>為政者として錬金術師を物のように扱う
>為政者として錬金術師を物のように扱う
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明確な間違いというわけではないんですが
「為政者」は「administrator」の翻訳語ですので
封建時代の「征服統治者」である「Ruler」などと違うニュアンスを持ちます
為政者が「管理者」で「民主主義の主権を預かった支配者」で
「征服統治者」は「主権を持った支配者」なので
そういう意味合いだと「為政者」は非人道的な手段で主権者である国民を法を破って好き勝手にできません
けれど裏でそういう錬金術師達のようにに扱われる人間は現代でもいますし
「権威主義者」である権力者達は、故意にその二つを混同させて使い
民主主義社会の「公僕」であるはずなのに
権威主義で「掟」に従わせる権力者としてでなく
法治主義で「法を護る立場」のはずなのに
「法解釈で法の精神を捻じ曲げ」る手段を「為政者」は使うべきと騙り
御用マスコミもそれを正さないので
「為政者=政治権力者」の意味で使う人も増えて
「みんなが使うから間違いともいえない」状態になって
国家主権者である国民の代表としての「諮政者」という表現も区別のために生まれてしまいました。
そういう観点で見ると
為政者より
権力者や征服統治者や貴族などの
庶民を服従させる征服者の意味合いが強い言葉
とかのほうがこの場合は相応しい気もしますね




