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第一話 いたいけないちごぱんつ①

ちょめジイと別れてからどれくらい歩いただろう。

行けども行けども森の中からは抜け出せない。

景色が変わらないから進んでいることさえわらかない。


(もーう。何でこんな姿になったのよ。みんなちょめジイの責任だわ)


腹立たしさを辺りにまき散らしても何も帰って来ない。

悶々とした初夏の暑い空気が漂って来るだけだ。


背丈よりも高い雑草の中にいるから細かなブヨみたいなのが飛んでいる。

私の頭の上を徘徊しながら吐き出す二酸化炭素を求めて踊っている。


(こいつらってどこへ逃げ回っても結局頭の上にいるのよね。しつこいったらありゃしない。まるでイケメンにつきまとうおばさんのようだわ)


重いどんよりとしたため息を吐きながら辺りを見回してみる。


どの方向を見回しても草、草、草の草ばかり。

アマゾンを彷彿とさせるようなジャングル地帯だ。


(こう言うところを歩くと決まってバッタが飛び交うのよね。ほら、言ってる傍から)


私が歩く度に草むらからバッタが空に飛び出して行く。

それはまるでバッタ達の舞台演出のように激しく飛び回る。

驚いて飛び回っているのだろうけど同じ虫なのだからそんなに驚かれてもと思ってしまう。

まあ、小さな虫からしたら私は30センチもある巨大な虫なのだけれど。

バッタの方も私のことが巨人と見えているのでしょうね。


(それにしても暑いわ。草が生い茂っていて風通しが悪いから空気が籠ってる)


もうすっかり体は汗まみれで滝のように汗が流れ落ちている。

ちょめ虫も汗をかくなんてちょっとした発見だけれど意外と人間に近いのかもしれない。

肌感覚も敏感で人間であった頃のような新鮮な感覚を感じている。

草が肌に触れてこそ痒いような感じだけれども新鮮だ。


(ちょっと喉が渇いて来ちゃったわ。どこかに水分を補給できる場所はないかしら)


普通に考えても森の中で水を補給できる場所などない。

雨でも降れば草についている露で喉を潤せるけれど空を見上げても雨が降る気配もない。

空は雲一つなく晴天が広がり太陽が燦燦と照りつけて辺りの温度を上げている。


(ちょめジイから水筒をもらっておくべきだったわ。ちょっと後悔)


すると、草の茂みの奥から微かではあるがチョロチョロと水の音が聞えて来た。

それは不規則な音色を奏でながら森の中へと響きわたっている。


私はその音色に誘われるように草を掻き分けて音のする方向へ歩いて行った。


(いやーん。小川じゃない。ここへ来ての小川はラッキーだわ!)


小川は50センチほどの幅しかなく僅かな水がチョロチョロと流れている。

山から染み出している湧水らしく、向こう側が透けて見えるほど水がキレいだ。


私は体を捩って首を頭を下げるとバランスを崩して倒れてしまった。


(ブハーッ。何よ、この体。ちょっとだけ頭を下げただけなのに)


まだ、この体になってから慣れていないせいかうまく体が動かせない。

おかげで小川に顔からダイブしてしまい必要以上に水を飲んでしまった。

喉は潤せたけれど全身ずぶ濡れだ。


(えーぃ、こうなったら……ダイブだ!)


私はさほど深くもない小川に飛び込んで水浴びをする。

汗でべとべとになっていたから返って気持ちが良い。

もう少し深ければ泳ぐこともできたけれどこれで我慢だ。


私は体をコロコロと転がしながら馬が砂をかけるように水をかける。

そして体にへばりついていた汗をきれいに洗い流した。


(やっぱり夏は水浴びよね。人間のままだったら服を脱がなければいけないけれど今はちょめ虫だから関係ない)


服を着ていないから裸なのだけれど裸になっているという感覚はない。

だから他の誰かに見られても恥ずかしくないのだ。


バシャバシャバシャ。


私は幼い子供のように小川で水浴びをした。


(さっぱりしたわ)


ただ、犬のように体を震わせて水を切ることができないから自然乾燥を待つしかない。

ちょっと濡れて気持ち悪いけれど乾くまでは我慢だ。


すると、風の流れに乗って香ばしい匂いが私の鼻をついた。


(何だか美味しい匂いがする……)


クンクン、クンクン。


ちょめ虫に鼻があるのかわからないけど確かに香ばしい匂いがする。

生肉の焼ける匂いのような魚の焼ける匂いのようないろんな美味しい匂いが混ざってる。


グー。


少し気持ちを緩ましたらお腹が鳴った。


(そう言えば朝からお菓子しか食べてないのよね)


