3話 死亡
これは無理だな。仕方ない使いたくなかったがあれを使うか…霊法:空間転移。「なっなにを…んっ奴が消えた!?」「あっこの空間の歪み…転移か?まさか一人で予備動作もなしに。想像以上だな」「空間の歪みが残っているのか!?ならさっき付けた斬撃のマーキングで…よし捉えた!4人で空間に直径3cmの空間をこじあけろ!歪んだ空間ならいける」
そして四人で空間を開き「助かる、そして制御は俺がする…くらえ俺の奥の手を ワープショット.β」……
ーー(彼が転移した直後)何とか逃げきれたかな…そう思った彼は油断せずその場所から走る。彼が転移したのは約150m北東だ。彼が即座に使う転移の適正距離がこの距離なのだ、加えて転移が一人で使える人間はとても希少で国にいたらとても重宝されるのだ。例え特A級のものでもその数はほとんどいない。そして転移が使えるものが敵にいた場合は国が最高戦力動かすこともあるのだ。だから転移を使うことをためらっていたのだ。……150mじゃすぐ追いつかれる距離だな、もしかしたら時空の歪みから追ってくる可能性もなくはないし気を引き締めるか。それにさっき斬られた傷の毒をけさないとな。無効化はしていたがきちんと消した方がいい、と走りながら考えた。そして気づくこの毒、術者とつながっている!?まずい補足されているいるかもな。その次の瞬間!。あれ?僕が開けた空間少しひらいてる?無理矢理こじあけようとしてるのか…だが流石にこっちにはこれないみた…っな。心臓と左足を打ち抜かれたようだ。そして致命傷の彼にさらに十数発の弾丸がとどめをさした。両目、両腕腹、胸、そして頭まで全身に攻撃をくらった。相手に油断は無かった。彼は頑張った。油断せず感知能力も使い空間の歪みにも気付いた。が相手の奥の手が強力だっただけだ。 【ワープショット、β】相手の信霊力が込められた強力な銃撃、対象者に当たると体内で爆発を起こし致命傷をあたえる。そしてその銃弾は術者によってある程度軌道が変えられる上に急加速の力までも付与されていた。これにより弾丸が普段よりも少し早くなり 相手に当たる直前でさらに加速することで相手が回避出来ないようにする。これを一気に13発うってきて2発あたる。そして当たると爆発し心臓に穴を開け左足がとぶ。そしてとどめの攻撃で全身綺麗さっぱりなくなったわけだ。即ち死彼はここで死んだのだ。
「ふぅ、流石に死んだなあれは」「やり過ぎな気もしますが転移の力をもっているものが敵対したのだ仕方がない」「まあね、それにしても空間開けるだけで3割もエネルギー使ったよ4人で開けたのにね」「慣れないことを無理矢理やったからな、よほどエネルギー効率が悪かったのだろう、あいつが国尽くせばこちらとしても大喜びだったのだがな、残念だよ…とても」「まぁ しょうが無いな」
「おっ戻ったかどうだちゃんと死んでたか」「あぁ、ちゃんと死んでた。一応肉片も回収したぞ」「そうかならよかった、なら万一の分身の可能性もないな」「ふんっ相変わらずお前は用心深いな」「あれほどの強者なら万一があるからな、警戒しておいて損はない」「そうだな、よしっじゃあ本部に帰るぞ」
主人公はこの後どうなるのでしょうか
次回もお楽しみに!