87話 サイコ義父のこと
サイコ義父のこと
「そうですか、行方不明者の捜索を・・・」
捜索対象の小鳥遊香さんが、俺に湯気の立つお茶を差し出してくる。
ここは先ほど招かれた小鳥遊邸の応接間だ。
・・・立派な家だなあ。
こう、成金趣味って感じじゃなくて落ち着いている。
だが、さりげなく置かれた調度品の数々は高級そうだ。
ソファーもフッカフカである。
うーん、逆に落ち着かない・・・
「そうなんですよ・・・あ、いただきます」
お茶を飲む。
・・・うっま。
なんじゃこれ。
よくわからんけど無茶苦茶美味い。
俺がいつも飲んでるパック水出し麦茶とは大違いだ。
いやあれはあれで美味いけども。
「おいしい!こんなお茶初めて飲みましたよ!」
「うん、うめえや。親父さんを思い出すぜ、よく淹れてくれたっけなあ・・・」
「嬉しい、こうやって人と話すのも久しぶりで・・・あ、井戸水で淹れたので遠慮せずにどんどん飲んでくださいね?」
頬を押さえて恥ずかしそうに微笑む小鳥遊さん。
ふんわりとした優しい雰囲気の女性だな。
・・・さっきの弓といいこの立ち振る舞いといい、大和撫子って感じだなあ。
・・・アレ?
じゃあ薙刀をやってる美沙姉もそのジャンルに入るのか・・・?
・・・考えるのはやめておこう。
しかし井戸水かあ。
やはり井戸はこの環境下でも最強だな。
あとはおっちゃん家みたいに山水もいい。
つくづく、水には恵まれてるなあ・・・
「それで、さっきの話の続きなんですけど・・・」
おいしいお茶で一服したので、さっそく話し出す。
俺がここに来た理由。
義理の父親からの依頼。
それらを、ファイルの該当箇所を指し示しながら説明した。
これで仕事の半分は終わりだ。
残りはこの人がどうするかだが・・・
「私は、友愛には行きません。『あの人』にも会いたくありません」
先程までとは打って変わった冷たい口ぶりで、小鳥遊さんが吐き捨てた。
・・・『あの人』ときたもんだ。
色々ありそうだな。
「了解です。依頼人には警察経由でそう伝えておきますよ」
俺がそう言うと、小鳥遊さんは驚いたように俺を見た。
え?なんで?
「あの・・・それでいいんですか?」
「ええ、会う会わないはあなたの自由ですよ?俺の仕事は探すだけですからね」
大木くんの件もあったしな。
あくまでそこは捜索対象者の自由意思を尊重する。
「・・・安心しました、絶対に会えって説得されるかと思っちゃいました・・・」
「嫌ですよそんな面倒くさい、この捜索だって俺へのヘイト回避にやってるだけなんですから・・・」
安心させるために、苦笑いしながらあえてぶっちゃける。
友愛に来ないなら言っても大丈夫だろう。
「避難所って、そんなにギスギスしているんですか・・・?」
怯えたように身を固くする小鳥遊さん。
ああ、脅かすつもりはなかったんだけど・・・
「違う違う、このボウズはな、初めはそんな仕事してなかったんだよ」
おっちゃんが笑いながら割り込んできた。
「探索に行く先でうちの孫を助けてくれてよ、その後は知り合いだからって娘とその旦那まで見つけてきてくれたんだ」
「まあ、すごいですね、田中野さん・・・!」
「ボウズとしちゃあそれで終わらせるつもりだったんだが、その成果でやっかまれてなあ・・・」
・・・言うべきことを全部言われてしまった。
「俺は知り合いを助けただけなんですけどね、その頃から色々捜索を頼まれるようになったんですが・・・全部断ってたら雰囲気が悪くなってきちゃって」
