プロローグ 埃をかぶった真白の本
物語の始まりは、とある私立の音楽高校
そこには声楽からミュージカルまで
ありとあらゆる科が設けられていた
その中で特に目立つ、それぞれ科の違う五人の少女――――
一人目は良家出身で小鳥の様に澄んだ歌声を持つお嬢様
二人目は気性の荒い男勝りの元気なチェロ弾き娘
三人目は踊り子の如く軽やかな音を出す秀才のフルート吹き
四人目は抜群の運動神経とリズム感を操る華麗なダンサー
五人目は絶対音感を巧みに扱い剣術にも長けているサックス奏者
……この少女達の出会いが、
この後起こる事の引き金だった…―――――
…さて。
またまた小説を思いついちゃったので
眠らせる訳にはいかず書く事にしました。
今回の話のジャンルはどういう物なんでしょうかね。
少なくとも二つほど入りそうなので、
ほんの少々悩んだ結果『その他』になりました。
前置きはこれぐらいにして。
少女達の名前は次回から出て来ます。
…お預けの少女もいますが(笑)
これから頑張りますので、
皆様 お暇な時にお付き合い下さい。