『アニ☆プラ』のサードシングルを手に入れるため早起きして書店で並んでいた。

私が一番かと思ったら前乗り組10人ほど列を作っていたのよ。

何時から並んでいるのか聞いて見たら昨日の晩からと言っていた。

まあ、『アニ☆プラ』の人気からすればあたり前のことなのだけど。


本当だったら私も前の晩から並びたかったのだけど未成年だからね。

年端もいかない14歳の女の子が外で夜を明かすなんて危険だから。


(うーん。もう我慢できない)


私は香ばしい匂いのする方向へお尻を振りながら歩いて行った。


香ばしい匂いはちょうど川下の方から流れて来ている。

近づくほど匂いの濃度が増して行って私の食欲をここぞとばかりに擽る。

その度に私のお腹は香ばしい匂いに反応するようにグーグー鳴った。


(この匂いって焼きそばの匂いかしら。ソースの焦げる香ばしい匂いがする……)


ゴクリ。


余計に食欲が刺激されて私は思わず生唾を飲み込んだ。


想像するだけで口の中が涎でいっぱいになる。

焼きそばを食べるだけでなく焼きそばに塗れてみたい気分だわ。

ギトギトのソースに塗れて焼きそばといっしょに焼かれてみたい。


そんなことを頭の中で妄想していると突然、目の前に大きな影が現れた。

私よりも身長がはるかに大きくて私を見下ろすように上から覗いている。

ちょめジイほどの大きさはないけれど私から見たら巨人そのものだ。


ジー。


巨人は膝を折ってしゃがむとその大きな眼で私を見つめる。

とっさに逃げようと思ったけれど体が固まってしまっていて動けない。

まるで”蛇に睨まれた蛙”状態そのものだった。


(これは絶対絶命のピンチだわ。こんなところで巨人に捕まったら何をされるかわからない)


頭の中では危険信号が上がっていても体が全く言うことをきかない。

すると、巨人が落ちていた棒を拾い上げて私を棒でつついて来た。


(ツンツンしないでよ。私はう○こじゃないのよ)


「キャッキャッ。キノコ、キノコ」


巨人は私のことをキノコと思ったらしく必要に棒でツンツンして来た。


よく見れば大男じゃなくて年端の行かない5歳ぐらいの女の子だ。

紅いワンピースに白色のブラウスを着ていて可愛らしい格好をしている。

髪はこげ茶で肩まで伸びていて頭の上で角のようにちょこんと髪を縛っている。

生まれたばかりの赤ちゃんと思えるようなほど肌はスベスベでモチモチだった。


「ちょめ、ちょめちょめちょめ」 (お嬢ちゃん。私はキノコじゃないのよ。いい子だからママのところへ帰りなさい)

「キノコがしゃべった」


私が思わず口を開いてしまったことで女の子はますます興味を持ってしまう。

喋るキノコなんて世界のどこを探してもないのだから無理もない。

ただ、私はキノコじゃなくてちょめ虫なのだ。


ツンツン、ツンツン。


女の子はツンツンすれば私が喋ると思っているようでツンツンしまくって来る。


ツンツン、ツンツン、ツツツツツツツツン。


(ちょっと、”16〇射”しないでよ。私はボタンじゃないのよ)


明らかに女の子は悪ノリをして棒でしきりに私をいびって来る。

子供だから許してあげようかと思ったけれど私にはできそうにもない。

”おこちゃまなのね”と揶揄されても許せることと許せないことはあるのだ。


「ちょめ!」 (もう、許さないからね!)


私の威勢が伝わったのか女の子はツンツンするのを止めて私をじっと見つめる。


「ちょめ」 (何よ、その目は。誤ったって許してあげないからね)

「ムフフフ」


そういやらしく笑うと女の子は私の首を鷲掴みにして持ち上げた。


「ちょめ……」 (ぐぅぅぅ……く、苦しい。し、死ぬ)

「キャハハハ。キノコ、キノコ」


女の子は力任せに私の首を握りしめるので私の顔はだんだんと青くなって行く。


このくらいの年頃の子供は力加減を知らないからめちゃくちゃ締め付ける。

まるで女の子の家にある使い古した大きなぬいぐるみのようだ。

私(ちょめ虫)はグニャグニャしているから余計に楽しいのだろう。


「ちょめ……」 (た……たじゅけて)


悲しいかな。

こんな危険な状態にあるのに「ちょめ」としか話すことができないなんて。

これもそれもちょめジイが余計な設定にするからいけないんだ。

もし、このピンチから逃れることがあったら思いっきり文句を言ってやろう。


すると、女の子は私を大きく振り回してから地面に叩きつけるようにポイした。


(ゼェゼェゼェ……た、助かった。なんて破壊力なの。子供はある意味、最強だわ)

「キノコ、キノコ」


女の子の言葉に振り向くと女の子は片足を大きく持ち上げている。

そして私を踏み潰すように持ち上げた足を勢いよく下ろした。


(フギャッ!)

