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超レアな血液型

 ルミとカオリは、ボンベイ型のように珍しい血液型はないのかと調べた。

カオリが

「O型RhマイナスよりO型Rhnullがさらに珍しいのよね」

と言いながら、インターネットで調べていた。


ルミは驚いた顔で、

「そんな血液型があるんだ。どうしてそんなに珍しいの?」

と尋ねた。


カオリは答えた。「O型Rhnullは、世界でわずか数十人しかいないと言われている血液型なの。全てのRh因子が欠けているため、どの血液型とも互換性がないんだって。」


「それは本当に大変だね」

とルミは感心したように言った。

「でも、私たちが探している手がかりとどう関係があるの?」


カオリは少し考えてから言った。

「もし、犯人がその珍しい血液型だったら、すごく特定しやすいんじゃないかって思ったの。でも、そんなに簡単にはいかないよね。」


ルミはうなずきながら、

「でも、珍しい血液型を持つ人のリストが手に入れば、少しでも前進するかもしれないね。次はどうする?」と尋ねた。


カオリはしばらく考えた後、

「地元の病院に行ってみよう。もしかしたら、珍しい血液型の患者について何か情報が得られるかもしれない」

と提案した。


二人はすぐに地元の病院に向かうことにした。受付で事情を説明し、血液型に詳しい医師と面談することができた。医師は親切に対応してくれたが、患者のプライバシーを守るため、具体的な情報を提供することはできないと言った。


しかし、医師は一つの手がかりを教えてくれた。「実は、この地域にはO型Rhnullの血液型を持つ人物が一人だけいるんです。その方は非常に協力的で、何かあればいつでも助けてくれると言っています。」


ルミとカオリはその情報に驚きつつも、その人物と連絡を取る方法を聞き出すことに成功した。彼の名前はサトウというらしい。


次の日、二人はサトウの家を訪ねることにした。彼が持つ情報が、事件解決の重要な鍵となるかもしれないと期待しながら。



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