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マジックグロウズオンライン  作者: 半目真鱈
第1章 全ての始まり
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第0話 マジックグロウズオンライン

【マジックグロウズオンライン】

2030年に発売された世界初の完全フルダイブ型VRMMORPGでありこれまでのゲームを全て過去の物にしようとしているゲームの名前であり一つの世界の名前だ。


「その根底にあるのは圧倒的なまでの自由だった。それはクエストにも言える事だが、このゲームではクエストは無限に存在する。いいやただ無限と言える程ある訳じゃ無い本当に無限なんだ。わが社で開発した最新式人工知能セフィロトの樹が可能にしたのは、世界を作り出す事だけじゃないそれはNPCに人格を与える事になった。そんなNPCは各々自分の考えで行動して自分の考えで実行する。そんな存在は人間と変わりないと思わないかい?さぁ我々は歓迎しよう新たなる世界の夜明けに誰でもいい例え根源的悪人でも聖者でもだれでもプレイすればよし我らはそれを歓迎しよう」


今テレビに流れたゲームの宣伝に俺は心を奪われた。それもその筈これまでゲームと言えば携帯ゲーム機などがやり玉にあたるがここまで心を動かされるゲームは初めて出会ったからだ。そこからの判断は直ぐだった。今抽選をしていると言う事で、家族やじいちゃんばあちゃんに手伝ってもらって、ハガキを出したのだ。


まぁ当たるとは思っていないけどでもそれでもあの世界が欲しいと思ったのだ。それから数週間音沙汰は無く俺はあぁ落ちたのかと嘆いていたがそうじゃなかった。


その日はハガキを出してから丁度3週間たって、俺は新たなる世界へのチケットを入手した。


今から自分がやるのは1万分の1の確率で抽選に当たった物で、ゲーム機本体となるヘッドギアとカセットをまるで宝箱を開ける海賊の様な気分になりながら開けた。サービス開始時間は12時丁度であり今が11時50分だから後10分で新たな世界への扉が開かれる事に俺は素直に興奮して、待ちきれないでいた。


それから10分後自分の中ではもしかして永遠なんじゃないかと思えるほどの時間が経って、やっとサービス開始時間となりカセットをヘッドギアに入れてからヘッドギアを装着した。そうすると自分の意識は沈むような感覚を覚えながらゲームの中に降り立った。


「ようこそマジックグロウズオンラインの世界へ私は異邦人様方を手伝うジェイルと申します。

さて先ずは基本的な設定をどうぞ」


このゲームでは使用者の脳波を読み取ってプレイするためヘッドギア等は原則使用者専用となり個人情報も基本的に必要ないが、ここでいう設定とは痛覚設定などの物である。


取り合えず痛覚はOFFはある意味怖いからまぁ40%くらいかな?後の設定は何々?PVP認可かぁ


これはPVPまぁザックリいうとプレイヤーVSプレイヤーの戦闘をしますか?と言う物でこれは何の迷いも無くONにした。後の設定は、貴方は18歳以上ですか?と言う物でここには個人情報が必要になるこれは自分の身分証明書と共に顔認証などヘッドギアの認証が通り18歳以上と言う事が認められればこのゲームで所謂18禁行為が出来るようになりグロ描写もされるがその分使用者にもメリットが存在するシステムだ。


まぁ自分は18歳だからと身分証明書を出して、認可されたが18禁行為は現金にして、グロ描写だけONにする。


それから次は、初期スキル決めとなり今回抽選で当てた人間は通常5つまでの所なんと7のスキルが習得できるらしい。因みにこのゲームにはレベルと言う概念が無いらしく基本的にスキルが勝敗を決める感じで、ステータスも基本隠されてて、スキルなどによって鍛えたり認識したりすることは可能でも具体的な数字には出ないらしいまぁそこも引かれた要素の一つだけどね。


体術・肉体の動きを効率よくするスキル

鑑定・自分が習得しているスキルなどを確認するスキル

魔力感知・魔力を感知するためのスキルで魔力は魔法を扱うための力らしい

体力感知・体力でどうやら戦士系が発動する戦技?を使うときに消費するらしい

命力感知・HPを感知する説明以上

採取・採取するときに品質が向上したり多く素材を入手する事ができるスキル

解体・倒した敵を解体して、素材を集めるスキルグロ描写有り専用スキル


の7つを選んで、今度は種族を決めるらしいがまぁ基本種族は人間・エルフ・魚人・ドワーフ・獣人は当然として、魔物も種族として存在するがこっちは種類が多すぎて覚えられないから割愛する。


そんな色んな種族が有る中で自分が選んだのは魔人と言う種族で、基本的なステータス等はあらゆる種族の中でもトップクラスに低いが、潜在能力がとてつもなく高く潜在能力最強と言われている人間族のちょっと上程度らしいだけど、人類の敵効果によって職業と言う物に就けないらしく、魔物でさえ職業は付けるのに、それほどまでにハンデになるらしい職業が無いと言うのが、まぁだけれど面白いと思ったから仕方ないと思った。


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