暫定人物設定資料(ネタバレ)
時折、増えます。
ネタバレ注意。
主人公’s
名前:シキ(橘 詩織)
年齢:23(本編スタート時)
種族:異世界人『地球人』
異名:四季の魔女(四季に祝福された聖女)
能力:特殊魔法 『四季司』
『暦』 四季によって属性変化する魔法。
処理容量が許す限り無詠唱で発動可能。
『通年』 年中使える魔法。発動条件として古語による詠唱が必須。
現在判明しているのは時空魔法としての側面のみ。
ス○バや○リーズとパン屋とかミス○を足して割ったようなセルフ式の喫茶店を営む魔女。
正体はリヒトシュタート聖教国によって地球より無理矢理召喚された女性。
召喚しておきながらハニトラや暗殺を企んでくる聖教国の上層部に愛想を尽かし、タチバナと名付けた獣人の青年と共に王都の一部を凍結させて逃走。
西大陸最東端の交易都市国家ラグにて冒険者ギルドと公爵家の後ろ盾を得た後喫茶店を開業した。
色々目を逸らしていたが、やっとのことで正面から向き合うことを覚悟する。覚悟した結果、食べられた。
外見は腰まであるうねる黒髪と黒い目を持つ日本人。愛嬌のある顔立ちだが、美人というわけではない。
シンプルなシャツとハイウエストのロングスカートを好んで着ている。
最近、名誉貴族(一般市民だが貴族として登録されている人のこと。一代限り)として登録された。
すぐ後に、さっさとタチバナと籍を入れ夫婦となった。
公式文書での名は『シキ・フォン・フェルンヴェルト』
名前:カレン・(フォン)・ヴァサーリーリエ
年齢:19(本編スタート時)
種族:人間
異名:睡蓮の騎士
能力:剣術、槍術
国を追われた没落下級貴族な女騎士。
家の紋章は睡蓮。
貴族の父と、他国出身の冒険者であった母を持ち、故に混ざりものと呼ばれていた。
ドラゴンゾンビ討伐に強制参加させられるも、そこで武勲を立ててしまったのが運のつき。
『英雄は毒杯を受ける』の法則に見事に引っかかってしまい、国から逃亡せざるを得なくなった。
逃走途中、隣国との国境緩衝地帯でシキに救われ、以来彼女の営む喫茶店で働いている。
外見はポニーテールにされた赤銅色の髪と、青の瞳。
シャツにズボン、ベストという格好を好む。
飛び抜けた美人ではないが、男より女にもてるキリっとした顔立ちをしている。
名前:フィリーネ・トーン
年齢:54(人間年齢に換算して18。本編スタート時)
種族:ハーフエルフ
異名:風弓
能力:精霊魔法『風』、弓術、短剣術
カレンの親友であり高ランク冒険者。
とある依頼のためリヒトシュタートに滞在していたが、あまりの差別に辟易していたところ、カレンと出会い意気投合した。
依頼達成までカレンの配下という体裁で身を守っていたが、ドラゴンゾンビ討伐後カレンと共に命を狙われたため共に逃亡。
カレンと同じくシキに救われ窮地に一生を得る。
以来、シキのカフェの従業員として働いている。
外見は美少女。見事なプラチナブロンドをロングストレートにした碧眼。
丈の短いワンピースとショートパンツを好む。
ブラコンの気あり。
名前:タチバナ(橘)
年齢:26(本編スタート時)
種族:獣人『狐』
異名:魔女の騎士(一部勢力により『魔女のおかん』『残念美人』『甘党狐』等)
能力:幻惑術、暗殺術、薬術
聖教国暗殺部隊『死の翼』の暗殺者だった青年。
名前はなく、15番目と呼ばれ、ハニートラップや『針』『鋼糸』『毒』による暗殺を得意としていた。
シキ暗殺の命を下されるも、シキの魔法『通年・呪縛』により隷属者となる。
その際に名を与えられ、シキの協力者として立ち回ることになる。
