魔の5月
強烈に吐き出したかった……
現在、私の職場では電子カルテを導入しています。
今まで全部手書きだったという驚くべきアナログぶりですがこれではダメだとなりましてウチを吸収した法人からお達しが来たんですね。
軽い混乱というかもう反対が起きました。
私からすれば「電子カルテの方が早いじゃん」なんですけどね。
毎月2~3本は黒のボールペンがインク切れになる程記録を書かなくちゃいけないので費用的にもいいじゃんなんですが新しい事を導入というのはやはり抵抗があるものなんでしょう。
特にウチの部署は50歳以上の職員が過半数を占めていますからね。
パソコンなんて使えないとか言われるんですよ。
それで何とか覚えてくれと頼むんですがどうも聞いていたら「今更変える意味が解らない。これまで通りでいいじゃない」とか「今更頑張ってもなぁ」「子どもも独立してるし頑張らなくてもいいよねぇ」とか色々と終ってる意見が出てきます。
いやまあ、全く理解は出来なくはないんですよ。
ただ、『仕事』だし『業務命令』ですからね。
というわけで電子カルテ導入ですが私の胃がゴリゴリ穴開けられるような日々が続いております。
大まかに3種類に分かれていて
1,『何だかんだでどうにか覚えようとしてくれる人』
2.『口では覚えようと意欲的だがいざ教える時になると別の事を始める人』
3.『そもそも覚える気がゼロなので若い人に任せる人』。
そして完全ではないですが大体、年齢で言えば50代までが1、60以上が2,70以上が3みたいな分布しています。
流石に3の人ともなると潔すぎて「お、おぅ」です。
何か「悪ぃ、画面マジで見えね」とかいう感じです。
さて、2が本当に……面倒。
この人達は基本的に文句だけは立派なんですよ。
すぐに『正職』だからという言葉を持ち出して面倒から逃げる。
その面倒を終えて戻ってくると座って紅茶飲んでおしゃべりをしているんです。
更には『きちんと教えるスケジュールを組んで声をかけてくれないと困る』とか言い出す始末。
何でそんな受け身なの?ちなみに扱える様になった人達は自分から『教えて』って来てましたからね。
そしてスケジュールを組んで予め言っているのにその時間の前になると別の作業を始めるんですよ。
挙句、『あれだけじゃ使えるようにならない』とかね。
この間なんか定時を過ぎて当然のようにその人達が残した仕事を捌いていたら『もっと采配をきちんとしないと』『正職員なんだから』とかダメ出しをされましたね。
はい、その時は年休の前日で何とかやり切った感出てたのに最後に物凄く嫌な気分になりました。
何でしょう、私になら何言っても許されると思っている人種が数名混じってるんですよね、ウチの職場。
それとも人として見られていない?
おかげで胃は痛いし憂鬱な気持ちのままの年休になっちゃいました。
大分愚痴っぽくなりましたがここ1か月はかつての『魔の2月』を彷彿とさせる『魔の5月』。
そう言えば階段からも転落したなぁ。いや、もう本当に……何とかしてぇ、です。