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>贖罪


>贖罪


贖罪とは何に対しての罪なのか?


差別主義者に服従していた者達

敵というレッテルを貼った見た事もない者達を「正義」の名の下に虐殺した「聖戦」という差別を行った事に対してなのか?


あるいは

そこまでやって「全ての味方」を救えなかった「全能でなかった事」に対してなのか?


 その両方なのか?


個人としての行動と為政者としての行動を切り離せないのなら

それは「公私混同」ですが


現実の「世襲政治屋」達が代々特権を振りかざして半世紀も経つせいか


形骸化した民主主義の「諮政者」でなく

権威主義の「為政者=王」であったとしても「公私混同」を行う者は政治に関わるべきでない


という政治倫理は失われて

「王とは何をしても正しい」という犯罪組織同然の「蛮族の理屈」に嫌悪を覚えない人間も増えてきたという話も聞きます。


断罪と贖罪のエピソードは

そういった「王道」と「覇道」や「正道」と「蛮行」について考えさせられる話になっているようですね。



敵と断じた者達を圧倒的な暴力で蹂躙するという「暗い愉悦」に興奮を覚えさせる蛮行とそれを正当化する「正義」は


「北の半島国家」のような擬似王権国家のみならず

「超軍事大国」などでもレイシズムで動く者達が政治を主導すれば必ず起こる悲劇ですが


プロパガンダは

それこそが正しい世界の在り方だと語って争乱を煽ります。


多くの創作者がプロパガンダが創った「時代の流れ」に乗って戦争を煽った「戦前の昭和」の物語に似た熱狂を煽る物語になるのか?


それとも

その熱狂を批判する物語になるのか?


贖罪について深く語られるうちに判ってくるのでしょう。


自らを痛めつけるような「自己犠牲」によって

自分の心の中の何を誤魔化そうとしたのか?


次の一人称シーンで独白されるだろう「弱さ」とは何なのか?


自分を甘やかしてプロパガンダの「正義」を信仰する「弱さ」なのか?


自分を律して行動できなかった「甘さ」とそれを正面から受け止められなかった「弱さ」なのか?


成長への第一歩なのか?

堕落への第一歩なのか?


次の展開が楽しみです^^


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