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第百三十四話 おとなびたせくしーぱんつ②

2回目の”ルーズ”は最悪だった。

ナコルのバカさ加減を2回も聴かされるからだ。

私とルイミンは呆れていたがリリナとセレーネは何かしら得ようとしていた。


「もう、帰ろうよ」

「帰りたいけど、ここで帰ったら私の負けなの」

「いいじゃん負けぐらい」

「ダメなのよ。私とアーヤの勝負は真剣勝負なの。負けは許されないわ」


アーヤに負けることだけは何としてでも阻止しなければならない。

そうでないとアーヤに見下されながら生きなければならないのだ。

世界一のバカなギャルよりもランクが下だなんてどんな人生になるか。

私の煌びやかな未来が失われないようにしなければならない。


「ライバルの楽曲を2回も聴けるなんてラッキーですわ。ぜひ、学んで帰りましょう」

「歌だけじゃなくダンスもよくみておいた方がいいわ。”ファニ☆プラ”に活かせることがあるかもしれませんからね」


リリナとセレーネは目を輝かせながら”ROSE”のライブを観ている。

そんな2人の姿が信じられず私とルイミンは大きな欠伸をした。


「あ~ぁ、こんなことになるんだったら来るんじゃなかったわ」

「ルイミン、そんな薄情なことを言わないでよ。にらせんべい屋は”ファニ☆プラ”のためなのよ」

「それはわかってるけどさ~。ナコルが活躍するライブなんて観たくないよ」

「それは私も同じよ。だけど、ライブが終わるまでは帰れないの」


ルイミンはつまらなそうな顔をしながら気怠そうに手足をブラブラさせてる。

その姿はまるで買い物に出かけてつまらなそうにしている子供と同じだ。


「ちょめ助、ライブが終わるまでそこらへんをブラブラしてくるね」

「いいよ、行って来なさい」

「ちょめ助はいっしょに来ないの?」

「私はアーヤとの勝負があるから」

「大変だね、ちょめ助も。じゃあね」

「あまり遠くまで行くんじゃないわよ」


と母親が外に遊びに出かける子供に言うような台詞をルイミンに投げかける。

ルイミンは後ろも振り返らずに片手を上げて返事をした。


「ルイミンの判断が正解よね。まだ、2番にも入っていないから先が長い」


2回目だと言うのにも関わらずファンのギャル達は合いの手を入れならが盛り上がっている。

そんなにもポップな楽曲でもないのにこの盛り上がりぶりは何なのか。

バカなギャル達だから池のコイのように人がいるとエサがもらえるかと思って寄って来るのだ。


これでもし、3回目のアンコールになったら目もあてられない。

犬塚愛の”ちょめりんぼ”のようなエンドレスがはじまるのだ。


「何でギャルってみんなこうなのかしら」


盛り上がれればそれでいいってだけだ。

みんなで集まってギャーギャー喚いているなんてカラスと同じだ。

ギャルはおばさんの原石と言われるくらいだから仕方がないのだけど。


ギャル=おばさん=カラス


なのだ。


カラスもキラキラしたものが好きだからギャルやおばさんと同じだ。


「カラスにだけはなりたくないわ。あっ、いいことを思いついたわ。これから”ROSE”のファンはカラスと呼ぼう」


着ている服も黒だし、ギャーギャー騒いでいるし、カラスがぴったりだ。


「我ながらいいヒラメキだったな」


私はひとりニヤニヤしながら周りにいるカラスを見下した。


「気怠そうに歌っているのですけれどダンスはキレッキレですね」

「フォーメーションダンスを取り入れているから迫力があるわ」

「フォーメーションダンスか。”ファニ☆プラ”じゃ無理ですね」

「”ROSE”はメンバーが9人もいるからできるダンスですわ」


相変らずリリナとセレーネは”ROSE”のライブを分析している。

少しでも何かしらを”ファニ☆プラ”に取り入れようと真剣だ。

その行為はほめるべきではあるが、相手は”ROSE”なのだ。

アーヤがプロデュースしているグループに学ぶべきところはない。


2回目の”ルーズ”は2番に入りDメロ手前の間奏がはじまったところだった。


「これからまたナコルが得意気にDメロを歌うんだわ。憂鬱」


私は仏頂面をしながら気怠そうに首をくるりと回す。

ちょめ虫だから肩はないのだけどすごく肩が重く感じる。

それは長いところつまらない時間を過ごしているからだろう。


それはそうとして、ナコルはどんな気持ちでライブをしているのか。

リリナが観ていると言うのになんら悪びれた様子は見せない。

リリナに気づいていないからなのかあまりにも薄情だ。

まあ、ナコルはそう言う人間だから納得できるのだけど。


ブルルル。


「ちょっとトイレに行きたくなっちゃったわ」


