>「若様が何を成すのか興味がありましたので」
>「若様が何を成すのか興味がありましたので」
>「お前がその力になると?」
>「そのつもりです。数年で織田弾正忠家の力を数倍にはしたいと考えてます」
この流れだと「宇宙○○」パワーを使えば数百倍でも可能だけど……
全力を出さずに縛りプレイで「見物人」ポジションを貫くという感じでしょうか?
(━_━)うーむ
そうだとすると
技術を隠す意味が「保身」とするには立場が強大すぎるからなあ。
遊び半分で人の生き死にと歴史に干渉する
「無貌の邪神ナイアルトラホテプ」っぽさというか
どうしても主人公に「オマエは何様だ」という感想を抱く読者もでてくるでしょうね。
これが「現代の地球上の要塞」とかの設定で生産設備がないとかくらいなら「バランスのいい設定」の戦国を現代の技術で征服しちゃおうという話になるのでしょうが
ファンタジーに例えると
このサイトからアニメ化されたモンスターギルドが世界を蹂躙する話レベルの戦力差がある話ですからねぇ。
技術的に考えても
衛星軌道上からの監視と攻撃など「絶対に安全な立場」を造れ
そこから簡単に敵を殲滅できてしまう上に
地上よりも快適な環境も造れるのに
あえて地上に降りて現地で干渉するわけですから
動機を考えると
「誰かに惚れて味方になる」
「遊び半分で引っ掻き回す」
「干渉するための信念がある」
というパターンに分類されるでしょう。
ここで主人公が「平凡な人間」か「強い意志を持つ人間」か「サイコパスな社会病質者」のパターンで更に物語の方向性が決まるわけですが
主人公が「平凡な人間」にこだわると
「誰かに惚れて味方になる」
「遊び半分で引っ掻き回す」のどちらかですが
更に
戦国戦略ものとしての「戦力バランス」にこだわると
設定上、主人公の心理的要因から制限しないとならず
「全力で支援しない」なら
「遊び半分で引っ掻き回す」タイプだろうと判断されても仕方ないわけで
そう考えていくと
この物語は
遊び半分に歴史に干渉した「平凡な人間」がリアルな生き死にに関わって
成長して「信念」を得て「強い意志を持つ人間」となるか
堕落して「サイコパスな社会病質者」となるか
メタバタっぽく「人間でない何か」になるか
という方向へ向っているようですね。
このサイトの似た傾向の作品だと
主人公が「平凡な人間」でなく元軍人だったせいか
歴史を陰で操ろうとするタイプの黒幕一族として君臨する路線に向かいましたが
あえて歴史改変もので
「現代の歴史」を踏襲する意味は
「現代は最高の世界でそれ以上の未来はなく後は滅びるだけ」という緩やかな絶望を描くのでないなら
必要はないわけですし
歴史改変ジャンルで書くのなら新しいセンス・オブ・ワンダーも見てみたいですが
どうなっていくのか?
この物語がどういう方向へ向っていくのかが楽しみですね




