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第六十一話 あどけないひよこぱんつ①

「こんなところで何をしているの?」

「見ればわかるだろう」


食事をしている少女に声をかけるとずっけんどうな対応をされる。


「それより、その格好は何だ。追剥ぎにでもあったのか」

「ううん。家を抜け出して来たの」

「見かけによらず不良娘だな」

「へへへへ」


ルイは照れ笑いをしながら少女の向かいに腰を下ろした。


誰が見ても裸足でパジャマ姿をしていたら不振がるものだ。

少女が指摘した通り追剥ぎにあったら、こんな格好になるのだろう。

ただ、ルイが正直に答えると少女はとりあえず納得してくれた。


「名前は?」

「ルイよ」

「この辺に住んでいるのか?」

「精霊の森の外れにお家があるわ」


少女が何者かわからなかったが正直に答えた。

ここで嘘をついたとしても何にもならないからだ。

それに心を通わすことができたら友達になれるかもしれない。

ルイは私以外の友達はいないから友達を作ることに興味があるのだ。


「私はナコルだ。王都から来た」

「王都から来たの。王都ってどんなところ」

「おいおい。そんなに近寄るんじゃねぇ」

「ごめんなさい」


ナコルの口から思いも掛けない言葉が飛び出したのですぐさま反応してしまう。

王都は行ったこともないし、話で聞いているぐらいしか知らないから惹かれるのだ。

それに王都にはルイが憧れているアイドルがたくさんいるから関心が強い。


「とりあえず、これを飲んで落ち着け」

「コーヒーはちょっと」

「ちゃんとミルクをたっぷり入れておいたから大丈夫だ」

「うん」


ナコルにミルクたっぷりのコーヒーを薦められたのでカップを受け取る。

カップはほんのり温かくてコーヒーの香りとミルクの香りが混ざっている。


ルイは、フーフーと息を吹きかけて冷ましてからミルクたっぷりのコーヒーを飲んだ。


「どうだ?」

「甘くておいしい」

「だろう。私、特性のチョココーヒーだ」

「この甘いのはチョコだったのね」


コーヒーの苦みはミルクでマイルドになっていて隠し味のチョコがいい味を出している。

苦過ぎず、甘すぎず、子供のルイでも楽しめる味だ。


「それでルイは王都へ行ったことがないのか?」

「うん」

「一度もか?」

「うん」

「うへぇ~、そんな奴がいるなんてな」

「ルイの家ではあたり前だよ。お姉ちゃんだって1度しか王都へ行ったことがないし」


ルイの答えを聞いてナコルは驚きと呆れ顔を同時に浮かべる。

王都育ちのナコルからしたら信じられないことなのだ。


「この辺りなら王都からそんなに離れていないのに王都へ行ったことがないなんて。とんだ田舎者だな」

「ルイの家は自給自足をしているから王都で買い物をしなくても大丈夫なの」

「そう言うのを田舎者って言うんだ」

「田舎者か。はじめて言われた」


ちょっと馬鹿にされているような気もしたが反論はしなかった。


「知り合った記念だ。こいつを分けてやる」

「サンドイッチ?これもナコル姉ちゃんの特性?」

「そうだ。パンは甘味が出るようぶどうパンにしている。塩気のあるハムと相性がいいんだ」

「パク……モグモグ」

「どうだ。うまいだろう」

「甘じょっぱくて美味しい」


ルイのママが作るサンドイッチには劣るが十分に美味しい仕上がりになっている。

ぶどうパンとハムを合わせるなんてことはしたことがないから衝撃的だった。

これでぶどうパンが程よく焼けていればもっと美味しかっただろう。


「腹が減っては戦はできないからな」

「ナコル姉ちゃんは何をしに、ここへ来たの?」

「ナコル姉ちゃんか。何だか照れるな」

「ごめんなさい。ナコル姉ちゃんのことをどう呼んでいいかわからなかったから」

「別に謝ることはないさ。私も結構気に入っているんだ」

「なら、ナコル姉ちゃんでいいんだね」


いきなり”ナコル姉ちゃん”だなんて踏み込み過ぎていたかと思った。

年下なのに”ナコル”だなんて呼び捨てにはできないから”姉ちゃん”をつけたのだ。

ただ、ナコルも気に入ってくれていたようで安心をした。


「私はおぼこぼさまを探しに来たんだ」

「私といっしょ」

「何だ、ルイもか」

「うん」


ルイとナコルはお互いの顔を見合わせてニコニコと笑う。


同じ目的を持った人間が出会うなんて珍しいことだ。

