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第九十五話 さよならは突然に

翌朝の目覚めは静けさからはじまった。

まだ太陽も顔を出していない静かな公園。

薄っすらと朝もやがかかっていて湿っぽい。

早起きの小鳥たちもまだ夢の中だった。


私はサム達を起さないように静かに段ボールハウスから顔を出した。


「ちょっと早起きし過ぎちゃったかな」


私は肺を膨らませて朝のひんやりした空気を飲み込んだ。


「ふぅー。気持ちいい」


今朝の空気はいつもと違った味わいを感じた。

ほのかに胸を締め付けるような錆びた味がした。

それは旅立ちを決めていたからかもしれない。


私が”ナコリリ”を辞めたことでサム達の仕事がなくなった。

もう、”ナコリリ”のスタッフとして働かなくていいのだ。


なら、なんで私が出て行くのか理由を言うとサム達をアーヤのところへ連れて行けないからだ。

アーヤが提示した条件は私をアイドルにするとこでサム達の面倒をみるためじゃない。

だから、サム達を連れて行ったら追い返されてしまうだろう。


サム達を置いて出て行くことは私にとっても辛いことだ。

サム達との暮らしは貧しかったけれど楽しい時間だった。

私の荒んだ心に花を咲かせてくれた2人には感謝している。

だからこそ、もっといい環境で暮らさせてあげる方がいいのだ。


私といっしょにいてもその日暮らしの生活しかできない。

ましてや私がアーヤのところでアイドルになったらいっしょには暮らせなくなるだろう。

そうなったらサムとアンは寂しい思いをしながら生きてかなくてはならない。

そんな思いをさせたくないから最良の方法を考えたのだ。


サムとアンは教会に引き取ってもらうことにした。

ちょうど同じような孤児がいるので寂しくはないだろう。

神父さんも理由を話すと快く引き受けてくれた。


教会に入れば食事も出るし、友達もいる。

お勉強もしてもらえるから将来の心配はしなくてもいいのだ。


神父さんから聞いた話だが教会出の孤児も学校に通えたそうだ。

学校もそう言った福祉に力を入れているから積極的に採用している。

教会出身の孤児の中から政治家になった人もいるのだと言う。


その話を聞いて私の中にあった不安は消えてなくなった。

私、自身、サム達の将来のことが気がかりだったからだ。

自分の将来ですら曖昧なのにサム達の将来までは気が回らない。

それならば私といっしょにいるより教会へ入った方が何倍もいいのだ。


私はアーヤのところでアイドルを目指す。

サム達は教会でお勉強をしながら暮らすのだ。

それが私達にとって一番いい方法だと思っている。


「二人には悪いけどもう決めたことなの」


もちろんこれでさよならと言う訳じゃない。

サム達の将来のことを考えて銀行に口座を作った。

今まで稼いだお金を分けてサムとアンの口座に入れた。

それは将来、お金が必要になった時に使えるようにするためだ。

僅かばかりのお金でも長い間、貯金しておけば利息も付く。

王都の銀行は年率1%の利子が付くから中々いい方だ。

例えば銀貨1枚を預けておけば1年後には銀貨1枚と銅貨1枚になっている。

2年目からは複利で増えて行くからそれなりになるのだ。


ただ、これまでに稼いだお金も大した額じゃない。

だから、私がアイドルになって稼いだお金も貯金するつもりでいる。

どれほどのお給料がもらえるのかわからないけれど入れないよりマシだ。

それが私ができるサム達へのプレゼントだ。


今は私を恨んでくれてもいい。

サム達を置いて出て行くのだから。

けれど、将来サム達が大きくなって気づいてくれればいい。

私はいつでもサム達に愛情を注いでいたことに。


「さて、行こうか」


あまりもたもたしているとサム達が起きてしまう。

旅立ちは勇気がいることだから勢いをつけた方がいい。


私は荷物をリュックにまとめて背負うとサム達の寝顔を見た。


「もう、この寝顔ともさよならなのね。ちょっと寂しいわ」


サム達の存在はひとりぼっちだった私の心を癒してくれた。

いじめっこをしていたから友達と呼べる仲間はいなかった。

仲間達とツルんでいてもいつも私は孤独を感じていて、それを紛らすためにいじめていた。

いつしか私はいじめっこグループのリーダー格までのし上がっていた。

そうなると私の周りにはこびへつらう奴らが集まって来て私に媚ばかりを売っていた。

そんな奴らは信用できるはずもなく、使いっ走りとしてしか見ていなかった。

仲間といても信用できるのは自分自身しかいなかったのだ。


