表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/161

第八十九話 ぱんつ狩り

翌朝、私はミク達とは別行動をすることにした。

ルイの傍にいると駄々を捏ねられるだけなので距離をおいた方がいい。

転移できる指輪なんて便利なものだからなおのことだ。

この指輪は私が転移する時にだけ使うことにしておこう。


「ちょめちょめ」 (と言う訳で今日はぱんつ狩りに出かけよう)


ちょめジイが約束を守ってくたから今度は私が守る番だ。

”ぱんつ狩り”なんて本当はしたくないけれど仕方がないことなのだ。


「ちょめちょめ」 (これもそれも私が元の姿に戻るためよ)


今のところ”カワイ子ちゃんの生ぱんつ”は16枚集めてある。

残り84枚だから道のりはだいぶ長い。

だから、今回の狩りでたくさん手に入れる予定だ。


「ちょめちょめ」 (で、どこに転移するかよね)


王都に行けば人もたくさんいるからぱんつを探しやすい。

ただ、ちょめジイの注文はセクシーなぱんつだからセクシーなぱんつを履いている女子を探さないといけないのだ。

となると必然と大人女子に絞り込まれて来る。

セクシーなぱんつを履いているなんて今夜、勝負をしようとしている女子だけだ。

だけど、大人女子に絞り込むと”カワイ子ちゃん”に会える確率が下がってしまう。

ちょめジイ好みの”カワイ子ちゃん”は幼さと色気のある女子だからだ。


「ちょめちょめ」 (ちょめジイはロリコンだからな~。大人女子じゃ難しいかも)


かと言ってターゲットの年齢を下げるとセクシーぱんつに出会える確率が下がってしまう。

ティーンでセクシーぱんつを履いている女子なんてごく希にしかいないからだ。

かくいう私だってセクシーなぱんつはまだ持っていなかった。

14歳で勝負しようだなんて思わないから下着はカワイイものしか選ばない。


「ちょめちょめ」 (どちらを選ぶかが問題ね)


セクシーぱんつを選べば大人女子になるし、カワイ子ちゃんを優先させれば女子高生になる。

ちょめジイは”カワイ子ちゃんの生ぱんつ”じゃないと受け入れてくれないから必然と後者になるだろう。


「ちょめちょめ」 (決めたわ。女子高生をターゲットにしよう)


仮にセクシーなぱんつに出会えなくても”カワイ子ちゃんの生ぱんつ”であればポイントは稼げる。

ここはセクシーなぱんつを優先させるよりもポイントを稼ぐことに重きをおいた方がいい。

少しでも多くのぱんつを手に入れることができれば目標に近づくことができるからだ。


「ちょめちょめ」 (それでは目的地へ転移だ)


私は転移の指輪を取り出すと魔力を込めて目的地へ転移した。


私が選んだ場所はセントヴィルテール女学院だ。

セントヴィルテール女学院のレベルの高さはわかっているから選んだ。

ルイミンもマルゲも、あのナコルでさえ”カワイ子ちゃん”レベルに達している。

それを考慮すればセントヴィルテール女学院は宝の山だと言うことが予想できる。

全部が全部”カワイ子ちゃん”と言う訳じゃないけど密度は高いはずだ。


「ちょめちょめ」 (それにセントヴィルテール女学院はお嬢様学校なのよね)


そこいらの女子高よりも質の高い”カワイ子ちゃん”が集まっているはずだ。


私はセントヴィルテール女学院の校門前に立って校舎の方を眺める。

グラウンドには体操着に着替えた生徒達が体育の授業を受けている。

さすがに半袖にブルマと言う萌える格好じゃないけど貴重な景色だ。


「ちょめちょめ」 (やっぱりブルマは紺色よね)


赤ブルマや緑ブルマも見かけるが一番エロいのは紺ブルマだ。

学校指定の体操着と言う付加価値が付くので余計に萌えるのだ。

現代ではAV以外では紺ブルマは見かけないから少し残念に思える。

意中の男子を魅了するならば紺ブルマを履いていれば間違いない。


「ちょめちょめ」 (私も随分と変態になったものだわ。これもそれもみんなちょめジイのせいよ)


ちょめジイの要求を聞いているうちにいつの間にか男子目線を手に入れていた。

ぱんつを見るだけでエッチな気分になってしまうから相当染められてしまっている。

このまま行けば私は男子以上の変態になってしまうかもしれない。


「ちょめちょめ」 (まあいいわ。エッチな女子も男子にウケるから)


ついでに私は以前よりポジティブになっている。

大抵のことは乗り越えられるから強くなったのだろう。

まあ、異世界に転移させられてちょめ虫として生きているのだから当然のことだ。

世の中にはびこっているおばさんぐらいの生命力はあるはずだ。


「ちょめちょめ」 (さて、まずは”カワイ子ちゃん”を探さないとね)


