>日本人は歴史改ざん大好きだし
>日本人は歴史改ざん大好きだし
日本人はというより、「権威者は歴史改ざん大好き」ですね。
変わった民俗学の本というと「消された大王」系の話でしょうか?
そこらは和合であったか征服であったかで説が分かれてるようですね。
スサノオは海の神であり嵐の神でオオクニヌシやオオモノヌシとセヤダタラヒメとの関係から製鉄技術を持ったヒッタイト系民族の神という話もありますしね。
記紀を造った「天武=大海人」が初代「神武」と同意の名である事や大化の改新から白村江の戦いへ、そして壬申の乱へと続く「白村江の戦前と戦後のクーデターの流れ」からスサノオ系が神武系だという説とか
「イザナギ=イザナミ」の女系から男系への変化説など「正史」が造られた時代の権力均衡図を考えて色々な説があるようです。
歴史の改竄は日本でも海外でも洋の東西を問わず行われている権力の常套手段であり、血統主義や権威主義と結びついた「正統性」の主張です。
最近では二次大戦の戦勝国側に立った中国や朝鮮と日本の歴史認識や主張が違いますが
両方の主張を神話とするなら様々な「配慮」から記紀のような混沌としながらも権力者の意図に沿ったものとして創られる気がします。
要は、血統主義や権威主義という反民主主義でありながら伝統という美名の影で
行われる
「正統性」=「正当性」という誤魔化しこそが「歴史の改竄」なのでしょう。
そういう方向性で考えるなら
血統主義も権威主義も暴力を担保として成り立ち多くの死と破壊をもたらし続けながら利便性から現代でも使われ続ける方法論ですから
この「負の精神的発明」の使用は止めるべきなのでしょうが
「伝統=利権」や「祖霊信仰=血統崇拝」という誤魔化しと影で行われる有形無形の暴力がそれを許さず
憲法問題に在日問題に属米問題と政財官癒着と軍事費問題などなど
民主主義の衰退と共に誤魔化しは日常化していき常識化して
倫理や政治を考える事すら敬遠されて、やがて嫌遠されるようにする
愚民化政策=衆愚政治推進で
現代でもリアルタイムで「歴史の改竄」は行われ続けているのでしょうね。