精霊の森に来る人間はきまっておぼこぼさまが目的だ。

だけど、精霊の森で出会うことは滅多にない。

それはおぼこぼさまを信じている人間が少ないからだ。

おぼこぼさまのことは語り継がれているが伝説になっている感もある。

だから精霊の森へやって来る人間は限られているのだ。


「ルイは何をお願いするつもりなんだ?」

「ルイはね、アイドルになりたいことと王都へ行けるようになりたいってことと病気を治してもらいたいことと……」

「まだあるのか?」

「いっぱいあるよ。全部、叶えてもらうんだ」


ルイは嬉しそうにニコニコしながら答える。


「願いごとはひとつじゃないといけないんだぞ」

「そうなの?なら、どれにしようかな」


ルイは頭の中で願いごとを思い浮かべながらどれがいいのか迷う。

どうせなら全部願いを叶えてほしいところだがひとつを選ばないといけない。

どの願いごとも捨てておけないから余計に悩むのだ。


「ルイは見かけによらず欲深いんだな」

「褒められちゃった」

「褒めてない」

「「キャハハハ」」


どこでも見かけるようなやり取りをしてルイとナコルは爆笑した。


思いの外、ルイとナコルの相性はいいようですぐに打ち解けた。

それはルイが純真で疑うことの知らない少女だったからに他ならない。

ナコルのようなイジメっ子でも気にせずに受け入れられるようだ。


「ナコル姉ちゃんの願いごとは何なの?」

「私?私は退……」

「たい?」

「たいしたお願いじゃないよ。それより、ルイは病気なのか?」


ナコルは願いごとを言いかけるとすぐに止めて誤魔化す。

”退”の後がすごく気になったがナコルは話題を変えた。


「うん」

「どんな病気なんだ?」

「お日様の光を浴びちゃいけないんだって」

「何だよ、それ。そんなんじゃ外に出られないじゃないか」

「そうだよ。ルイは昼間は家の中に閉じ籠っているんだ」


病気のことを聞かれてルイは顔を曇らせてシュンと小さくなる。

家族以外で病気のことを話すのは私を抜かせばナコルがはじめてだ。


「だから、そんな格好をしているんだな」

「うん。パジャマがルイの普段着なの」


ルイのママからは普段着を薦められたがルイは断った。

ずっとパジャマでいる方が楽だし、着慣れているからしっくりくるからだ。

それにルイのママが買って来るパジャマはカワイイのが多いから気に入っているのだ。


「病名はなんて言うんだ?」

「わからない。お医者さまでもわからないんだって」

「そうか……。そんなに重篤な病気なんだな」

「心配しなくていいよ、ナコル姉ちゃん。ルイは元気だから」


急にナコルの表情が暗くなったのでルイはニコニコしながら元気に振る舞った。


「こうしちゃいられないな。ルイを家に送り届けないと」

「そんなことをしなくてもいいよ。まだ、おぼこぼさまを見つけていないから」

「そんなことを言っている場合じゃないだろう。ルイの病気が悪化したら取り返しがつかないんだぞ」

「そんなことルイがよくわかっているよ。だけど、おぼこぼさまを見つけないと帰れない」


今、家に帰ったら何のために危険を冒したのかわからなくなってしまう。

ミクや両親に黙って出て来たのだから何としてでも成果を掴まないといけない。

こんなことができるのは今回限りだと思うから余計に気持ちが急いていた。


「もう、腹は括っているってことだな……よし、いっしょにおぼこぼさまを探そう」

「本当!」

「ああ。おぼこぼさまを見つけてルイの病気を治してもらうんだ。そうすれば全てがうまく行く」

「ナコル姉ちゃんがいれば百人力だよ」

「必ずおぼこぼさまを見つけよう」

「おー!」


ナコルの協力に感謝しながらルイは拳を振り上げて気持ちを高めた。


ひとりよりもふたりならばなんとかなりそうな気がしている。

それにナコルは地図を持っているから頼りにしてもいいだろう。

もし、道に迷ったとしても食料もあるからしばらくは凌げるはずだ。


「それじゃあ出発するぞ」

「うん」

「あっと、その前に」

「ん?」


ナコルはリュックを背負って出発しようとした時に足を止める。

そしてルイの足元を見てポケットからハンカチを取り出した。


「足を出せ」

「うん」


ナコルはハンカチでルイの足を包み込むように巻きつけた。


「これなら少しはマシだろう」

「ありがとう、ナコル姉ちゃん。でも、いいの?ハンカチが汚れちゃうよ」