聖教国脱出後、差別や命令(お願いはあるが、拒否可能)されずむしろ労わるように接され、また胃袋を掴まれ、シキに心を許すに至る。
最近、シキの真名を教えてもらい、『対等』となった。
そのまま恋情すっ飛ばした家族になりたいという願いのまま、シキを食べた。
シキのカフェで働きつつ、薬士として傷薬などをギルドに卸している。
外見は超美人。くすんだ金髪と金眼で、狐の耳と尻尾を持つ。
シャツとズボンにカーディガンという出で立ちだが、服装に拘りはなくシキと揃いのものを着ている。
晴れて願いが成就?し、シキの家族(夫)となった。
最近、ザフローア公爵経由でギルドから異名を得た。
公式文書では『タチバナ・フェルンヴェルト』
その他の人物
フェリクス・フォン・ハーフェン
カレンとフィリーの後見人になったラグの伯爵。
貴族だが、ラグはあまり身分にこだわらない土地柄なので結構フランク。
嫁と公爵と姪に頭が上がらない。
姪の名前はアガーテ。
イライア・トゥルーハート
元暗殺者のヤギの獣人の少女。
タチバナと同様にシキ暗殺の命を受けるものの返り討ちに合い、その際隷属の首輪を破壊され晴れて自由の身に。
現在は拾ってくれたオレンジ農家で同じように解放されたキアラとシャルマと一緒に農作業をしている。
ゾルダン
ドワーフの鍛冶師。
カフェの常連の1人で、おはぎと麦茶をこよなく愛する。
カフェに置いてあるタンブラーや、カレンの軍刀などを手がけた。
ドワーフだが、アルコールを好まない珍しい人。
ハルニレのギルドマスター
リヒトシュタートの隣国であるハルニレのギルドマスター。
好々爺で、シキとタチバナをとても心配していた。
最近、善哉にハマッた。
ブリーキンダ・ベル
リヒトシュタートの法王の孫娘にして豊穣の神殿の大司祭。
また、死の翼の調教師の1人。
妖艶な金髪の美女。タチバナのトラウマ。
ザフローア公爵
シキの後見人の公爵のおじ様。
優しい外見と柔和な微笑みなどを駆使して相手を落とす危険物(byシキ)
貴族嫌いの大貴族だが、行動理念は国のためが主。
シキのことは、孫の如く気に入っている。
グランドマスター
冒険者ギルドのギルドマスターたちの中でもトップに位置する人。
初老。
最近善哉に嵌った。ハルニレのグランドマスターとは旧知の仲。
イェンリー
東大陸出身の錬金術師にして薬士。
西大陸に漢方の概念をもたらした第一人者でもある。
ギルドのグランドマスターの妻。初老。
ユカリ&シオン・ミズアサギ
雨の都オルタンシアにある宿屋の一つ『水浅葱』の店主の子供。
双子であり、現在見分けがとてもつけにくい。
ユカリはお転婆、シオンは落ち着いた性格である。
カレンたちがシキの世話になり始めて二年目の春、シオンはシキのところへ弟子入りを果たした。
ウーヴェ
雨の都オルタンシアの繁華街『カネール』入り口付近。
そこで『ラクシュミー』という酒場を営む男性。
諸事情により、アガーテ経由で手に入れたラムネに惚れ込んだ。
シュノ・イナモリ・オルトゥルフ
盾の国シュッツヴァルトの騎士団長と宮廷魔女の夫婦の養女。
シキと同じ地球からこの世界にきた異世界人だが、彼女は事故によってこの世界に来ることになった。
異世界歴はシキより長い。
異世界転移の際、魂がズタズタになったがスイと魂を一部融合することで生きながらえた。
養父譲りの騎士の剣術を得意とする。
本名は稲森朱乃
異名は『狐狼姫』
スイ
シュノの首に襟巻のごとく巻き付いている白狐。
正体は稲荷神社の神使。
だがシュノと共に巻き込まれた異世界転移の際、魂を欠損しシュノと一部を融合し生きながらえた。