いや、自分自身ですら信用していなかったのかもしれない。

あの頃を振り返ればそう思えてならなかった。


私の短い人生の中ではサムとアン、それにリリナちゃんが親友と呼べる存在だ。

だけど、私はリリナちゃんを裏切り、サム達まで裏切ろうとしている。


「私ってほんと酷い奴だな」


いじめっこになった以上、最後までいじめっこなのだ。

ならば、いじめっことして生きてやろうじゃないか。

それが私であり、私の本性なのだ。


「じゃあな、サム、アン。また、どこかで会おうぜ」


そう捨て台詞を吐くと私は段ボールハウスを飛び出して朝もやの中へ消えて行った。





チュンチュン。


チュンチュン。


「う~ん。もう食べられないよ」


俺はご馳走を食べている夢を見ながら寝返りを打つ。

すると、隣で眠っていたアンの頭を叩いてしまった。


「痛~ぃ。お兄ちゃんのバカ」

「ウグッ」


アンは仕返しとばかりに俺のお腹を思いっきり蹴り上げる。

たまらずに俺はお腹を抱えて蹲った。


「痛てぇ~な。何も蹴ることないじゃないか」

「お兄ちゃんが先に手を出して来たからでしょう」

「全く。アンのせいで目が覚めちゃったよ」

「もう、朝だからいいじゃん」


そうは言っても、もうちょっとすがすがしく目覚めたかった。

天使のような女神さまが優しい声で起こしてくれるのが夢だ。

そうすればその日は楽しくて幸せな一日となっただろう。


「ナコルねぇは?」

「トイレじゃない」

「朝ションかよ。俺もしてくるかな」

「なら、アンも行く」

「ようし。連れションの朝ションをするぞ」

「おー」


と言うことで俺とアンは段ボールハウスを抜け出して近くの公衆トイレへやって来た。

男の俺は男子トイレで女のアンは女子トイレへと駆け込む。

アンは幼いけれどひとりでおしっこができるから手がかからない。


俺はさっさと朝ションをすませると手を洗ってトイレを出た。


「うぅ~、気持ちいい。やっぱ朝は朝ションからはじまらないとな」


出すものを出してすっきりした方が気持ちがいい。

中には朝からうんこを出す人もいるが俺はおしっこだけだ。

寝る前に水をいっぱい飲んでいるからおしっこがしたくなるのだ。


「お兄ちゃん、終わったよ」

「そうか。なら、家に戻るか」


俺はおしっこを終えたアンを連れて段ボールハウスに戻った。


「ナコルねぇ、いるか?」

「いないね」

「トイレにもいなかったし、どこへ行ったんだ」

「朝ごはんを買いに行ったのかも」

「なら、一声かけれくれよな。俺だって食べたいものがあったんだから」

「お兄ちゃん、お腹空いた」

「ナコルねぇが戻って来るまで我慢だ」


ナコルねぇも気を使ってくれたのだろうけど余計だ。

どうせなら食べたいものを食べた方が幸せになれる。

朝はとかくお腹いっぱいにしたいからご飯ものがいいのだ。


いつもバイトしている飲食店のまかないが一番いい。

中でもチャーハンが大好物だから朝から食べたいのだ。


きっとナコルねぇのことだから朝は軽めにと言ってパンを買って来るはずだ。

最近、太って来たからと言っていたからダイエットするつもりでいるだろう。

まだ10代なんだから多少ふっくらしていても問題ないと思うが女子は違うようだ。

太ったらカワイくなくなると思っているらしくやたらと太ることを気にする。

しかし、男の俺から言わせたらカワイくないのは元からで太ったことが原因ではないのだ。

世の中の女子にはそのことを理解してもらいたいのが男心と言うものだ。


「なんかおやじ臭いことを言ってしまったがそれが男なのだ」

「お兄ちゃん、さっきから何をひとりで言っているの」

「アンももう少し大きくなればわかることだ。曲がっても太ったからと言ってカワイくなくなるとは思うなよ」


幼いアンにはまだ理解できないようでポカンとしていた。


「それにしてもナコルねぇ、おせーな」

「アン、お腹空いた」

「全く、どこまで買い物に行っているんだ」


俺は段ボールハウスから顔を出して辺りを見回す。

しかし、どこを見てもナコルの姿は影ひとつ見当たらなかった。


すると、段ボールハウスの中にいたアンが叫んだ。


「お兄ちゃん、机の上に手紙が置いてあるよ」

「手紙だって……本当だ」


机の上にはナコルの字で書かれた手紙が置いてあった。

封はしておらず手紙が折りたたまれていただけだ。

俺は手紙を広げて何が書いてあるのか読んだ。


手紙にはこう書かれていた。


”サム、アン。この手紙を読んでいるってことは私はもういないね”

”事後報告で申し訳ないけれど、私、”ナコリリ”を辞めたんだ”