今、離れるのはどうかと思ったが背に腹は代えられない。

こんなところでおもらししたら一生の恥になってしまう。

きっとアーヤから”おもらしマコちゃん”と言ってバカにするだろう。


「ライブが終わるまでに戻ればいいわ」


私はリリナ達と別れて近くのトイレに駆け込んだ。


ちょめ虫なのに人間のトイレを使うのはどうかと思う。

だけど、外でおしっこをすることに抵抗があるのだ。

多感な年頃なのに野ションなんて恥ずかし過ぎる。

どこでも構わず野ションするのはおばさんだけでいいのだ。


「ホッ……快感」


私は便座に座りながらおしっこを器用に便器の中へ注ぎ込む。

ちょめ虫のおしっこが出るところはお尻だからよく狙わないといけない。

少しでもズレようものならおしっこがはみ出てしまうのだ。


「それにしてもちょめ虫になったのに女子トイレを使わないといけないなんて。どうせなら男子トイレで立ちションでもしてみたかったわ」


立ちションは女子の憧れだ。

女子が立ちションをしようとすると悲惨なことになってしまう。

だから、どうしてもトイレで座ってするしかないのだ。


そんなバカなことを考えているとトイレに誰か入って来た。


「今日のライブ最高よね」

「うんうん。予約チケット買っておいて正解だったね」

「”ROSE”が新曲を出すことは知っていたけど、実際に聴いてみると違うわ」

「うんうん。私達の気持ちを代弁しているよね」

「まさにギャルの日常そのものだしね」

「私、すごく共感しちゃった」


女子トイレに入って来たカラス達はたわいのないお喋りをしている。

女子特有の連れションってやつだ。


「やっぱプロデューサーがいいんだよね。私達のこと知り尽くしているって感じだし」

「そうだね。アーヤってもとはギャルだったって話らしいわ」

「見た目に名残があるよね。金髪にしているところなんかが特に」

「ギャルしてますって感じがいい」


カラス達はギャーギャー喚きながらアーヤのことを褒めている。

同じ穴の貉だから仕方ないけれどアーヤを褒めるなんてバカがすることだ。


「”ルーズ”は自分の経験を書いたのかな?」

「どうだろう。どこかにモデルがいそうな感じもするし」

「けど、作詞する時は自分の経験を書いた方が伝わりやすいって言うじゃない」

「でも、”ルーズ”の歌詞に書かれている主人公とアーヤって結びつかないのよね」

「アーヤの方がワンランク上のような感じだもんね」

「やっぱ他にモデルがいるんだよ、絶対」


カラスのくせに中々いい推理をしている。

”ルーズ”のモデルはアーヤでなくナコルなのだ。

ただ、カラス達にもモデルがナコルであることには行きついていない。

ナコルなんて新人だし、目立たないから主人公だとは思わないのだろう。


「そうそう、そう言えばアーヤがプロデュースしているラーメン屋を知ってる?」

「えっ、アーヤってラーメン屋もやっているの?」

「そうなんだよ、すごいでしょ」

「何でまたラーメン屋なんか」

「”ROSE”の活動費を稼ぐためなんだってよ」

「へぇ~、さすがはプロデューサーね。考えることが違うわ」


もう、すでにカラス達はアーヤのラーメン屋を知っているようだ。

人気があるってのは耳にしていたけれど、カラス達も知っていたなんて。

アーヤの場合は”ROSE”のラーメン屋にしていないのに驚きだ。

この状況だと私もうかうかしていられない。


「私、一度食べたことがあるんだけど、すごく美味しかったよ」

「いいな~ぁ、私も食べたい」

「じゃあ、今度いっしょに行く?」

「行く行く」

「なら、今度の日曜日ね」

「OK」


カラス達は次に会う約束をしてトイレから出て行った。


「なに、あいつら。連れションしに来たのにおしっこをしていかなかったわ」


何のための連れションなのか。

女子トイレはカラス達のお喋りの場なのだろうか。

バカだからおしっこをするのを忘れたのかもしれない。


「それにしてもアーヤをべた褒めじゃない。さすがはバカギャルね」


アーヤの本性など知らずアーヤに心酔しきっている。

このままだとアーヤ信者が増えて行くばかりだ。


「うかうかしていられないわ。いたいけな少女達をアーヤの毒牙から救わないと」


これ以上、ギャルが増えてしまったら本当に王都が乗っ取られてしまう。

ギャルの感染力はすごいからギャルに触れただけでギャルウイルスに犯されてしまう。

おまけにひとたびギャルウイルスに犯されたら二度と抜け出すことはできないのだ。


「何かいい方法はないかしら……」


路上ライブに集まったファン達が目を覚ますようなことだ。

まだ、完全には染まり切っていないから助かる少女達もいる。