術を使えないシュノに代わり、シュノの養母である宮廷魔女から仕込まれた呪歌を使う呪歌謳い
女の子です。
ヴィンフリート・リデイル・フォン・ベルンシュタイン
元々は人間であった魔王。
王家に連なる大貴族として生まれるも、見目麗しさとその強さ、そしてひそかに抱いていた恋心を利用され、人体実験の駒にされ合成獣になる。
合成されたのは数百という妖精。
焦がれた王女からの裏切り、化け物と化した己への絶望などにより故国を滅ぼし、後に封印内部で魔王へと進化した。
現在は人であった頃の記憶と、魔王としての感覚の齟齬に悩んでいる。
本名は長いので、通常時はヴィンと呼ばれている。
異名は『琥珀の魔王』
ラウラ・ベルネット
ラグのギルドの事務担当官総括。
滅多に表に出てこない才女。だが、最近何故か表に出ることが増えてきた。
抹茶マシュマロがお気に入りで、週に一回は大量に注文する。
デューフェリオ・バルシュミーデ
猪突猛進な冒険者。
竜人族で、褐色の肌に所々鱗が煌めく。
火属性の魔術と槍を得意とするが、敵と見ればつっこんでいくその性格のため、初心者ではないものの中堅に上がりきることもできずにいる。
出身は東大陸と西大陸の間にいくつか点在する群島の竜人の里。
イブキとは幼馴染。実家が漁師なので、魚を売りにアカレアキツの港に出入りしていた。
いちゃもんをつけたタチバナにフルボッコにされ、罰として現在ギルドの使いっぱしりをしている。
イブキ・トラノオ
デューフェリオの相方の冒険者。
東大陸アカレアキツ国出身で、独特の喋り方をする。
礼儀正しく、苦労性。薙刀を得意とし、質実剛健という言葉が合う。
実力だけならばとっくに中堅ランクなのだが、相方がアレなのでとばっちりでランクをあげられずにいる。
デューフェリオとは幼馴染。実家が商家なので、魚を卸しにきたデューフェリオとよく遊んでいた。
やはり今回も彼のとばっちりでギルドの使いっぱしりをしている。
好物はどら焼き。
ライナー・リーヴ・トーン
フィリーの兄。
弓の名手であり、神樹の守護者の一人。
トーン一族の長候補として最有力視されているが、本人は面倒だから嫌だなぁとか思っている。
嫁を溺愛しており、あまりの年齢差に犯罪だと言われているが気にしていない。
コーネリア・トーン
ライナーの嫁。15歳。
薬士で、数年前、森で薬草採取中ゴブリンに追われていた所を旅行中のライナーに救われ以降行動を共にする。
成人と同時に結婚。
ライナーにはデロデロに甘やかされているが、本人は自分で頑張らなきゃ、と甘やかすライナーを怒る事もしばしば。
アイネズ(藍鼠)
ギルドの裏組織『影』所属、部隊『竜』隊長。
元はリヒトシュタートの『死の翼』だったが、シキ暗殺の命を下されるも返り討ちにあい、そして隷属の首輪を破壊され自由の身に。
後にギルドに拾われ、裏の仕事を受け持つようになった。
シキに並々ならぬ恩義を感じており、彼女に知られることなく様々な問題を事前に処理している。
好物はカステラ。
ネルトゥス
魔獣フーシェの子供。
シオンの護衛獣としてフィリーとカレンの仲介で契約している。
サイズの変更が利く、妖精系魔獣。
白い虎で、尻尾が蛇である。
魔獣にしては温厚で、シオンになついている。
マツヨイ
東大陸から流れてきた冒険者。
獣人族のなかでも珍しいケット・シーという種族。
イブキの友人で、不穏な動きを見せるアカレアキツの隣国、シラザサの状況を彼に伝えるべくやってきた。
また、手紙でイブキが絶賛していたシキのお菓子も目当て。