私は辺りをキョロキョロと見回して”カワイ子ちゃん”がいないか探す。

グラウンドで体育の授業をしている女子生徒の中にも”カワイ子ちゃん”はいたが体操着だ。

体操着の上からもぱんつは盗れないことはないがどんなぱんつを履いているかわからない。

テレキネシスを使って体操着をはぎ取ればぱんつを見れるが騒ぎになってしまう。

なるべく人知れずぱんつを奪って数を積み上げて行きたい。


「ちょめちょめ」 (とりあえず校舎内に潜入よ)


私はグラウンドで体育の授業を受けている女子生徒達を無視して校舎に入って行く。

玄関の扉は空いていたので簡単に校舎の中へ潜入することができた。


「ちょめちょめ」 (まずは女子生徒を探さないと)


玄関を抜けて廊下に出てみるが女子生徒達の姿は見られない。

まだ授業中のようなのでみんな教室の中で授業を受けていた。


「ちょめちょめ」 (授業中か。さすがに扉を開けて入って行く勇気はないわね)


擬態すれば姿を眩ませられるが扉が開いたらみんな驚くだろう。

誰もいないのに扉が空いたなんて怪奇現象でしかないからだ。

なるべく騒ぎを起こさずに目的を達成しないといけない。


「ちょめちょめ」 (とりあえず授業が終わるまで校舎の中を散策していよう)


私は誰もいない静かな廊下を歩きながら校舎の中を見て回った。


みんなが授業を受けているのにひとり廊下を歩いていると授業をサボっている気になる。

遅刻した時はこんな感じだったから昔の記憶がありありと蘇って来た。


「ちょめちょめ」 (何だか私だけが特別って感じがするな)


私はセントヴィルテール女学院の生徒じゃないけれど校舎を歩いていると生徒になったような気分になる。

それはセントヴィルテール女学院が私が通っていた学校に似ているからだろう。

セントヴィルテール女学院ほど立派じゃなかったけれど雰囲気は似ている。


「ちょめちょめ」 (前の学校が懐かしいな。また、通学してみたい)


学校は好きな方じゃなかったけれど離れていると恋しくなって来る。

それはあたり前になっていた通学が突然なくなったからだろう。

今はちょめ虫だからわざわざ学校に通わなくてもいいのだ。


すると、目の前に空っぽになった教室の扉が開いているのが見えた。


「ちょめちょめ」 (この教室には誰もいないのね)


移動教室なのか教室の中に生徒は誰もいない。

代わりに机の上に制服が脱ぎ捨てられてあった。


「ちょめちょめ」 (もしかして、この教室ってグランドで体育の授業をしているクラスじゃないの)


制服が脱ぎ捨てられてあることからすると教室で着替えているのかもしれない。

普通は更衣室を使うものだけれど女子しかいないから教室でも問題ないのだろう。


私は机の上に飛び乗って脱ぎ捨てられていた制服をじっと見つめた。


「ちょめちょめ」 (何だかドキドキしてくるわ)


いけないことをしようとしている時の緊張感だ。

この制服の中には女子生徒の秘密が詰まっていると思うと興奮せざるを得ない。

同じ女子同士だけれど、とりとめもないほど心臓がバクバクして来た。


私はテレキネシスを使って制服を1枚ずつ持ち上げた。


「ちょめちょめ」 (上着にスカート、そして……)


期待するようなものは置かれていなかった。

まさかぱんつを脱いで体操着を直履きする生徒なんてどこにもいない。

そんな変態な女子生徒がいるとすれば、すぐに捕まっているだろう。


「ちょめちょめ」 (ここに男子がいたら、きっと制服の匂いを嗅いでいるのね)


私はそこまで変態じゃないから制服の匂いは嗅がない。

どうせ女子生徒が使っている香水の匂いしかしないからだ。

女子は匂いに敏感だから汗臭くならないように予防している。

だから、身につけるものにはお気に入りの香水をかけておくのだ。


「ちょめちょめ」 (でも、カワイイ制服ね。これだから人気があるのね)


女子は制服で学校を選ぶと言っても過言でない。

カワイイ制服の学校は人気が高いから学校側もカワイイ制服を用意する。

そうして生徒を抱え込んで入学率を高めているのだ。

生徒が多ければ国から補助金がもらえるから学校運営も楽になる。

おまけに先生達の質も高くなるので進学率も自ずと上がって行くのだ。


私が通っていた学校は中の下ぐらいの学校だったからあまり人気がなかった。

ただ、家から近かったので通学はすごく楽だったのを覚えている。


「ちょめちょめ」 (あーあ。私の学校もこんな制服だったらよかったな)