てへへ、面目ないみたいな顔で言う。
小鳥遊さんはころころ笑い出した。
「うふふ・・・田中野さん、意外と悪い人なんですねえ」
「この傷がよく似合うでしょ?」
ぱっと花が咲いたような雰囲気。
うん、やっぱり人間笑顔が一番だ。
「そんときゃあうちの孫も娘もまだ友愛にいたからな・・・何かされちゃかなわん、ってことでこの仕事を始めたみたいだぜ・・・なあボウズ」
しかしよく知ってるねえおっちゃん。
美沙姉が情報源だろうな。
大袈裟に話してなけりゃいいけど・・・
「そうそう、だからこれもダミーみたいなもんなんでね。なんだったら見つかりませんでしたってことにしときますけど?」
俺の報告を疑っても、ここまで車もなしに一般人が来れるとも思わないしな。
この騒動が収束したらわからんけども。
ま、その時は「外出してました~」みたいな感じで口裏を合わせてもらってもいいかも。
「ところでよ、香ちゃん。会う会わねえは俺もボウズと同じ意見なんだが・・・それにしても義父と何かあったのか?」
おっちゃんが切り出した。
おおう、いくのかその話題。
俺としてはスルーしてもよかったんだけども・・・
「あの、えっと・・・」
「いやいや、嫌なら別に話さなくてもいいんだ。香ちゃんは大輔の忘れ形見なんだしよ、もし義父の野郎が何かしでかしてんだったら・・・」
言いながら、おっちゃんは木刀の柄をぎちりと握る。
一瞬漏れ出た殺気で鳥肌が立つ。
コワイ!
・・・大輔っていうのは、死んだお父さんだな。
おっちゃん、よほど可愛がってたんだろうな、その人。
「・・・うん、そうだね・・・聞いてほしいのかもしれない、私」
膝に置いた両手を握りながら、小鳥遊さんはぽつりぽつりと話し始めた。
「あの人にとっては、大したことじゃないんでしょうけど・・・」
「・・・なんてぇ野郎だぁ・・・許さねえ、ぶち殺してやる」
おっちゃんが大変コワイ。
怒鳴らないのがもう逆にコワイ。
これあれじゃない?
殺気が物理的な圧力持ってない?
「おっちゃん、どうどう。落ち着いて」
「なんだぁ・・・ボウズ?おめぇ今の話聞いて腹が立たねえのかよ?」
「いやもう正直友愛に今すぐ行ってアイツの脳天かち割ってやりたい程度には腹が立ってるけどもさあ!!!!」
「じゃあいいじゃねえかよ」
「よくないの!人ん家なのここ!怒るならここ出てからでいいでしょ!いっそ今からアイツを殴りに行こうか!!」
「おもしれぇ・・・行くか」
「あのあの・・・2人とも落ち着いてください、私ならもう大丈夫ですから・・・」
涙目になった小鳥遊さんが、荒れる俺たちを必死になだめている。
小鳥遊さんが語った義父との軋轢。
それは俺とおっちゃんを激怒させてしかるべきものだった。
小鳥遊さんのお母さんと義父が再婚した時、彼女は大学生でかなり遠い県外にいた。
母が選んだ人だから、と反対はしなかった。
だが、亡くなったお父さんの苗字をずっと名乗りたいので養子縁組は断った。
結婚は母親と相手の間のこと、母は快く許してくれたそうだ。
が、義父はそうではなかったらしい。
大学を卒業して就職した小鳥遊さんが、2年前に久しぶりに里帰りした時の話だ。
外資系の会社だったので毎日忙しく、入社2年目にしてやっとまとまった休みが取れたのだ。
久しぶりの実家だが、彼女は帰るなりすぐに異変に気付いた。
亡き父の遺品が、家のどこにもない。