「キャハハハ。キノコ、キノコ」


女の子は楽しそうに私をグニグニ踏み潰しながら笑っている。

その度に私の顔はうどんのように平たく潰れてぺちゃんこになった。


(ちょっと、止めてよ。どんなプレイよ。人の顔を踏みつけにするなんて。教育上よくないわ。親の顔が見てみたい)

「キノコ、キノコ」


(もーっ。私を踏んでいいのはななブーだけなの。”ななブー、私をもみくちゃにして”いやん)

「キノコ、キノコ」


(さっきっからキノコ、キノコ言っているけれど私はキノコじゃないの。ちょめ虫なのよ……くぅ、認めちゃったわ)

「キノコ、キノコ」


私の痛みなど露知らず女の子は私を踏みつけにして楽しんでいる。

まあ、女の子程度に踏まれても激痛ってほどの痛みはないんだけど。

体がちょめ虫だからなのか人間より痛覚は鈍いようだ。

それでも――。


「ちょめっ!」 (もう、止めなさい!本当に怒るわよ!)


腹の底から声を振り絞って叫ぶと女の子のいびりが止まった。

大声を出した私を警戒してるようで、そのクリクリなお目めでじーと見ている。


やっぱり聞き分けのない子供にはちゃんと怒らないとダメね。

犬ですらお座りするぐらいだから子供だってちゃんとしないといけない。

でないと言うことの聞かないバカ犬に成り下がってしまうのだから。


しかし、女の子はそれ以上の大馬鹿者に成り下がって私のほっぺを掴んで来た。

グイーン、グイーンと両方の手で逆方向に引っ張って私の顔を千切ろうとする。


「ちょめ……」 (ぐぅぅぅ……やめてよ)

「キャハハハ」


あいにく私の顔は大きく歪むだけで千切れることはなかった。

まあ、千切れていれば女の子もろとも血まみれになっている。

そうならなかったことにホッと胸を撫で下ろす。

でも――。


(何で子供ってバカなのかしら。ダメって言われたことを平気で無視して飽きるまで繰り返しやるんだから。まるでボールに夢中になっているバカ犬と同じだわ)


私の顔が横に伸びて歪むたびに女の子は頬を丸くさせて喜んでいる。

やられてる方からしたら、これのどこが面白いのか全く理解できない。

私の頬を引っ張って、顔を横に伸ばして、またもとに戻す。

これのどこが面白いの。

誰か教えて。


「キノコ、キノコ」


女の子はツボにハマったのか私の思いとは裏腹にひっきりなしに私の頬を引っ張って喜んでいる。


(こうなったらお終いだわ。もう、好きにして。飽きるまで待つだけだわ)


それからどのぐらい時間が経ったろうか、女の子は飽きるまで遊ぶとまた私をポイした。


「ちょめ……」 (ふーぅ。やっと解放されたわ)

「しゃべるキノコ、しゃべるキノコ」

(今頃かい!)


女の子のわかり切ったフリに思わず乗りツッコミをしてしまう。


こう言うのはついテレビを観ているとやっちゃうのよね。

ウケを狙ってと言う訳じゃないけれど定番て言うのかな。

とかく年頃の私達世代はハマりやすいのよ。


そんなことを考えていると女の子は私の顔を鷲掴みにしてモミモミしはじめる。

女の子の小さな手でモミモミされている感覚が肌を伝って感じとれる。

よく言えばマッサージされているような気分だけれどただ遊ばれているだけだ。


「もっとしゃべって。もっとしゃべって」

(私はブーブークッションじゃないの。そんなことされて喋るほどお人好しじゃないの)

「……」


私が沈黙を保っていると女の子は諦めることもなく今度は体をモミモミしはじめた。


「ちょめっ」 (ブーッ……くすぐったい。猫じゃらしで背中を撫でられているような気分だわ)

「しゃべった、しゃべった。キノコがしゃべった」


「ちょめーっ!」 (勘のいい子ね。私の弱点が横腹であることを見抜くなんて。ブーッ。キャハハハ……お腹がよじれる)

「キャハハハ。おもしろい」


見た目ではわかりにくいかもしれないけれど私はお腹がよじれるほど笑わされている。

弱点である横腹を集中的に狙われているから笑わざるをえない状況なのだ。

みんなも一度は経験があるだろうが弱点をコチョコチョされるのは一番効果的だ。

相手が反応を見せるとさらにエスカレートしていってコチョコチョを止めない。

今、まさに女の子と私はそう言う間柄だ。


やっと解放される頃になると私は放心状態になっていた。


(ゼェゼェゼェ、拷問だわ……。子供の遊びにつきあっているママの苦労がわかるわ)