「ルイが怪我をするよりマシだ。それにハンカチは洗えばキレイになるからな」

「ナコル姉ちゃんって優しいんだね」

「なっ、そんなことあるか」

「照れてる、照れてる」


人に褒められたことがあまりないのかナコルはすごく照れていた。

まあ、ルイのような純真で無垢な美少女から褒められたらうれしくなるのはわかるが。


「それじゃあ行くぞ」

「おぼこぼさまを見つけるぞー!」


ルイはナコルと手をつなぎながら精霊の森の奥へと進んで行った。


「ルイはひとりっ子か?」

「ううん。お姉ちゃんがいる」

「お姉ちゃんがいるってどんな感じだ?」

「どんな感じかなんて聞かれてもな……生まれた時からそうだったから特別な感じはしないかな」

「そうか……」


ルイが思いつくまま正直に答えるとナコルの顔が少しだけ雲った。


「ナコル姉ちゃんはお姉ちゃんはいないの?」

「生意気な弟しかいない」

「弟!いいな。私も弟がいたらよかったな。そうしたらめちゃんこかわいがってあげたのに」

「弟なんてろくなもんじゃないぞ。生意気だし、言うことはきかないし。ルイみたいな妹だったらどれだけよかったか」

「それはきっとナコル姉ちゃんの愛情が足りないんだね」

「何だよ、それ」

「愛情をかけて手塩に育てればどんなワガママな弟でも言うことを聞くようになるわ」

「そんな訳あるか」


ルイはミクから多大な愛情を注いでもらっているからそう思えるのだ。

はじめから生意気だって言っていたら弟の方もへそを曲げてしまう。

ナコルの方が年上なのだからもっと広い心で包んであげなければならない。


「ルイなんてね。お姉ちゃんが毎日、冒険のお話をしてくれるんだよ」

「ルイのお姉ちゃんは冒険者なのか?」

「違うよ。だけど、私のために毎日、精霊の森でおぼこぼさま探しをしてくれるんだ」

「優しいお姉ちゃんだな」

「うん。ルイ、お姉ちゃんのこと大好き」

「私の弟もそれぐらい素直だったらな」


ナコルはルイとミクの関係を知って羨ましそうな顔を浮かべた。


「ナコル姉ちゃんのことも同じぐらい好きだよ」

「本当か?」

「本当だよ。ナコル姉ちゃんも優しいから」

「くぅー。この言葉を私の弟に聞かせてやりたかった」


ルイの気持ちを知ってナコルは満足気そうに笑う。

そして頭の中に浮かんでいる弟の顔を払うようにかき消した。


「ねぇ、ナコル姉ちゃん」

「何だ?」

「今だけナコル姉ちゃんの妹でいてあげる」

「私に同情しているのか?」

「ううん。ナコル姉ちゃんも妹がいることを経験すればもっと優しくなるかな~と思ってさ。いや?」

「いいや。ルイのお姉ちゃんになってあげる」

「やったー!」

「じゃあ、行こうか、ルイ」

「うん」


ルイの思わぬ提案で今だけルイとナコルは姉妹になった。

一番、喜んでいたのはルイだけどナコルも負けじと喜んでいた。


それから二人は仲良く手をつなぎながら精霊の森を奥へと進んだ。


「だいぶ来たな」

「ぜんぜん、おぼこぼさまいないね」

「とりあえず今いる場所を調べよう」


そう言ってナコルはリュックから地図とコンパスを取り出した。


「それで今いる場所がわかるの?」

「ああ。コンパスで方角を調べればだいたいの場所はわかる」


ナコルは地図を広げてその上にコンパスを乗せた。


「針みたいなのがクルクル回っているね」

「その内、治まる」


しかし、コンパスの針のスピードは治まらずにクルクル回転したままだ。


「おかしいな。壊れているのか」

「……」


ナコルはコンパスを取って振ったり逆さまにしたりしながら確かめる。

けれど、破損している部分も見つからなくて壊れているようではなかった。


「もしかしたら精霊の森一体に強力な磁場があるのかもな」

「磁場?」

「簡単に言うと大きな磁石が埋まっているってことだよ」

「それなら何となくわかるような気がする」


ルイは学校へ行ったことはないが磁石遊びならミクとしたことがある。

あの時は紙の下に磁石を置いて紙の上の砂鉄が動く様子を観察した。

とても不思議な現象だったので魔法ではないかと思ったぐらいだ。


「仕方がない。しらみつぶしで探すぞ」

「おー!」

「ルイは元気だな」

「それはナコル姉ちゃんといっしょにいるからだよ」

「うぅ……嬉しいことを言ってくれるじゃねぇか。なんていい奴なんだ、ルイは」

「ナコル姉ちゃん。泣くのはおぼこぼさまを見つけてからだよ」


