第13話 意味の有った虐殺
あれから狩りをしてスキルを鍛えつつ魔石を取り込むと言う作業を何回か繰り返して、俺はちょっとだけつまらなくなっていた。何せこれはいわゆる作業ゲーそれを楽しそうにする人種以外には苦痛以外の何者でもない。
まぁ有りたいに言うなら俺は飽きたと言えば良い。仕方のない事だ俺は作業ゲーは好きだがそれは成長が感じられるからだ。だが今のゴブリン狩りでは全く成長せんゴブリン...それも最下級種しかも短期で動く奴らではため込んでる魔力が低いにも程がある。
「故にこれからはお前らを滅ぼそう」
そうして目の前にいるのはゴブリンの群れ5匹行動でそれぞれ近接の棍棒使いから遠距離の弓使いが集まっているが最も美味しいのはゴブリンメイジだ。あの時のスケルトンメイジの時は解体を忘れてそのまま放置をしたせいで消えてしまったがゴブリンと言えど魔法使い増える魔力には幾分期待できる。
そして俺が目の前のゴブリンどもに言ったこれはまぁ宣誓のようなものだ。まぁこの言葉が理解できるほどゴブリンの知能は高くないが恐怖で逃げ出すのもまた一興だ。折角のゲーム楽しまないと損だからな。
先ずは近接の攻撃を拙い回避で避けようとするがやはりと言うべきか攻撃は俺に辺り少ない命力が減っていく感じがする。だがこれしきの事で倒れる訳に行かないと奮起して、先ずは魔力壁で俺の周囲を覆い魔法を発動するための時間稼ぎをするその間に魔力壁が破られるならまた追加で作り出すのみだ。
そうして設定した魔法の魔法陣が構築されていく。この魔法は、魔力槍を元に俺がアレンジした魔法だ。まぁアレンジと言っても魔力槍を同時発動して相手に無数の槍の攻撃を降らすだけの単純仕様だ。だがまぁ今の俺にはこの程度のアレンジが限界なんだよな
《魔法スキル<魔法改造Lv1>を習得しました》
そうして作られた魔法は、線を描き敵のゴブリンの頭部目掛けて飛んでいきその命を散らしていった。それから魔石を取り出して、それら全てを噛み砕いてみるとこれまでとは違う成長した実感が持てたのだ。例えるならば魔力が10から20になった感覚だろうか?まぁ有りたいに行って俺の魔力は倍になった。
「だけれどもまだあの名も知らぬ衛兵よりも少し少ない程度何だよなぁ」
そう弱音を零しながらまた群れが居ないか探していく。
その光景をだれかに見られているとも知らずに俺はまた群れを探しに探索を続けた。因みに<魔法改造>のスキルは、鑑定してみたらどうやら魔法を改造するときに補助をしてくれるスキルらしいまぁ補助程度の事で、肝心の改造は俺自身が行わなければならないがな。
「ヤベ~何なんだアイツ?魔法使いっぽいけどあんなに遅いか?と言うか魔法の同時発動とか聞いたことないんだが!これは一先ず書き込みだな」
あれから幾度かゴブリンには有ったがやはりゴブリンメイジ等の進化種は居なくて、それに群れも見なくなった。と言うか...。
「これは可笑しい。確かここはギルドの資料ではゴブリンの森と言われる程にゴブリンが生息しているはずだなのに俺がこの森を歩いて見つけたゴブリンは単騎が殆どで唯一の群れもあれ以来見かけない...」
そうして俺は考えるが、現実の俺は唯の男子高校生だ。そんな現実の生息域だとかそんな小難しい事を知っている訳じゃ無いだがこれは可笑しいそもそも生物は基本的に住んでるところからあんまり移動しない筈だ。人間が輸出入したのとかそういう生体の生物を覗いてと言う事は...。
「この森で何かが起こっている...?」
まぁ今の俺が首を突っ込んだ所で即死が良いところだろうな、今の俺には群れそれも国と言えるほどの相手を滅ぼす手段も力も何も無い精々俺の実力が高まるまでそんな物騒な事は起こってほしくないと願うのみだ。
それからもこのゴブリンの森を探索していったが、見つけられたのは数匹の単騎で動くゴブリンのみそれも下級種で進化何て一度もしていない加えて職業レベルも低いとなるならもしもゴブリンの森で支配者が出たとしたら、もしかしたらあの単騎ゴブリンどもは捨て駒と思うのが自然か?
「まぁ良いか今考えても頭が疲れるだけだ。取りあえずは戦力の強化をしようかね」
そうして考えながら鑑定情報やスキル、それから記録してある情報を改めて見ていると何やら重要そうな事が書いてあった。それは「魔法名を言うと魔法威力が本来の威力に戻る」と言う物で、たしかこれは【魔法詠唱の有無による魔法威力の変化について】の本だったかなと思い出して、改めて見て見ると無詠唱では、魔法威力がかなり下がると言う事で、魔法の詠唱を試してみようと思い立った。
「魔力壁」
そうして出た魔力壁は、これまでの物より遥かに強力だった。だけれども一つ問題があるのだ。それは、魔法名が良いにくいと言う事に帰結するが、魔力壁と普通に言うのが簡単だが、これが戦闘中になると言いにくいし魔法が分かりやすすぎて浪漫に欠けると言う事だった。
それからその状況を打開するためにスキルを探していたら、丁度良くスキルを見つけた。それは、消費スキルポイント5と消費が結構多くそのくせ機能と言えば、どうやら名前を付ける以外に機能は無いらしい。だけでども浪漫には逆らえないよねって事で、早速取得してみる事にした。取り合えず魔法名は何時でも何度でも変えられるから試してみようと思った。
《汎用スキル<命名Lv1>を取得しました》
それからいくつか考えてみたがどれもピンとこなくて約1時間が経って、もう今日のログアウトをする時間になって、そのままログアウトして、この1週間でしっかり考えてみる事にしようと決意をして、そのままログアウトした。