”だから、もう、サムとアンの仕事はなくなっちゃったのよ”

”これからはありあまる時間を自分達のために使ってね”


”私は、ここから出て行くわ”

”いっしょにいるとサムとアンが不幸になるだけだから”


”今まで稼いだお金は銀行に預けてあるわ”

”将来、必要になったら下ろしてね”


”これからは教会でみんなと仲良く暮らしてね”

”教会の神父さんはいい人だから安心していいよ”

”後で教会の人が迎えに来るから待っていてね”


”それじゃあ、最後になるけれど今までありがとう”

”サムとアンと暮らせて幸せだったわ”

”またどこかで会おうね”


”ナコルより”


「何だよ、これ。一方的じゃないか」

「ナコルねぇちゃん、どこかへ行っちゃったの」

「俺達が邪魔になったから捨てたんだ。許せねぇ」

「また捨てられちゃったの」

「ナコルねぇも、あいつらと変わりなかったんだ」

「グスン」


俺の中に両親から捨てられた時の記憶が蘇って来る。

あの時もゴミのように捨てられて逃げられてしまったのだ。

自分の子供を捨てるなんてロクでもない親だったことに後から気づいた。

ましてやまだ幼いアンもいっしょに捨てるなんて言語道断だ。


その時のビジョンとナコルねぇの姿が重なって怒りが込み上げて来る。

ナコルねぇも俺達が邪魔になったからゴミのように捨てたのだと思う。

でなければ俺達を置き去りにする理由がないのだから。


手紙には”いっしょにいると不幸になる”と書いてあったが理解できない。

もし、不幸になるのであればすでに不幸になっていたはずなのだから。

だけど、俺達は不幸を感じるよりも幸せを感じていた。

ナコルねぇと暮らした時間は楽しいものだったのだ。


「アン。泣くな」

「だって……ヒクッ、ヒクッ」

「俺達は誰も信用しちゃいけなかったんだ。なのにナコルねぇを信用したから罰があたったんだ」

「ナコルねぇちゃんは悪い人なの」

「ああ。とんでもなく悪い奴だったんだ」

「うぅ……うぅ……」


アンは鼻水を啜りながら泣き出すのを堪えていた。

本当だったら大声を出して泣きたかっただろう。

ただ、俺が心配するんじゃないかと思って我慢しているのだ。

そんな小さいアンでさえ気が使えるのにナコルねぇときたら一方的な手紙を残して去るなんて非情だ。

せめて本当の理由ぐらい聞かせて欲しかった。

そうすればナコルねぇを恨まずにいられただろう。


今の俺の心の中はナコルねぇの恨み節でいっぱいだ。


「ちくしょう。こんなちっぽけな金で。手切れ金のつもりかよ」


俺は机の上に置いてあった銀貨3枚を握りしめて思いっきり投げつけた。


「お兄ちゃん、これからどうするの」

「俺達だけで生きて行くんだ。ナコルねぇの力なんて借りちゃいけないんだ」

「でも、お仕事がないよ」

「探せばあるさ。俺達だって仕事ぐらいできるんだ」


一応、職業紹介所では子供でもできる仕事を紹介している。

だけど、給金が非常に安くてその日暮らしすらできないほどだ。

子供の労力なんてそんなものだと高をくくっている大人が多いからだろう。


飲食店のバイトはナコルねぇがいたからできた仕事だ。

だから、俺とアンの二人だけでは雇ってすらもらえないだろう。


「ナコルねぇちゃんを探そう」

「勝手に出て行った奴のことは考えるな」

「でも……」

「俺達は強くならなくちゃいけないんだ。いつまでも大人に頼っていちゃいけないんだ」

「アン、まだ子供だもん」

「なら、今から大人だ。大人だから強くなるんだ」


俺達が幸せになるためには大人にならないといけない。

子供のままでは相手にしてもらえないから大人になるのだ。

見た目は子供のままだけれど気持ちの上で大人になることが必要だ。

でなければ悪い大人達にいいようにされてしまうから対抗しないといけない。

たとえ非力であってもそれに負けてはいけないのだ。


「アン、子供のままでいたい」

「ワガママを言うな。俺達には選択肢はないんだ」

「……」

「アン。荷物をまとめろ。ここから出て行くぞ」


ナコルねぇの想い出の残る段ボールハウスにいてもアンが迷うばかりだ。

ならば、思い切って段ボールハウスから出た方がいい。

全てを捨てて一からはじめるには今までのものを捨てるのが一番だ。

もう、すでに俺の中にナコルねぇへの想いはない。

俺達を捨てた奴に対する恨みしかないのだ。


「アン、ここにいたい」

「ダメだ」

「やだ。ここにいる」

「こんなところにいたら俺達はずっとナコルねぇにとらわれ続けるんだぞ。それでもいいのか」