すると、女の子の関心が他に移ったのか、地面を掘りはじめる。

小さな穴ができると小川の水を掬って入れて土と混ぜ合わせる。

子供がよくやる泥んこ遊びをはじめたのでようやく安堵できた。


(お子ちゃまなんだからそうやって泥んこで遊んでいる方が似合うわ。さて、この隙に逃げよう。いつまでお子ちゃまのおもちゃになっている場合じゃないわ。私にはやることがあるのよ)


私はソロリソロリと女の子に気づかれないように後ろに回り込んで逃げる準備をはじめる。

普通に逃げても簡単に捕まってしまうからこっそり逃げないといけない。

何せ赤ん坊よりも歩くスピードが遅いから逃げるのにも一苦労だ。


私が後に回り込んでも女の子は気づきもせずに泥んこ遊びに夢中になっている。


(こうして俯瞰して見るとカワイイのだけどね)


すると、女の子は急に後ろを振り向いて私の首根っこを掴んだ。


(ぐふっ……)

「おけしょう、おけしょう」

(ちょっと、お化粧って。その泥んこを私につけるつもりじゃないわよね)


予感は当たるもので女の子はもう片方の手で泥んこを掴むと私の顔に塗りつける。


(やーん、止めてよ。私はお人形さんじゃないのよ)

「おけしょう、おけしょう」


私がもがいても女の子は手を放さず私の顔を泥まみれにした。


(こうしておもちゃは汚れて行くのね。ようやくおもちゃの気持ちがわかったわ……グスン)

「キノコちゃん、かわいい」

(どこがカワイイのよ。顔中泥まみれになって。きっと今の私のビジュアルは卑猥なのだわ。せめて頭全部を泥で塗りたくってよ。そうすれば”き○この山”になれるわ)


私の気持ちとは裏腹に女の子は満足したようにニンマリと笑みを浮かべる。

そして私を持ち上げると今度は小川の方へ歩いて行って私を川に放り込んだ。


「キノコちゃん、おふろのじかんですよ」

(ブハーッ。今度は水責め。なんてアダルティーな女の子なの)

「きもちいいですか」

(ブクブクブク……ブハーッ。し、死ぬ)


女の子のお世話は私を強引に小川に押しつけて汚れを落とす荒業だ。

すっかり私のことをおもちゃだと思っているようで全く容赦がない。


(この子はきっと将来、女王様になっているわ……恐ろしい)

「きれいになりました」

(ハァハァハァ……ようやく女の子の拷問が終わったわ)

「ふきふきしないとカゼをひいちゃいますよ」


そう言いながら葉っぱをタオルに見立てた女の子は葉っぱで私の体をゴシゴシする。

葉っぱのザラザラが肌を刺激したうえ、べっとりと葉っぱが肌について気持ち悪い。

まるで草餅になったような気分だ。


「つぎはパックをしましょうね」


そう言いながら女の子は再び手に泥をいっぱい取ると手をこすり合わせる。


”どこでそんなことを覚えたのよ”とツッコミを入れたくなったがそれより前にシバかれた。


(んーもう。せっかくキレイになったのにまた汚さないでよ。私はヨゴレじゃないのよ)

「ちゃんとぬりぬりしないといけません」


女の子は私の顔に泥を塗りたくると満足気な顔を浮かべる。


こんな風に小さな女の子におもちゃにされるなんてあんまりだわ。

私がどんな悪いことをしたって言うのよ。

確かにななブーの握手会のチケットを手に入れるために他のメンバーのグッズは売り捌いたわ。

だけどそれはみんなやっていることなの。

推しをセンターにするためには私達ファンの応援が大事なの。


(わかるでしょう。このファンの宿命を)


ペタペタ。


(わからないわね……グスン)


私の気持ちなど微塵も察することなく女の子はおままごとに夢中だ。

今度は泥で団子を作って私の口元に強引に押しつけて来る。


「ごはんのじかんですよ。はい、あーんして」

(ペッペッ。そんなの食べられる訳ないでしょう。そう言うのは真似事だけで終わらせるものなの)

「わがままはダメです。ちゃんとたべなさい」

(ブーッ。し、死ぬ)


こうして女の子による私への拷問はしばしの間続いた。

もちろん私に拒否する権利もなく強引に押し切られる。


こうなってしまったのは私の運の悪さとちょめジイのせいだ。

”カワイ子ちゃんの生ぱんつ”を奪おうだなんて考えることが悪いのだ。

後で解放されたらちょめジイにたっぷりと文句を言ってやろう。


そんなことを頭の中で考えながらただひたすら時間が過ぎるのを待った。


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