第9話 迷宮攻略
そろそろ戦力も整ってきたことだし迷宮の攻略に入ろうと思っている。まぁ攻略する迷宮は、盗賊アッシル一味の隠れ家でナルラの隠れ洞窟の方にはそんなに足を運んでいない何せ、最初の雑魚の状態に足を踏み入れただけで、背筋が凍るような感覚が忘れられず未だのあそこを攻略できるほどの力は無いと自分で判断したからだ。
まぁそれに比べて盗賊アッシル一味の隠れ家の方は戦力的には多分今の強さだったら攻略できると思っているのだ。
そう思いながら足を踏み入れるが、その次の瞬間スケルトンが飛び出してきたが、先ずは戦力の様子見で格闘で戦ってみるが、どうやら予想以上に格闘とスケルトンの相性が良いらしく一発で倒れてしまった。
まぁスケルトンって骨だから打撃系の攻撃に弱いのかな?と思いながら探索を続けるがどうやら予想以上に浅くスケルトンを5体倒したら直ぐに打ち止めで、その後に下の階層に足を踏み入れてみる事にした。
その瞬間に空気が変わった気がした。まぁ変わったと言っても多少涼しい感じになっただけでそんなに恐怖を覚える程変わったと言う感覚も無くかと言って全くの無警戒で大丈夫な程雑魚くも無いと言う本当に微妙な感じの変化だった。
そこはボス部屋らしくて、先ず中を覗いて鑑定してみる事にする。思えばこれが魔物に対して初の鑑定になるのかと思いながら鑑定結果を見てみる事にする。
名前 無し
種族 スケルトンメイジ
職業 魔法使いLv4
種族スキル
魔臓Lv3.骨体Lv10.不死族Lv1
戦闘スキル
体術Lv3.命中Lv2
汎用スキル
演算処理Lv5
魔法スキル
魔力感知Lv6.魔力操作Lv4.無属魔法Lv3.
耐性スキル
睡眠抵抗Lv10.猛毒抵抗Lv10.疲労抵抗Lv10.三欲抵抗Lv10.精神抵抗Lv10.酸脆弱Lv6.物理脆弱Lv7
まぁスケルトンと言う事で、状態異常系統は聞きにくいのは承知だしそもそも使えないのは置いといて、魔法使いキャラかぁなら俺も魔法使いの一端として戦ってみようかな。そう思いながらボロボロのローブを来たスケルトンメイジは明らかにこちらとは次元の違う速度で魔法を発動した。
相手の魔力弾が此方に向かって飛んでくるまでに魔法を発動する事は不可能と断定して、気合で避ける事にした。何せ相手とこちらでは本当に魔法の発動速度が違うマジでクソだ~
《戦闘スキル<回避Lv1>を習得しました》
それにここに入った時から更に空気が変わったのが感じ取れるが、それが此方に牙を向いてるようで気持ちが悪いのも影響しているが、上のアンデットとこのアンデットで戦闘力の差が激しいと思いながら戦闘を続ける
「魔力弾」
今度はこちらの魔法の方が発動が早く相手の腕に当たったがメイジは何の事は無いと戦闘に戻って、今度は魔力で出来た槍を此方に発射してきた。凄まじい速度でこちらの腕を抉り取って、命力が尽きようとしていたが、相手のスケルトンも腕が取れた状態で此方とのダメージ量が同等だった。
《耐性スキル<負力耐性Lv1>を習得しました》
《汎用スキル<暗視Lv5>が<暗視Lv6>に上昇しました》
新たなスキルに対して疑問を浮かべながらもこちらも魔法を発動しよとするがメイジも負けじと魔法を発動して、奇しくも魔法の発動速度はこちらの方が若干遅かった。
相手のメイジの魔力槍が飛んでくるそれは明確に俺の心臓を狙っていてこのままだったらこちらの魔法が到達するよりも先に俺が負けるだろう
魔力壁が無ければね。
感知スキルを同時発動させるために取得した演算処理と並列思考は、その後も順調にレベルが上がって、今や演算処理がレベル4で並列思考がレベル5にまで上昇して、俺は魔法の同時発動が出来るようになったのだ。
そして俺の魔力弾もメイジの心臓に向かって一直線に到達して、一番最初の迷宮攻略は文句なしの完全黒星で終わった。
《迷宮<盗賊アッシル一味の隠れ家>を攻略しました》
《初回迷宮クリアボーナスとしてスキルポイントを10取得しました》
《迷宮完全攻略ボーナスとしてスキルポイントを5取得しました》
《迷宮を支配しました》
《固有スキル<迷宮管理>を習得しました》
それから色々な音声が流れたが取り合えず一旦無視して、負力耐性を鑑定する事にした。
名称 負力耐性Lv1
分類 耐性
説明 不死族が常時その身から発している負のエネルギーに対する耐性である
名称 負のエネルギー
分類 情報
説明 不死族が持っているエネルギーであり生ある者に対して敵意を向いていて、種族によってはその負のエネルギーだけでも生ある者は即死していまいかねない力が有る
これはか~なり不穏な情報だな~と言うかこういう情報って取引とかされてるんだろか?まぁだとしたらそういう情報集めるのも面白そうだなぁそう思いながら新たに習得した迷宮管理を開いてみるとそこには全くの別ゲーかと思う程に力の入っている要素だった。
これを詳しく見た結果簡単に説明するとしたら、迷宮を支配して自分だけの領地を持とうと言う感じの物で、支配者が好きに弄れるらしいそれに一応迷宮と元の世界は別次元って言うことになってるから何をしても地上に危害は無いらしい。
と言うのも勘違いしていたのだがあの1層と思っていたのは現実世界に対して迷宮の領地を広げる事であり実際の迷宮の範囲はあのボスがいた部分のみだったのだ。と言う事からも分かる通りこの迷宮はあんまり強くないと言うか雑魚すぎる程だそれに本来迷宮は周りを支配して、魔力を得て成長させるのだが、この周囲には禁忌領域と呼ばれるクソヤバ迷宮が有るしそしてここは町の地下と言う事で本当にこの辺しか支配できな無かったらしいのだ。
この街の地下には結構な数のアングラの連中が居て、支配者が居ないから普通に支配し放題だが支配しても普通にアングラの連中が支配しなおすから安定して支配できていたのがこの周囲しかなかったらしい。
だけれどもたしかアングラの連中とか見た覚えが無いような?
そう思いながら迷宮を取り合えず手に入れたと言う事で、ここが本拠地になるのかと嬉しく思いながら気分上々のままログアウトする。




