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>人が人を喰らうと言う『業』

>人が人を喰らうと言う『業』


科学的に表現するなら

『共食いという自滅本能』で


それを忌避する「種の保存本能」を肯定する倫理を刷り込まれた事での嫌悪感というのは「殺人への嫌悪」と同種でありながら


誰かの為や何かの為という言い訳の免罪符が得られ難いので

より強い純然たる感情として


「共存を善とする農耕文明」の文化として現代まで伝えられているのですが


「聖書宗教」の征服型階級主義と権威主義が

その「善」を否定するせいか


密教や道思想の『業』というものを語る物語が少ないので

「神という理不尽を望む『業』」を否定するような物語は好いですね



問題は『業』という概念自体をよく知らなかったり理解していないと

「共食いに対する生理的嫌悪感」として読み飛ばされそうなところで


語彙が少ない読者や読解力が低い読者には通じにくい話として

昨今の「愚民化政策に同調したような出版業界の編集者」には忌避され


「読みやすい=正義」という困った風潮があるので

こういうタイプの物語が少なくなった事ですね


特に仏教文化より聖書宗教文化のほうが「カッコいい」という刷り込みが行われた世代だと「善」と「正義」と「JUSTICE」の区別が曖昧な人間が多く


知らないうちに「奴隷」や「家畜」にされて

それが常識となっているのではという警告の物語として読めない読者もいる気がします



それより性質が悪いのは

「飼う方になればいい」とか「常識に逆らうと損」という「自滅本能の肯定」をする「歪んだ個人主義」と「怠惰な刹那主義」が蔓延していっているという「印象操作」をあちこちで感じる事でしょうか


このサイトの「好まれる物語」の傾向を見ると


子供達の世代に

閉塞感や停滞感が漂い「戦争」を求めるような風潮への忌避感が薄れ


逆に

権威主義に対抗して民主主義を護る事へ忌避感を植えつけるような論調や物語が増えているようにも感じます


それが現実なら困った事で「組織的印象操作による虚構」なら怖ろしい事だなどと


ついつい考えてしまいました


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