「いいよ。アンはナコルねぇちゃんのことが好きだし」

「くぅ……。アン、俺を困らせないでくれ。アンのことを一番に考えているのは俺だけだ」


血のつながっている俺が一番アンのことを守ってやらないといけない。

アンは将来があるのだから、こんなところで佇んでいてはいけないのだ。

一時の情に流されて道を踏み間違えることは避ける必要がある。

ましてや自分達を裏切ったナコルのことで迷うなんてとんでもないことだ。


「ここはアンの家。だから、ここにいるの」

「もう、ワガママを言うな。お兄ちゃんだって怒るぞ」

「怒ったっていいもん。アンはここにいるから」

「アンのバカヤロー」


俺は沸き上がる感情を抑えきれずにアンの頬を叩いた。


バチン。


「痛ぃ……」

「アンがワガママを言うからだぞ」

「グスン……お兄ちゃんのバカ」

「くぅ……」


アンが言うことを聞かないからと言って手を挙げるなんて最低な奴のすることだ。

俺も嫌っていた大人達と同じ行動をしてしまった。

それは取り返しのつかないことで今さらなかったことにすることはできない。

アンの頬は赤く腫れていて見るからに痛そうな感じがしていた。


アンは目に涙をいっぱい溜めながら俺を睨みつけている。

その瞳が恐ろしくて俺は自分のしてしまったことを後悔した。


そこへ教会の人達が俺達を迎えにやって来た。


「いたいた。神父様、ここにいましたよ」

「ほう、こんなところにいるとは驚きです」


扉から顔を出したのは白髪の神父と若いシスターだった。

見るからに優しそうな表情をしていて悪い人には思えない。

だけど、見知らぬ大人だから俺は誰よりも警戒した。


「何だよ、お前ら」

「これはご挨拶がまだったったね。私は王都の教会で神父をしているオールソンだよ」

「私は教会でシスターをしているアンソネットです。よろしくね」


オールソンとアンソネットは俺達子供が相でも丁寧な言葉で自己紹介をする。

俺達に敬意を払っているのかひとりの人として認めてくれているのかはわからない。

だけど、悪い気分はしなかった。


「キミがサムくんで、キミがアンちゃんだね」

「何で俺達の名前を知っているんだよ」

「ナコルさんから君達のことを任されたからね。今日はキミ達を迎えに来たんだよ」

「ナコルねぇが」

「ナコルさんはキミ達のことをすごく心配されていてね。わざわざ教会に駆け込んで来て頭を下げて頼んだんだよ」

「あんな奴がそんなことをする訳ないだろう。嘘をつくな」


俺達を捨てたやつが俺達のことを心配するなんてあり得ない。

きっと俺達が邪魔だから教会に放り込んでおこうと思ったのだろう。

そうすれば俺達が大人しくしているだろうと考えているのだ。


「ナコルさんをそんなに悪く言うものじゃないよ。ナコルさんはキミ達の将来のことを心配していたんだ。自分といっしょにいたらキミ達は幸せになれないと強くおっしゃられていたよ」

「そんな訳あるかよ。そんなの全部でたらめだ。あいつは俺達が邪魔だから捨てたんだぞ」

「そう思うのも無理はない。突然の別れだったしね。でもね、大人達はキミ達が考えている以上に未来のことを見ているものなんだよ。きっとナコルさんも身を切られる思いで決断したのだろうね」

「あいつがそんなこと……」


オールソンが言った言葉はにわかにも信じがたい。

俺達を捨てたナコルが俺達のことを考えての決断をしただなんて。

俺にはどうしても俺達をゴミのように捨てた両親と重なって見えてしまう。

ただ、その気持ちの片隅にナコルのことを信じたい自分がいることに気づいていた。


「アンちゃん。教会にはいっぱいお友達がいるよ」

「おやつも食べれる?」

「毎日、おやつもご飯も食べれるわよ」

「なら、アン。教会へ行く」

「おい、アン」


アンソネットの甘い誘惑に負けてアンは教会へ行くと言い出す。

おやつで子供を誘惑するなんて悪い大人がすることだ。


「後はサム君だけだね。どうするかね」

「俺は行かないよ」

「じゃあ、アンちゃんとは離れ離れになるけれどいいのかい」

「それは……」


オールソンとアンソネットの罠に追い詰めらてしまったので俺はやむなく了承した。

幼いアンをひとりにはできないから俺が守ってやらないといけない。

それが俺に与えられた役割だから自分の気持ちを挫いても使命を果たすのだ。


こうして俺とアンはオールソンのいる教会で暮らすことが決まった。


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