>単純に敵だ殺せではありませんし、主人公の性格を分かった上で話しています。
>単純に敵だ殺せではありませんし、主人公の性格を分かった上で話しています。
もちろん、それは読み取れますし
クラウスというキャラクターは
中世の権威主義の考え方しか知らない異世界人なので
「理性的に王道を語る領主」としては当然の台詞だと思います
何せ民主制はあったとしても「民主主義」はないだろうし
「法治主義」という考え方はなく「人治主義」の掟はあっても
「法治主義」による法学的な定義の「法」はない異世界だからそれがオカシイと書いたわけではありません
ただ「人文科学」による社会の法学で動く先進国の人間達
この物語の登場人物なら須藤さんのような「民主警察」の教育を受けただろう人間が聞けば
「理解は出来るが非文明国家の論理」で過去の歴史の中で有用とされてはいるが現代では「危険な軍属の考え方」で
「シビリアンコントロールを許さない軍事政権の価値観」なので
未成年者には「戦争についての他の価値観と方法論」もある事を示すべきと考えるだろう
というような感想でした
クラウスの話は解りやすく個人の主観として立ち居地を選び
その主観のままに生きる「私人」としてならいいのですが
「軍事司令官」としては正しくても
核ミサイルの発射ボタンを預かる「公人」としては客観性を持たないために危険な考え方と言うと解りやすいでしょうか
「英雄」や「王」や「独裁者」としては正解だけれど
「民主主義社会の人間」の考え方としては不正解なので
異世界に行ったきりの現実無視したファンタジーではない作品なのに
「郷に入れば郷に従え」などと「武士道的王道論」を採用して
他の「近代法社会学」や「文化人類学」の観点の論を紹介せずに
簡単に済ますのは「もったいないテーマ」ではないのかという話ですね
ちょっとメンドクサイですが
「トランプ大統領」がクラウスと似た考え方の持ち主である事を思えば「反トランプ」の考え方も紹介してみたほうがいいと思いませんか?




