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星1の評価を頂いた私は、歓喜して納得いく内容の次話を書き上げる

作者: mad

 家事や仕事で忙しい中、私は必死で作った空き時間を使って、今日の投稿する話のプロットを思い起こす。


(今日は書く時間があまり取れない……だから、少しでも時間があれば書き進めたいな。)


 そうは思ってはいるのだが、なんだか気分が乗らなくなってしまった。



――なぜなら、今書いている話にものすごく違和感を感じるからだ。


 大体そういう時は、決まって主人公やヒロイン、そして主要な登場人物たちが私に語り掛けてくる。



 ある破天荒な登場人物は、難しい言い回しが気に入らないようだ。

「俺はこんなことは絶対に言わないぜ? もっと気楽にやろうや。」



 殺されるはずだった敵役は、それが気に入らずに命乞いをしてくる。

「主人公ならもっとやれることがあるだろ? そこで妥協せずに打開策を見出してみろよ?」



 そして主人公は、私に疑問を呈してくる。

「俺はまだこの世界で、知名度も権力もないはず……もっと領主の力を借りねば、そのようなことは成し遂げることはできぬぞ? それに、このような策を弄しては国が傾いてしまうから、自分は絶対にそんな愚策は採用しないだろうな。」



 私は、確かにそうだと思いながら、彼らの視点に立ってプロットを書き直して、再度推敲する。


 そうしているうちに、自分の小説は果たして読むに堪えうるの物なのかが気になって、つい小説情報を開いてしまった。



 ブックマークが一つ減ったのに、総合ポイントが変わっていない……

 つまり☆一つの評価をして頂いた後、ブックマークを外したということのようだ。



 私はそれを見た瞬間に、評価を入れてくれた人に深く感謝した。

「きっと、この人は私の小説を読んでくれたんだ! そうでなければ評価してくれるはずがないからな。」



 ただ……☆1ということは、その人にとって満足できる内容を書けなかったのかもしれない。

 それと同時に、私はもう一つの可能性について考えた。


(最近はぎりぎりの状況で拙速気味に投稿しているから、誤字があって見づらかったのかもしれないな。)



 直近の五話ぐらいをもう一度読んでみると、やっぱり誤字が見つかった。


 私は笑みを浮かべながら誤字を訂正して、評価を入れてくれた人に感謝する。



 そして、今日も何とか頑張ろうと再度決意するのだった。

「読んでくれた人や、今ブックマークを入れてくれた人のためにも妥協せずに今日も頑張ってみるか。」



 仕事と家事がひと段落したところで、その決意を形にするべく書き始めるが、やっぱり時間が足りなくなって弱気になってきた。

「今日は、もう駄目かもしれない……日付が変わるまで、数時間しかないじゃないか。」



 だけど、せっかく読んでくれた上に評価してくれる人がいたのだからと、何とか気持ちを奮い立たせて呟いた。

「時間内に終わらせようと内容に妥協しては駄目だ。それに、更新を待ってくれている人もいるはずだから、しっかりと頑張るんだ!」



 *



 数時間の格闘の末に仕上がった話は納得のいくもので、心地よい達成感を得ることができた。


 気が付けば、日付が変わる1時間前を切っていたが、今日も何とか一話更新することができた。



 私は今日評価してくれた人へ心の中で深く頭を下げると共に、今まで評価してくれた人たちにも感謝した。


(よく考えると、半分ぐらいの人たちが評価してくれている……本当にありがたいことだ。)



 私の作品のブックマーク自体は五十も行かないけれど、それだけしっかりと読んでくれている実感が沸いてきて、なんだかとても嬉しい気持ちになる。



――明日も苦しいかもしれないが、納得いく内容で更新できるように頑張るぞ!



 そう決意した私は、遅めの晩酌をしながら、明日への気力を養うのだった。

 今書いている小説の活動報告にも書きましたが、

 読者の皆さんから評価を頂いて、物凄くモチベーションが上がりました。


 低評価、高評価関係なしに、自分の作品を読んでくれた方から何らかのアクションを頂けるというものは嬉しいものだと思います。


 この作品を読んで、これからは自分が読んだ作品に、評価を入れて見ようかなと思った方が居たら幸いだと思っています。



 最後に、色々な作品がある中、このエッセイを読んでくださった方々に感謝を致します。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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