村人1
ルミとカオリは近くの村人に聞き込みをしていた。
ゴトウという村人に
「この日記の事で知っていますか?」
とカオリが聞くのである。
そのゴトウは
「あー、それはだな。その人の血液型がボンベイ型とかいう珍しい血液型だったらしい」
「ボンベイ型?」
とルミが驚いた様子で尋ねる。
「そうだ、ボンベイ型というのは、非常に珍しい血液型で、普通の血液型とは違うんだ。だから、ユウヤという少年がその光に包まれて消えたという話は、村中で有名だったんだよ。彼の失踪は、今でも謎のままだ。」
カオリとルミは顔を見合わせ、さらなる疑問が浮かんできた。なぜユウヤだけがそんな運命に巻き込まれたのか。そして、その光とは一体何なのか。
「ゴトウさん、他に何か知っていることはありませんか?」
カオリがさらに尋ねる。
ゴトウは思い出すように目を閉じ、しばらく黙っていたが、やがてゆっくりと口を開いた。
「ユウヤが消える前日、村の神社で怪しい儀式が行われていたという噂がある。その儀式が関係しているのかもしれない。」
ルミとカオリはその情報を聞き、さらに深く調査を進める決意を固めた。次に向かうべき場所は、その怪しい儀式が行われたという神社だった。