今はちょめ虫だからこの制服を着ることもできない。

もし人の姿をしていたら間違いなく制服を試着していたはずだ。


私が空の教室でイケないことをしていると予鈴が鳴った。


「やっと休憩だ」

「肩凝っちゃった」

「先生の授業、説明が長いのよね」

「あれじゃあ居眠りしちゃうよ」


隣の教室の扉が開いて女子生徒達が飛び出して来る。

手を伸ばして伸びをしたり肩を回したりしていてお疲れのようだ。

私は擬態をして姿をくらますと出入り口から廊下の様子を眺めた。


「ねぇ、トイレ行かない?」

「行く行く」

「メイク直さないといけないしね」


そう言いながら女子生徒達は連れションに向かった。


女子はひとりでトイレに行くことはしない。

大抵の場合、友達を連れ沿って連れションする。

しかもトイレがやたらと長いから行列ができてしまう。

なので休憩時間中にトイレをすませるならば遠くのトイレに行った方がいい。


「ちょめちょめ」 (連れションだなんて女子あるあるだわ)


男子と違っておしゃべりばかりしているからやたらと長い。

トイレぐらいさっさとすませればいいと思うが女子は違うのだ。

トイレ=女子と言うぐらいトイレと女子は密接関係になっている。

”トイレの○子さん”が流行ったのもこのことが関係しているかもしれない。


「ちょめちょめ」 (けど、これも青春のひとつかもね)


大人になったら連れションなんてしている暇はない。

仕事に追われているからとにかく時間を節約するのだ。

大人になって連れションに行くのは休日ぐらいなものだろう。


すると、グラウンドで体育の授業をしていた女子生徒達が教室に戻って来た。


「あちーぃ。朝からマラソンなんてしんどいよね」

「食べたものが出て来ちゃいそうだわ」

「これから4時限もあることを考えると憂鬱だわ」

「早くお昼にならないかな」


女子生徒達は大股を広げて椅子に腰かけてだらしのない格好をしている。

これも女子高ならではのあるあるな風景だ。

異性の目を気にしなくていいから素が出るのだ。

これでもし、クラスに男子がひとりでもいたら違っていただろう。


「ちょめちょめ」 (全く見ていられないわ。もっと女子を意識しなさい)


あまりのだらしのない格好に小言を言いたくなってしまう。

この場に女子生徒達のママがいれば叱られていただろう。

家でもこんな感じだとすると先が思いやられてしまう。

まあ、女子は生まれた時からおばさん遺伝子を持っているから仕方ないのだけれど。


「そんなことより早く着替えないと授業がはじまっちゃうよ」

「次の授業って数学の笹沢だっけ?」

「あいつスケベそうな顔をしているから喜んじゃうわ」

「笹沢に見られたら最悪だわ。はやく着替えちゃおう」


女子生徒達は次の授業のことを考えて慌てて体操着を脱ぎはじめた。


「ちょめちょめ」 (いやーん。そんなにも惜しげもなく脱がないでよ)


女子生徒達は色とりどりの下着姿に変わる。

その場にいる私でさえ恥ずかしくなってしまうほどだ。


下着はカワイイ下着が多くてさすがは女子高生と言ったところだ。

ただ、中には攻めた下着を身に着けている女子生徒もいた。


「えっ、それって勝負下着?透けているじゃん」

「あはっ。今日、彼氏とデートなんだ」

「もしかして今日決めるつもり?」

「雰囲気に任せるけれどそうなった時のためにね」

「いーな。私なんて彼氏もいないんだよ」

「その内できるわよ」


攻めた下着を身に着けていた女子生徒は少し誇らしげだ。

女子生徒達を出し抜いて大人になろうとしているから余裕があるのだろう。

ただ、女子高生の分際でスケスケ下着なんて背伸びし過ぎだ。

スケスケ下着姿を見たら彼氏も止められなってしまう。


「ちょめちょめ」 (女子高生のクセに勝負下着だなんて生意気だわ)


勝負下着なんて大人になってから身に着けても遅くはない。

女子高生はちょめごとにかまけているより青春していた方がいいのだ。


「ちょめちょめ」 (こんな不良娘にはお仕置きをしないといけないわね)