遺影や仏壇などはさすがにそのままだったが、服や弓道用品、それに時計などの貴重品はさっぱり無くなっていた。
彼女の部屋にあった、亡き父お下がりの弓も、買ってもらった胴着も、大会で優勝した時の記念写真も、何もかも無かった。
全て、しっかりと収納して保管しておいたにも関わらずだ。
驚いて母親に尋ねると、義父が倉庫に預けたと言う。
「前の旦那さんの遺品を見るのは辛い」ということらしかった。
娘の物については「許可は取った」と噓までついていたようだ。
母娘で義父を問いただし、倉庫の場所を聞くがのらりくらりとかわされた。
何度も必死になって縋り付いた彼女に義父は根負けしたように一言。
「本当は全部捨てた」
と言った。
呆気にとられる彼女にもう一言。
「僕たちは家族になるんだからアレはいらないじゃないか。もう、僕がお父さんなんだよ?」
にっこりとしながらなんて事はないように言った義父。
それが恐ろしくて、腹立たしくて、彼女は母親にそれを言った。
母親は捨てたと聞いてさすがに義父に抗議したが、義父は先ほどのようなことを繰り返すばかり。
「君は僕の妻になったんだから、前の人は忘れてもらわないと困るよ」
抗議するも、義父はその姿勢を崩すことはなかった。
その後、何度かの話し合いの後、母親は離婚を決意。
抵抗する義父を家から追い出して実家に帰らせ、調停に入るが向こうがゴネにゴネて交渉は難航。
それ以外では、浮気もギャンブルも経済DVもしないという全く問題のない義父だったからだ。
遺品を捨てたことについても、口の回る義父が調停員を丸めこんでしまった。
長引く交渉に疲れ、弁護士を入れて裁判にしようかとしていた矢先。
彼女が母に協力するべく、会社が倒産したのを機に帰郷してすぐにこのゾンビ騒動、というわけだ。
以上が、彼女が語ったことである。
「腹立つよそりゃあ!なんだその義父ゥ!五〇さんを見習えよ度量の小さい屑があ!!!」
「そうだろうそうだろう、こうなったら大輔に成り代わって俺が・・・」
「大丈夫!もう大丈夫ですから!」
小鳥遊さんはもう必死である。
俺たちもある意味必死だが。
しばらく荒れた後、おっちゃんと俺はまだ熱いお茶を一気に飲み込み、ため息を一つ。
それでもおさまらなかった俺は小鳥遊さんに許可を取り、庭先で一服してやっと落ち着いた。
おっちゃんまで来てた、吸わないのに。
頭を冷やしたかったんだろう。
「・・・すみません、ご迷惑を・・・」
「すまねえなあ・・・香ちゃん」
2人して深々と謝罪し、ソファーに座りなおす。
恥ずかしい、大の男が2人そろってわめき散らすとは・・・
穴があったら入りたいでござる・・・
「いいんですよ・・・正直、怒ってもらって嬉しかったんです」
悲しそうに笑った小鳥遊さん。
「あの人の『自分は変なことをしていない』っていう自信に満ちた態度が嫌で嫌で・・・あんまり普通に言うものだから、おかしいのは私じゃないかって思ったりして・・・」
・・・なんて野郎だ。
男の風上にも風下にも置きたくない!
「そんなことはねえよ、香ちゃん。間違ってねえ、決してな」
おっちゃんが優しく言うと、小鳥遊さんは目を潤ませた。
亡くなった父親を偲ぶ娘に、なんて残酷なことを。
くっそう!アイツが友愛にいなけりゃなあ・・・!
どっかの街中にいればこう、後ろからこっそりと・・・
「ボウズ、俺も同感だが顔に出過ぎだぜ」
おっといかんいかん。
前にも考えた仮面作戦を実行に移す時が来たか・・・?