私はアーヤのライバルとしていたいけな少女達を救う使命があるのだ。


「すごくインパクトがあって、”ROSE”を貶めることができて、おまけにライブをぶち壊せたら最高だわ」


私は思慮を巡らせながら良いアイデアが降って来ないか待つ。


私にできることと言えばぱんつを奪うことぐらいしかできない。

ぱんつを奪ってノーパンになれば”ROSE”達もライブを止めるかもしれない。

さすがにノーパンのままライブを続ける根性なんてないだろう。

非情な手段ではあるがちょめジイも喜ぶことだし、ぱんつ奪取作戦で決まりだ。


「イヒヒヒヒ。見てなさい、アーヤ。”ROSE”のライブをぶち壊してあげるわ」


私はひとり悪魔のような笑みを浮かべながらライブ会場へ向かった。


ステージ上ではまだ”ROSE”がライブをしていた。

私の予想通りカラス達が3度目のおかわりをしたのだ。

カラス達はバカだから何度聴いても覚えないのだろう。


「ほんと、ギャルってバカばっかよね」


その割には何かと話題になったりもする。

ギャルの間で流行っていることやファッションなんかが注目を浴びている。

ギャルのどこがいいのかわからないけど、取り上げる方にも問題がありそうだ。


私はステージの近くまで来ると擬態をして姿を眩ませる。

そしてステージ裏に回り込んでから舞台袖に上がった。


「ウゲッ、アーヤがいる」


アーヤは舞台袖から”ROSE”のライブを見守っている。

自分が手掛けたグループだから心配なのだろう。

まあ、その心配を越えるような心配ごとが起こるのだけど。


すると、何かの気配に気付いたのかアーヤが後を振り返った。


「……」

「……」

「おかしいな、マコの気配がしたんだけどな」

「くぅ……」


なんて鋭いやつなのだろうか。

アーヤの半径3メートル内に入ると気配を読まれてしまうようだ。

もしかしたら今はうさぎになっているからうさぎ並みに敏感なのかもしれない。


私はアーヤから距離をとって回り込むとステージに飛び出した。


「ここから見るアーヤはバカ面をしているわ。べーぇだ」


アーヤに思いっきり赤んべーをしてから私は”ROSE”に向き直る。

ダンスを踊っているので近づく時は気をつけないといけない。


私はタイミングを見計らって”ROSE”のメンバーの前に飛び出した。


バコーン。


タイミングよく”ROSE”のメンバーが足を振り上げたので私にクリーンヒットした。

私は弧を描きながら宙を舞ってステージの端まで吹き飛ばされる。


「くぅ……今のは利いたわ。”カス”のボレーシュート並みのレベルね」


私の体が柔らかかったからまだいいが固かったら怪我をしていただろう。


「正面からはダメだわ。後ろから回り込もう」


私は大回りしながら”ROSE”の背後に回り込む。

そしてじわりじわりと距離を詰めながら近づいて行く。

すると、急に楽曲が転調して”ROSE”が後に下がって来た。


フギャッ。


今度は”ROSE”のメンバーに踏みつぶされてしまう。

私を踏みつぶしたメンバーも足元をやたらと気にしていた。


「もう、何なのよ。少しはじっとしていてよ」


さすがに動いている女子からぱんつを奪うのは難し過ぎる。

おまけに動きが予想しにくいダンスを踊っているのだから。

せめてダンスが止まる時がくればいいのだが。


楽曲が終わってからぱんつを奪っても意味がない。

”ROSE”がライブをしている時でないとインパクトもなくなってしまう。

やっぱり”ROSE”のライブをぶち壊すのだからライブ中じゃないとダメだ。


「仕方ないわ。こうなったらあたって砕けろよ」


砕けたくはないけれどぱんつが奪えたらそれでいい。

それだけで”ROSE” のライブはぶち壊せるからだ。


その後も蹴られても踏みつぶされても諦めずに食い下がった。


「グホッ。どうやら私の勝ちのようね。絶対領域を見つけたわ」


何度も繰り返し諦めなかったことで”ROSE”のメンバーが来ない領域を見つけられた。

センターラインから3メートル離れた場所には”ROSE”のメンバーは立ち入らない。

フォーメーションダンスをしていてもその場所だけは足を踏み入れないのだ。


私は安全地帯の真ん中で踊っている”ROSE”のメンバーを見つめる。

衣裳のスカートが短いからこのアングルからだとスカートの中がチラチラ見える。

ただ、スカートの中に黒色のフリルがついているからぱんつが見えているのかまではわからなかった。


「まあいいわ。あのフリルの奥にはまだ見ぬぱんつがあるのだから」


私はひとりいやらしい笑みを浮かべながらスカートの中を見つめた。

すると、ミニスカートがひらりと舞い上がりぱんつがチラ見えする。