私は攻めた下着を身に着けている女子生徒の背後に回り込む。

そしておもむろにちょめリコ棒を取り出すとぱんつに狙いを定めた。


ちょめリコ。


ちょめリコ棒でぱんつを突くとスケスケぱんつがちょめリコ棒に吸い込まれた。


「キャッ!」


攻めた下着を身に着けていた女子生徒はお股を隠しながらしゃがみ込む。

そして辺りを見回しながらなくなったぱんつを探し回った。


「どうしたの?」

「ぱんつがなくなったの」

「ぱんつがなくなったって」


攻めた下着を身に着けていた女子生徒の言葉を聞いて他の女子生徒は困惑顔を浮かべる。

急にぱんつがなくなるなんてあり得ないから驚いていたのだろう。

しかし、攻めた下着を身に着けていた女子生徒のぱんつはなくなっていることに気づいた。


「あまり見ないでよ、恥ずかしい」

「とりあえず体操着を履いて」

「そうする」


攻めた下着を身に着けていた女子生徒は直履きのまま体操着を身に着けた。

きっとぎこちない感触を味わっていたことだろう。

下着を身に着けないで体操着を着ることなどないからだ。


「でも、どうして急にぱんつがなくなったのかしら」

「変態が潜んでいるんだよ」

「えーっ、知らないうちにぱんつを脱がされたの」

「そうとしか考えられないよ」

「もしかして透明人間?」

「かもね」


そうあり得ないことを話しながら女子生徒達はあたりを見ながら警戒する。

”透明人間がいる”だなんて近いことを指摘されたので私も思わずギクリとした。


「透明人間の変態なんてどうやって身を守ればいいのよ」

「全く、どこのどいつよ」

「女の敵ね」


女子生徒達は最終的な答えに行きつくと一致団結をしはじめる。

”女の敵”と言う共通の敵ができたから団結力が上がったのだ。


「でも、どうやって捕まえる?」

「ぱんつが狙いならぱんつで釣ればいいのよ」

「えーっ、私嫌だよ」

「私も」

「変態にあげるぱんつなんて履いていない」


女子生徒達は誰のぱんつを囮にするのかで迷ってしまう。

誰も生け贄にはなりたくないから手を挙げる女子生徒はいなかった。


一方で私はこれをチャンスと見てぱんつ狩りを続ける。


セクシーなぱんつを履いていたのはひとりだけではなかったからだ。

白スケのぱんつ以外にも黒のぱんつやフリル付きののぱんつまで揃っていた。

みんな彼氏がいると言う訳ではなくお洒落でセクシーなぱんつを履いていたのだ。


ただ、私からしてみたらみんな邪道に映ってしまうのでお仕置きをすることに決めた。


女子生徒達の死角に回り込んでこっそりとちょめリコ棒を構える。

そして狙いを絞り込むと迷うことなくセクシーなぱんつを突いて行った。


ちょめリコ。


ちょめリコ。


ちょめリコ。


セクシーなぱんつは続けざまにちょめリコ棒の中に吸い込まれて行く。

それに合わせるかのようにぱんつを奪われた女子生徒が悲鳴を上げた。


「キャーッ」

「何よ、これ」

「ちょっと。止めてよ」


女子生徒はお股を隠しながら恥かしいところが見えないようにしゃがみ込む。

その様子を見守っていた他の女子生徒達がキョロキョロと辺りを見回した。


「どこに隠れているのよ」

「出て来なさい」


しかし、どこを見回しても変態の姿は見つけられない。

教室にいるのは女子生徒達だけで他の者はいない。


「ちょっと何よ、これ」

「変態の姿が見えないんじゃ防ぎようがないわ」

「もう。そんなにぱんつが欲しいなら自分で買えばいいじゃない。なんで私達から盗るのよ」


それは”ぱんつ泥棒”に聞くしかない。

実際に女子生徒達からぱんつを奪ってみて興奮を覚えた。

イケナイことをしてしまう興奮で胸がいっぱいになっている。

きっと世の中の”ぱんつ泥棒”も同じような興奮状態にいるのだろう。

日常では感じることのない興奮が後押ししているのだ。


「とりあえず他のみんなは早く着替えて。犯人を捜すのはその後よ」


他の女子生徒達はこぞって着替えをしはじめる。

もたもたしていれば被害者になってしまうからだ。


私はそんな女子生徒達を選り好みしながらターゲットを絞り込んで行く。

さすがに4枚もセクシーなぱんつを集めてしまうとターゲットがいなくなる。

他の女子生徒達は普通のカワイイぱんつを履いているのでターゲットにならなかった。


「ちょめちょめ」 (ここならぱんつ盗り放題だと思ったけど、そううまくはいかないわね)


私が次のターゲットがいないか探し回っている間に女子生徒達は着替え終わっていた。


「着替え終わったよ」

「私もOK」

「こっちもいいわよ」


着替え終わった女子生徒達は辺りを警戒しながら身構えている。

どこから変態の透明人間が飛び出して来ても対抗できる状態だ。


「とりあえず教室の扉を閉めて」

「わかった」


女子生徒達は手分けをして変態確保に動きはじめる。


「これで逃げられないわ。隠れていないで出て来なさい」

「いるんでしょう。わかっているのよ」


女子生徒達は誰もいない場所を見つめながら犯人に威嚇しはじめる。


「ちょめちょめ」 (そろそろ潮時ね。窓から出て壁を這って逃げよう)


私は壁をよじ登って窓から出ると壁を伝って隣の教室へ移動した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