「まあ、とにかく小鳥遊さんのお気持ちはわかりましたよ。じゃあ、あのカス・・・じゃなかった依頼人の屑には何て伝えときましょう?正直黙殺してもいいんですけども・・・」
下手に生存を知られたら、面倒なことになりそうだし。
「おいおい、オブラートが破れてるぞボウズ」
「包むのも面倒だからね!」
おっちゃんとやりあっていると、小鳥遊さんがくすりと微笑む。
「そのまま伝えてくださって結構です。私はあの人の娘ではありません、法律上も血縁上も・・・私の父は、今までもこれからもずっと1人です」
・・・強い女性だなあ。
芯が通ってるっていうのかな、こういうの。
「・・・わかりました。警察の方へはさっきの情報もしっかり伝えておきます」
義父・・・というかカスには絶対に見せないので、警察への証拠として小鳥遊さんの写真も撮っておこう。
「絶対に会いたくない」というビデオメッセージも録画しておいた。
宮田さんなら、きっとわかってくれるはずだ。
「ところでよ、香ちゃん。ちゃんと飯食ってんのか?」
おっちゃんが心配そうに聞く。
たしかに頬とかこけてるもんなちょっと。
井戸水があるから水分は大丈夫だろうけど・・・
「えっと・・・ううん、切り詰めてた備蓄の非常食も1週間前になくなっちゃった。外にはゾンビみたいなのがいっぱいいるし、どうしようかって思ってたの」
やはりそうか、じゃあ1週間も食べてないのか。
ああくそ、リュックサックには緊急用の乾パンがあったのに・・・あ。
「えっと、とりあえずこれどうぞ。いっぱいあるんで」
ベストのいたるところにチョコバーがあったのを忘れてたわ。
まだ賞味期限は大丈夫だし、いけるだろ。
「えっ・・・いいんですか!?」
「いいですいいです。ホラホラホラホラ」
目の前に6つほど積み上げる。
まだまだあるぞ。
釣りベストはポッケがいっぱいあって最強だからな!
「すっ・・・すみません、それでは・・・」
おずおずと手を伸ばした小鳥遊さんは、涙ぐんで猛然とチョコバーを食べ始めた。
食えないのが一番辛いからなあ・・・今日ここに来てよかったぜ。
おっちゃんも神妙な顔をしてる。
「・・・香ちゃんよ、俺んとこに来いや」
小鳥遊さんが食べ終わった後、おっちゃんが言った。
・・・そう言うだろうと思った。
おっちゃん面倒見いいもんなあ。
「ええ・・・そんな、悪いよおじちゃん」
「いいんだよ、大輔の娘なら身内みてえなもんだしよ」
「え、えっと・・・」
「ここでこうしててもジリ貧になっちまうぞ。それに、連れて帰らなかったら母ちゃんに殺されちまう」
「で、でも・・・」
おばちゃんとも顔見知りなのか、まあそりゃ当たり前か。
「大丈夫ですよ、おっちゃんの家は広いし今は人数が多くて賑やかですからね」
「ボウズの言うとおりだ、なんにも遠慮することはねえ」
俺から友愛以外の避難所を紹介することもできるけど、おっちゃんがOKしてるなら余計なお節介だしな。
おっちゃんの説得によって、小鳥遊さんは引っ越しを決意した。
最低限、身の回りの物だけを持ってすぐに移動することにした。
着替えと、それからさっきの弓矢だ。
これは彼女の昔からの持ち物なので、クソ義父には捨てられなかったらしい。
この状況下で武器は必要だからな、遠距離狙撃は有用だし。
騒動から初めて外出する小鳥遊さんを護衛しながら歩く。
ここにはゾンビはもういないだろうが、念には念を入れておかないとな。
何事もなく軽トラまで戻れるか・・・と思ったが、よりにもよって軽トラ周辺にゾンビがいる。
なんでだよ。
来るときに追い払った奴らか?
初めて間近でゾンビを見て青くなる小鳥遊さんをなだめ、俺とおっちゃんで向かう。
数は2体。
足音を殺して近付き、間合いに入ったら一気に動く。
「っふ!!」
「っぬん!」
俺は後頭部をかち割り、おっちゃんは首を突く。
よしよし、後ろ向きだから楽だった。
これで帰れるぞ。
軽トラの運転はおっちゃんに任せることにして、俺は荷台に座っている。
小鳥遊さんも、今日会った俺といきなり密室じゃ気まずいだろうしなあ。
ちらりと覗くと、何やら楽しそうに話をしている。
・・・ああ、サクラやみんなに会いたい。
「おじーちゃん!おじさん!おかえりー!」
「ひゃん!ひゃん!!」
中村家に帰ると、さっそく美玖ちゃんとサクラが飛び出してきた。
お、渡したリードを使ってくれてるみたいだ。
「たっだいま美玖ちゃん!サクラ!!」
「ええっ!?」
荷台から飛び降りる俺にびっくりした美玖ちゃんをよそに、サクラがミサイルのように突っ込んできた。
「よ~しよしよし、お姉ちゃんたちに可愛がってもらったか~?いい子にしてあばばばばばばばば」
抱え上げて頭を撫でると、興奮しきったサクラが顔中舐めまわしてくる。
寂しかったのかな?
