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>あやしいセミナーでは自己否定や既存の価値観を崩すのと同じくらい、その人がコンプレックスに思っている部分や不安に感じているものを大丈夫だよ、問題ないよと肯定するのも洗脳の手法らしいですねぇ。

>あやしいセミナーでは自己否定や既存の価値観を崩すのと同じくらい、その人がコンプレックスに思っている部分や不安に感じているものを大丈夫だよ、問題ないよと肯定するのも洗脳の手法らしいですねぇ。



似たような心理学知識は

古くは宗教や国家が独占していたみたいですが


情報化時代という言葉が生まれる前後に爆発的に広がり

最近では犯罪組織とか受験産業とか企業とかまで使うようになり社会のカルト構造化を促進しているようです。



民主主義社会は

皆が平等に自由、自律、自主、自尊を得られる事を望む事を前提とするのでカルト化は反民主的として社会の敵とされるのですが


権威主義で国家を運営する政府や軍事機構は


効率的に奪い合い、脅し合い、殺し合うことで他者を服従させるという

人間の動物的本能を悪用したその階級主義的性質上


建前で民主主義を尊重するといいながら本音でカルト化を促進しますからねぇ。




「強い者に従っておけばいい」という野生本能に基づいた暴力原理の理屈を人の在るべき姿とせずに


「一人一人ができる限りの事をして援けあう」という共存原理を


「人類種の生存戦略」として精神文明を構築したのが「猿」や「猿人」や「原人」や「蛮人」とは別の生き方を選んだ「人」で


「人」とは肉体ではなく精神の在り方で「人」として成り立つ存在と考える民主主義。



その対極にある「人類種の生存戦略」を否定して

一部の人間だけの利益のために


人間を「獣の理屈で動く存在」にして「種の破滅」へと促進させる権威主義。


権威主義を社会構築に悪用しあい「競い争い合う事で成り立つ社会」を国家と呼び


その対立を前提とした国際社会を維持する以上


少数の悪が自らを「正義=必要悪」として共犯者を創る事で組織を維持して多数の善を従えるシステムは必要とされ続けます。


情報化時代が

その「悪意」を爆発的に広めた結果


「民主主義の形骸化による衰退」として

人類の滅びは確実に近づきつつあるのではないか?


巨大経済軍事国家アメリカにカルト思想の大統領が誕生したり


我が国でも格差社会にブラック企業を許す世襲政治屋達が保守と呼ばれる勢力になった事を考えると


あと200年で人類を統一して民主化しないと

人類を絶滅させるレベルの科学技術の進歩を制御できなくなるという説までありますし


コンピューターの進歩と遺伝子情報解析でのバイオハザードをネタにしたゾンビものとかが流行っているのも


小麦や米といった食物を滅ぼす細菌兵器とか

潜伏期間が長く、致死率が高いウィルス兵器とか


あっても可笑しくない危機の「例え話」として、多くの人間が情報化社会によって「滅び」を無意識で感じているのかもと


ふと、そう思ってしまいますね。



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