ルイは心が折れることなく元気に振る舞う。

その元気がナコルに飛び火してナコルも気持ちを高めた。


しかし、二人の気持ちとは裏腹におぼこぼさまは見つからない。

しらみつぶしで探すと言っても子供の力では、たかが知れている。

宛てもなく何時間も精霊の森を彷徨い歩いても何の成果もなかった。


「ダメだ。どこにいやがるんだ」

「おぼこぼさまいないね」


ナコルは、疲れたのでその場にへたり込んでしまう。

ルイはその傍に立ちながらへたり込んでいるナコルを見ていた。


すると、不意に精霊の森の中に住んでいる小鳥たちが鳴きはじめる。

空を見上げると東の空が明るくなりはじめていて月が消えかかっていた。


「もう朝かよ。今日はダメだな」

「でも、まだおぼこぼさまを見つけてないよ」

「いったん家に帰ってから出直した方がいい」

「イヤー。ルイはおぼこぼさまを探す」

「そうは言ってもな。この感じだと見つからないと思うぞ」

「それでもおぼこぼさまを探すの」


宥めて来るナコルの気持ちとは裏腹にルイは頑なに拒む。

それはこのまま帰ったらパパやママに怒られるからだ。

もしかしたら外出禁止になってしまうかもしれない。

だから、何としてでもおぼこぼさまを見つけたいのだ。


「パパやママに怒られることを心配しているのか?」

「……うん」

「それりゃな。大切な娘が家を抜け出しておぼこぼさま探しをしていたなんて知ったら目くじらを立てるだろう。しかも、ルイは外出することを止められているんだからな」

「だから、怖いの。もしかしたら二度と外出できなくなるかもしれないんだよ」


ルイは目にいっぱい涙を溜めて必死にナコルに訴えた。


「まあな。こればっかりは力になれそうにないよ」

「ナコル姉ちゃん、何とかして」

「そうは言ってもな……」


ナコルは気まずそうに頭を掻きながらルイをチラ見する。

ルイはルイでシクシク泣きながらナコルに訴えかけていた。


「あー、わかったよ。私が何とかしてやる。だから、もう泣くのはよせ」

「本当?」

「大切な妹のためだもんな。人肌脱いでやるよ」

「ありがとう。だから、ナコル姉ちゃん好き」

「おいおい」


ルイに抱き着かれてナコルはまんざらでもない顔を浮かべながら照れる。


「それじゃあ作戦会議だ。口裏を合わせておかないといけないからな」

「どんな作戦にするの?」

「ルイがひとりで家を抜け出したことにするとマズいから私が誘ったことしておくよ」

「でも、ナコル姉ちゃんとは今日、はじめて会ったんだよ」

「そこなんだ。以前よりルイと接点を持っていたように装わないといけない」


ルイの鋭い指摘にナコルは腕を組んで考え込む。


ナコルがルイを誘うならばずっと前から知り合いであったことにしないといけない。

ただ、ルイは家に籠りっきりなのでどう考えても他の人と接点を持つことは不可能だ。


ナコルは眉間にしわを寄せながらいいアイデアが降りて来ないか待つ。

すると、ルイにいいアイデアが降りてきたようで徐に口を開いた。


「なら、ナコル姉ちゃんがルイの家に通っていたことにすればいいかも」

「どういうことだ?」

「だから、毎日、ルイの家の前を通っていてルイのことを見かけたことにするんだよ」

「なるほど!そうすればルイのことを知っていても辻褄が合うな」


ナコルは手をポンと叩いてルイのアイデアに納得した。


「なら、いつもルイが外を見ていて悲しそうだったから外に誘い出そうと思ったことにしておこう」

「ルイはナコル姉ちゃんに誘われたからついていったことにすればいいのね」

「そうだ。そうすれば一方的にルイへ非が向かないだろう」

「でも、そうするとナコル姉ちゃんが悪者になっちゃうよ」

「大切なルイのためだから、それぐらいは平気さ」

「ナコル姉ちゃん……大好き」


と言う感じにルイの両親にどう説明するか決まった。

圧倒的にナコルが悪者になってしまうが仕方がない。

ルイが自分で家の抜け出したことにすると何かと具合が悪いのだ。


ルイとしてはおぼこぼさまを見つけるまではおぼこぼさま探しをしたいと思っている。

それは自分の悲願であったアイドルになりたいと言う夢を叶えるためなのだ。


「よし、ルイ。家に帰るぞ」

「うん」


ルイとナコルの考えた作戦がうまく行くことを願って二人はルイの家に戻って行った。


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