「ゲッ。ほぼ紐じゃん。ちょっとズレたら見えちゃうよ」

「スケスケもよかったんだけど、もっと攻めようかと思ってさ。一応、両面テープで抑えてあるけどね」

「はーぁ、今日は私の負けだわ」


女子生徒達はお互いのぱんつを見せ合いっこしているようだ。


「ちょめちょめ」 (スケスケとか紐とか、随分といやらしい会話をしているわね)


気になったので階段をよじ登ってぱんつを見せ合いっこしている女子生徒達のところへ向かった。


女子生徒達はお互いのスカートを持ち上げてぱんつを見せ合いっこしている。

傍から見ると変態に思えてしまうが、いたって普通の女子生徒達だ。

しかも、そこそこのカワイ子ちゃん達だった。


「ちょめちょめ」 (何よ、この行為は。ぱんつを見せ合いっこするのが流行っているとでも言うの)


私は大きな疑問符を頭の上に浮かべながら小首を傾げた。


私のいた日本ではぱんつを見せ合いっこする行為は見たことがない。

ぱんつは恥ずかしいところを隠すためにあるものだから他人に見せることはないのだ。

まあ、見せパンなるものが流行ったことはあるがあくまでファッションとしてだ。

お互いの履いているぱんつを見せ合いっこするなんてことはない。


「このぱんつなら誰と勝負しても勝てそう」

「そりゃそうよ。紐を越えるぱんつなんてないわ」

「おしっこをする時も楽だし、紐を越えるぱんつなんてないわね」

「私も明日は紐ぱんつにしようかな。そうしたらカーストの上位に入れるし」

「そうした方がいいわよ。トップの景色を一度は見ておいた方がいいわ」

「でも、食い込まない?」

「食い込むわよ。特にお尻とかね」

「どうしようかな。食い込むのはちょっとイヤだな」


そんな人には言えないような恥ずかしい話をしをしながら女子生徒達は楽しそうにお喋りをしていた。


「ちょめちょめ」 (この子達、変態なの。お尻に食い込むとか食い込まないとか)


紐なのだからいろんなところに食い込んでも仕方がない。

それを嫌がる人もいるが快感を感じる人もいるのだ。

この子達は恐らく後者のタイプの人間なのだろう。

紐ぱんつの締め付けに興奮を覚えているはずだ。


「食い込みがいいのよ。慣れると気持ちいいわよ」

「えーっ、もしかして濡れてる?」

「ちょっと」

「イヤー」


ここまで来るともう変態確定だ。

紐ぱんつを履いて気持ちよくなっているなんて考えられない。

聞いている私の方が恥ずかしくなって来る。


「ちょめちょめ」 (こんな変態娘達にはエッチなお仕置きが必要ね)


私は女子生徒達の死角に回り込んでちょめリコ棒を取り出す。

そして紐ぱんつとスケスケぱんつに狙いを定めてぱんつを突いた。


ちょめリコ、ちょめリコ。


紐ぱんつとスケスケぱんつはちょめリコ棒に吸い込まれる。

しかし、女子生徒達はリアクションもなく無反応のままでいた。


「ちょめちょめ」 (あれ?いつもなら恥ずかしがってスカートの裾を抑えてしゃがみ込むのに。もしかして、ぱんつがなくなったことに気づいていない?)


私の予感は当たっていたようで女子生徒達はワンテンポ遅れてから気づいた。


「ミキ、ぱんつどうしたの?あそこが丸見えだよ」

「アヤだってそうじゃない。ぱんつを履いてないじゃん」

「え?本当だ。何で?」

「わからないよ。気づいたらなくなっていたんだから」


そんな間の抜けた話をしながら女子生徒達はなくなったぱんつを探している。

周りに誰もいないからぱんつを履いていなくても恥ずかしくないようだ。


「ちょめちょめ」 (予想よりもリアクションが薄いわね。お仕置きのし甲斐がないわ)


ただ、これでセクシーぱんつを2枚手に入れることができた。

顔もそこそこカワイイからギリカワイ子ちゃんだ。

しかもちょっと湿っていると言う特典付きだ。

ちょめジイのことだから飛び上がって喜ぶだろう。


「ちょめちょめ」 (さっきの話だとぱんつを見せ合いっこしているのが流行っているようね。他の女子生徒達もぱんつを見せ合いっこしているかも)


私はノーパンになった女子生徒達をほっておいて他の女子生徒を探しに向かった。


探す場所はある程度、見当がついている。

人の寄り付かないひっそりとした場所だ。

最上階の踊り場とか誰もいない更衣室とか人気のないトイレとかだ。


実際にその場所へ行ってみるとぱんつを見せ合いっこしている女子生徒達がいた。


「ちょめちょめ」 (やっぱりこの学校ではぱんつを見せ合いっこしているのが流行っているんだわ)