「えーっ、みんなレースの黒ぱんつを履いてるじゃん!」


まだ中学生なのに黒ぱんつだなんて生意気だ。

黒ぱんつは色気のある女性が好んで履くぱんつだ。

なのに”ROSE”のメンバーは全員レースの黒ぱんつだった。


「もしかして、スゴモジャ?」


白ぱんつだとモジャモジャが目立つから黒にしている可能性もある。

中学生にもなればそれなりにモジャモジャして来るからだ。

白ぱんつを履いていてスゴモジャだとばれたら恥ずかしい。

だから、モジャモジャを目立たせなくする黒ぱんつにしたのだ。


「私もそれなりにモジャモジャしはじめたけれど黒ぱんつを履くほどじゃないわ」


ギャルはバカだから成長もバカになっているのだろう。


「まあいいわ。大量の黒ぱんつは盗ったことはないからいいコレクションになるわ」


まあ、コレクションになって喜ぶのはちょめジイなのだけど。

このところおざなりになっていたからいい刺激になるだろう。


私は”ROSE”の動きに注意しながらベストタイミングを見計らう。

ひとりずつ間隔をおいてだと、すぐにバレてしまうから一気にしないといけない。

なので”ROSE”のダンスの流れを読みながらここぞと言う間を見つけた。

それはナコルがDメロを歌うタイミングだ。

この時にナコルが前に出て行き、他のメンバーは後ろに下がる。

そしてこの時だけ他のメンバーはダンスを踊らない。

リズムに乗って体を揺らしているだけなのでチャンスなのだ。


「ナコル、いい仕事するわ~」


私はDメロがはじまるまで絶対領域で待機してから動き出した。


「狙いを定めて~ぇ、ちょめリコ8連発!アチョチョチョチョ」


端のメンバーからはじめて連続して黒ぱんつちょめリコして行った。

ほんの一瞬の出来事だったので”ROSE”のメンバーは何が起こったのか理解していない。

ただ、さっきよりお股がスースーするだけだ。


「大漁、大漁。これで総計ぱんつ41枚になったわ」


一気に8枚もぱんつ奪えたのはよかった。

ようやく終わりが見えて来たので俄然やる気も出て来る。

残り59枚を集めたら私は晴れて元の姿に戻れるのだ。


ちょめ虫として生きて来て、この半年。

生きた心地がしなかった。

いい出会いもあったけれど、嫌なこともたくさんあった。

たけど、あと少しでそれも終わる。


「グフフフ。早く元のカワイイマコちゃんに戻りたいわ」


私が元の姿に戻ってもアーヤはウサギのままだ。

そうしたらとことんまでアーヤをバカにしてやろう。

バカなギャルだから罰があたったのだと言って。


そんなことを考えているとぱんつを奪われた”ROSE”のメンバーが気づきはじめた。

不自然にスカートの裾を押さえながら恥かしそうな顔を浮かべている。


「やっぱ、バカなギャルでもノーパンは恥ずかしいのね」


女子がノーパンになるのはトイレの時かお風呂の時だけだ。

その空間はひとりしかいないから普段は気にもとめていない。

だから、大勢を目の前にした場になると余計に恥ずかしくなるのだ。


けれどもライブを途中で止めるわけにもいかないので気づかれないようにしている。

ただ、その動きが明らかに不自然なので最前列にいたファン達は気づきはじめた。


「ちょっと、あなた達、何をやっているのよ。もっと堂々と踊りなさい」


アーヤも”ROSE”が不自然な動きをはじめたことに気づいて注意をする。

しかし、その言葉を素直に聞き入れるメンバーはいない。

アーヤに対して小さく指で×を作ってサインを送っていた。


「×って何よ。トイレにでも行きたくなったの?もうちょっとだから我慢しなさい」


ただ、肝心のアーヤには意味が伝わっていないようでアーヤは注意ばかりしていた。


「グフフフ。いい気味だわ。これでDメロが終われば”ROSE”のライブがぶち壊しになるわ」


Dメロが終わると全員が前に出て踊るので隠し通すこともできなくなる。

少なくとも最前列のファン達にはスカートの中がチラ見えしてしまうからだ。

もし、何も履いていないことに気づいたらファン達はどう思うだろうか。

ノーパンのままライブをしていたなんて恥ずかし過ぎる。

ちなみに”ROSE”のファンは女子だけなので男子が喜ぶことはない。

それでもノーパンがバレたら恥ずかしくて仕方ないだろう。


「さあ、もうじきDメロが終わるわよ。どうするつもり?」


私は心の中でカウントダウンをしながらその時を待つ。

同時に心をウキウキさせながら今か今かと待ちわびる。


そしてナコルのDメロが終わって最後のサビへと移った。


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