「ただいま美玖、お客さんを連れてきたぞ」
「こ、こんにちは・・・」
おっちゃんと小鳥遊さんが軽トラから降りてきた。
小鳥遊さんの方はチラチラと視線をこちらへ送ってきている。
・・・ははーん、さては犬好きだなあ?
いや、逆だったら悪いけども。
「おかえり、おじーちゃん!・・・こんにちはお姉さん!桜井美玖です!」
「こんにちは・・・小鳥遊香です。あの、これから・・・」
「ほらほらみんな入った入った、話は中でじっくりしようや」
ということになった。
嬉しそうに尻尾を大回転させるサクラを小脇に抱えて、俺も中へ入ることにした。
「・・・なんてひどい人だろうねえ!可哀そうに・・・香ちゃん、もう大丈夫だよ?いつまでもここにいていいからねえ・・・」
「おばちゃん・・・あ、ありがとうぅ・・・!うえぇえ・・・・」
「いいのいいの、辛かったねえ・・・大輔くんの娘ならおばちゃんの孫みたいなもんさ・・・」
涙ぐんで小鳥遊さんを抱きしめるおばちゃんと、胸に顔を埋めて泣きじゃくる小鳥遊さん。
これまでの経緯を説明し終わったようだ。
ま、おばちゃんがNOと言うわけはないと思ってたけども、丸く収まってよかったなあ。
子供に聞かせるのはヘビーすぎる話なので、俺は美玖ちゃんとサクラと庭でボール投げとかをして時間を潰していたのだ。
ボールも好きだが、サクラ的には縄の引っ張り合いが一番楽しいようで散々遊んであげた。
これだけ顎の力が強いと、将来は立派な熊犬になれそうだな。
美玖ちゃんもサクラが大好き、サクラも美玖ちゃんが大好きなようで見ていて微笑ましいなあ。
定期的に連れてきてあげよう、うん、それがいい。
俺と美玖ちゃんたち以外は、これまでの顛末を聞いていたようで皆静かに怒っていた。
由紀子ちゃんと比奈ちゃんもボロボロ泣いている。
特に敦さんと美沙姉なんかは、娘という事もあって美玖ちゃんと重ねてしまったようで・・・黙っていても凄く怒っているのがわかる。
・・・ていうか敦さん辺りの空間、ちょっと歪んでない???
美玖ちゃんもサクラもちょっと怯えてるぞこれ。
「おいボウズ、友愛な、俺も行くぞ」
いつも通りの喋り方だが、漏れ出る殺気が物凄い。
おっちゃんのやる気は満々である。
止めないとあの糞野郎をその場で撲殺しかねない。
・・・俺、止めれるかなあ?
「なんという・・・なんという酷い人がいたものですね、田中野さん」
神崎さんのおめめが鋭すぎてコワイ。
やべえなあ、神崎さんまでキレてる。
まあ、俺もなんだけど。
さて、じゃあおっちゃんを連れて友愛に乗り込むか。
あんの糞野郎・・・どうしてくれようか。
異世界おじいさんもよろしくお願いします!
不定期更新なのでこちらの更新に影響はありません。
ほんのちょっとこの物語とつながりがあります。
・異界血風録~若返ったので異世界でわしより強い奴に会いに行く~(https://ncode.syosetu.com/n9008hc/)