にわかには信じられないが実際にしているので信じるしかない。

ただ、私の方としては棚から牡丹餅的なラッキーに恵まれていた。

大抵ぱんつを見せ合いっこしている女子生徒達はそこそこにカワイイのだ。

飛び級のカワイ子ちゃんと言う訳ではないがギリラインは越えている。


「ちょめちょめ」 (やっぱりセクシーなぱんつはある程度カワイくないと似合わないわね)


ブスがセクシーなぱんつを履いていた日には自分を殴りたくなる。

そんな現実はこの世に存在していてはいけないから記憶から消すのだ。

ブスが紐ぱんつを履いていてもボンレスハムにしか見えないだろう。


私はエッチなお仕置きをするためにセクシーなぱんつを片っ端からちょめリコした。


ちょめリコ、ちょめリコ、ちょめリコ、ちょめリコ……。


「ちょめちょめ」 (ウッホホーイ。セクシーなぱんつを8枚も集めちゃったわ。大漁、大漁)


私はひとりで豊漁の舞いを踊った。


ほとんどがスケスケぱんつで恥ずかしいところが透けて見える。

モジャモジャしていないからあまり目立たないからエロスも低い。

どうせならモジャモジャが少しはみ出ているくらいの方が返ってエロく見える。


モジャモジャ論争は人それぞれだ。

モジャモジャの方が好きな人もいればツルツルの方が好きな人もいる。

私はどちらかと言うとツルツル派だからちゃんとお手入れはしていた。


「ちょめちょめ」 (セクシーぱんつを履いている女子生徒達はちゃんとお手入れしているみたいね)


ちょっと安心した。

これでモジャモジャしていた日には目もあてられない。

モジャモジャがぱんつからはみ出していてエロさ大爆発だ。


「ちょめちょめ」 (これでさっきの2枚と合わせて10枚。教室で盗った4枚を合わせたら全部で14枚だわ。ウシシシ)


これだけセクシーなぱんつを手に入れたらちょめジイも満足するだろう。

ぱんつのデザインは似たり寄ったりになってしまったけどセクシーなぱんつだから問題ない。

私はちょめジイから”カワイ子ちゃんのセクシーなぱんつ”とだけ要求されたのだから。

それにセクシーなぱんつを履いていた女子生徒達はそこそこのレベルだから合格だ。


「ちょめちょめ」 (さて、ひと仕事終えたし、ミクの家に帰ろう)


