第14話 |魔力手《ジラメズ》の初使用
あれから1週間が経って俺はようやくログインで来た事に嬉しく思いながら魔法名を決定するために命名スキルを発動する。因みに俺に某死神漫画や某最強の魔王が活躍する漫画の様なネーミングセンスは無いから単純にその時思いついたいい感じの名前を付けてみようと思った。
まぁそれはそうとして、早速命名で魔法名を変えようと思っている。因みに魔力弾を魔力弾として、魔力球を魔力球そして魔力槍を魔力槍そして魔力壁を魔力壁そして最後に魔力手を魔力手とする事で決定した。
「俺にネーミングセンスが無いのは重々承知しているが、まぁ良いのが浮かんだらまた変えれば良いな。まぁそれはそうとやっぱり剣とかも欲しくなってくるんだよなぁ」
それもその筈やっぱり剣ってカッコいいしそれに今は使って居ない魔法の魔力手は魔力で出来た手を操ると言う魔法で、何とこの手は物を掴めるから自分が直接戦闘するのは何か違うと思っているが、これを使えばその問題を解決できるという訳だ。
まぁそれも金が必要なんだけどな...。
と言うか今の俺ってかなり金欠なんだよなぁ実際今の所持金は2000ギラしか無くて、因みに剣を買うのに必要最低限の値段はその剣が安価に作るための量産品だったとしても約3000ギラはして、それ以外にも例えば血とかで汚れたら当然切れ味は落ちるから、それに対処するためのメンテナンス品も低くて約1000そして、高くて約10000ギラと言う事でマジで出費が莫大になる。
よくあるVRMMOのゲームとかそれを題材にした小説では自動修復なんてチート機能を持っている剣もあるけど、この世界ではそう上手くは行かない。実際俺も鍛冶屋の人間に聞いてみたけど、そんなチート機能を持っている剣を作るには、それこそ莫大な資材に加えて超が幾つも付く程の貴重な素材に熟練の鍛冶屋を数人寝ずにローテーションで働かせて、尚且つ運が良かったら作れるかもしれないと言う現実離れした物なのだ。
まぁ有りたいに言って、作るのは不可能とは言わないけど殆ど無理と言うのがこの世界に置ける自動修復等のチート機能の扱いだ。まぁ確か鍛冶屋では、迷宮からドロップしたりとかもあり得るけどあの迷宮には無かったし多分よっぽどすごい迷宮じゃないとそういう系のタカラは出ないんだろうな。
因みにあの迷宮から装備を作って、それで戦闘をするって言うのも考えはしたけど消費魔力が莫大過ぎて無理と判断した。
それから取り合えず図書館に行って、魔法改造についての勉強をすることにした。が結果は芳しくなく本は無かったから取り合えず依頼をクリアして剣を買おうと思った。
「ランク昇給?まぁ報酬が上がりそうだし試しにやってみるか。
おいランク昇給を受けたいが良いか?」
「了解いたしました。現在シリウス様はGランクですので簡単な問答だけで終わりますよ」
「そうかそれなら早く頼む」
「了解いたしました。
それではこの先の廊下を行った先の会議室Dが開いていますのでお待ちください」
それから会議室Gに行って暫くはスキルの指鳴を鍛えていた。
《汎用スキル<指鳴Lv1>が<指鳴Lv2>に上昇しました》
レベルが2に上がったころにおっさんと表現するのが正しい人物が来て、それから簡単な問答が始まった。因みに内容は、責任が伴うとか危険が発生するとかの最初に言われた気がする事の焼き増しだったが、それくらい重要なのだろうと思いながら聞いて、その後は無事にFランクになって、取り合えずホーンラビットの討伐と言う依頼を受けて町の外に出た。
「まぁホーンラビットなら雑魚だしあぁそうだ魔力手を試してみよう」
それからホーンラビットを見つけて、取り合えず魔力手を発動してから、ホーンラビットの首元に纏わせて首を絞めつける。
それからちょっとの時間が経って、ホーンラビットは絶命した。後はこれを4回繰り返すだけだ。
そう思いながら死体から魔石を取り出して、角を引っこ抜くと言う作業を後4回繰り返した。今回全ての作業を魔力手に任せたがかなり精密に動かせて、今回だけでも作業のスキルが3にまで上昇したのだ。
「やっぱり取って良かったな作業のスキルそれに多分だが、これ無かったらもっと酷い事になって気がする」
そう呟きながらもホーンラビットを5体討伐したら報酬として2000ギラ結構上手い依頼だったなぁと思いながら町に帰って、取り合えず報酬を受け取り今の所持金を全部合わせて、4000ギラになって、それから取り合えず量産型の剣を買ってから、町の外に行って、試し切りをしてみる事にする。
まぁ切れ味はお世辞にも良いとは言えずに、それに加えて、作業スキルがまだ低い影響と剣術のスキルを取っていない影響か、唯々蠢いているって表現するのが正しいと思う程に使えない物だった。
「まっまぁスキルレベルが上がったら使えるようになるだろ」
そう独り言を言いながら、取り合えず剣はそのまま魔力手に持たせて、今の所ただ蠢いている剣をそのままにしながら外を探索しながら魔法改造に手を出してみる事にする。