私はちょめリコ棒をしまうと堂々と廊下を歩いて来た道を引き返した。


「ねぇ、聞いた、聞いた」

「何よ」

「C組の女子生徒がぱんつを盗まれたって」

「ぱんつ?」

「替えのぱんつでも持っていたの」

「そうじゃなくてぱんつを脱がされて盗られたらしいわよ」

「「マジ!」」

「ヤバいじゃん、それ」


廊下で屯していた女子生徒達は仕入れたばかりの話題で盛り上がっている。


ぱんつを脱がされて盗られるなんて普通ではあり得ないことだ。

ぱんつを脱がされる時に抵抗するはずだし、助けを求めているはずだ。

だから、本人に気づかれることなくぱんつを奪うことはできないのだ。


ただ、ちょめリコ棒を持っている私ならば不可能なことはない。

なにせその女子生徒からぱんつを奪ったのは私なのだから。


「それじゃあ、犯人の顔を見たってことよね」

「それが不思議なんだ。犯人の顔も姿すらも見ていないんだって」

「何、それ。まるで透明人間が犯人みたいじゃない」

「そんなのあり得ない。眉唾じゃないの」

「けど、被害にあった女子生徒はひとりじゃないのよ。わかっているだけでも10人もいるんだから」

「「そんなに!」」


噂話を仕入れて来た女子生徒の話を聞いて友達は驚愕の顔を浮かべる。


「でも、どうやってぱんつを盗ったんだろう。被害者に気づかれずに盗れるものなの」

「もしかして犯人は複数犯じゃない」

「それはあり得るわね。役割り分担すればぱんつを脱がすことぐらい簡単だもの」

「けど、被害者は犯人を見ていないのはどう言うことなの?複数犯なら誰かしら見ているでしょう」

「きっと脅されているんだよ。誰かに話したら顔写真付きでぱんつを公開するからとか言われて」

「な~る。それならあり得る話だわ」


女子生徒達は邪推しながら犯行をつまびらかにする。

勝手に複数犯と言うことになっているから私はホッと胸を撫で下ろした。


「それでぱんつを盗られた女子生徒達はみんなセクシーなぱんつを履いていたんだって」

「安直に流行に乗っかるからバカをみたのね」

「私、普通のぱんつでよかった」


噂話をしている女子生徒達はみんな普通のぱんつを履いているようだ。


「セクシーなぱんつだけを奪うなんて犯人達はド変態なのね」

「きっと今頃ぱんつの匂いを嗅いで喜んでいるはずだわ」

「イヤー。気持ち悪ぅ~」

「変態なんてみんなそんなものよ」


その言葉に異論はない。

変態もとい男子はみんな女子のぱんつの匂いを嗅ぐのだ。

ぱんつにどんなことを求めているのかわからないけれど。

きっとそれは変態もとい男子の習性なのかもしれない。


「けどさ。そいつらって女子の敵よね」

「言えてる。セクハラもいいところだわ」

「いたいけな女子のぱんつを奪って辱めているんだから」

「犯人を許せなくない?」

「一発殴ってやらないと気がすまないかも」

「じゃあ、犯人探しでもする?」

「それいいアイデア。私達だけじゃ不安だからクラスの人達にも声をかけよう」


そう一致団結すると女子生徒達はそれぞれのクラスへ戻って行った。


「ちょめちょめ」 (雲行きが怪しくなった来たわね。捕まることはないと思うけど、さっさとおさらばした方がいいわ)


私は行き交う女子生徒達をかわしながらひと気のない場所を探す。


ここですぐに転移をしようとすると光が溢れるのでできない。

もし、他の誰かに転移をしたことがバレると問題だ。

指輪で転移をしたと言う足がついてしまうのだ。


「ちょめちょめ」 (ここにも先客がいるのね。ぱんつなんてトイレで見せ合いっこしなさいよ)


人気のない場所はほとんどぱんつを見せ合いっこしている女子生徒達が占拠していた。


「ちょめちょめ」 (もう、他に人気のない場所なんてないわよ)


階段の最上階の踊り場や化学室など女子生徒達が近寄らない場所はあらかた探し終えた。

他に人気のない場所と言えば体育館裏やプールぐらいだろう。

ただ、そこの穴場は部活の活動の場所として使われていた。


「ちょめちょめ」 (もう、お手上げね。こうなったら授業がはじまるまでトイレに隠れていよう)


授業がはじまれば女子生徒達は教室へ行くからトイレに誰もいなくなる。

そのような状況になったら改めて指輪を使ってミクの家に転移すればいいのだ。

我ながらいいアイデアを思いついたと思う。


さっそく、私は近くの女子トイレに駆け込んで個室に閉じ籠った。


「ちょめちょめ」 (これでいいわ。後は授業がはじまるのを待つだけね)


私は便座の蓋の上に飛び乗ってホッと安堵のため息を零した。


学校のトイレに入るなんて何日ぶり依頼だろう。

この世界に召喚されてからだから久方ぶりだ。


学校に通っていた時は友達と連れションしていた。

もっぱら話題は”アニ☆プラ”で盛り上がる毎日。

学校での情報交換も重要だから習慣にしていたのだ。


思い出したら何だか懐かしくなってしまう。


「ちょめちょめ」 (あ~ぁ、いつになったら元の世界に戻れるんだろう)


ひとり物思いに耽っていると廊下が騒がしくなった。


「そっちはどうだった?いた?」

「こっちにはいなかったよ」

「後はここだけね」


トイレの扉の向こうから女子生徒達の声が聞えて来る。

ぞろぞろと集まっているようでたくさんの人の気配がした。


「私が扉を開けるからみんなは一斉に中に入るのよ」

「OK」

「犯人を見つけても手を出さないようにね」

「わかってるって。逃げられないようにするわ」


女子生徒達はお互いの役割を確認して改めてトイレに向き合う。


「それじゃあ、開けるわよ。いち、にい、さーん!」

「「突撃ーっ!」」


勢いよくトイレの扉が開く音が聞えると女子生徒達が雪崩れ込んで来た。


「いた?」

「誰もいないよ」

「個室の中を探して」

「わかった」


そんな女子生徒達の話し声が聞こえて来ると端の個室の扉が開く音が聞える。


「ここはいない」

「なら、隣よ」


バンバンバンと個室の扉を開ける音がトイレに響きわたる。

それはカウントダウンのように聞こえて来て私を震わせた。


そして私の隠れている個室の前まで来ると女子生徒達は集まった。


「ここが最後よ」

「いるかな?」

「いても、もう逃げ道はないわ」

「先生達を呼んだ方がいいんじゃない?」

「それもそうね。なら、先生を呼んで来て」

「わかった」


女子生徒がひとり抜け出して先生達を呼びに行った。


「それじゃあ開けるわよ」


ひとりの女子生徒の声が聞えて来ると扉が押されてガチャンとなる。


「あれ、カギがかかっているわ」

「やっぱりこの中に犯人がいるんだよ」

「もう、逃げられないから大人しくしなさい。すぐに先生達が来るから」


扉の向こう側から女子生徒達が脅しをかけて来る。


「ちょめちょめ」 (マズいことになったわ。このままじゃ捕まっちゃう)


私はひとりどぎまぎしながらどうしようか迷っていた。


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