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あたしと悠と舞奈ちゃん





いつの間にかお姫様だっこされていてテレポート先に着いてみればそこはホテルみたいに綺麗な部屋だった




『ここは……?』




とりあえず成り行きで着いて来ちゃった(とゆーか拉致られた?)けどここはどこなんだろう?


不安な顔でおろおろしていたら男の子が気を使ってくれたのか下ろしてくれる



ニコッと笑いかけられてしまえば何でも許せそうなくらいタイプなんだけどあたしまだこの人の事ちゃんと把握出来てない



『あ…あの、、、助けてくれてありがとうございました。』



とりあえず死んでいたかもしれない状況で知人か分からないあたしを不思議な壁を使い守ってくれた事にはお礼を言わねばと思い感謝を伝える




?『どう致しまして。いきなりチカラ使ったからびっくりしたよね?

俺も久しぶりに使えたからびっくりしたんだけど……、そんな事よりオレの事忘れてるみたいだから一応自己紹介した方がいいのかな?』





はてなマークがたくさん出ていたであろうあたしに気使ってなのか優しい口調で自己紹介しようか?なんて話しかけてくれる




この喋り方にあたしを呼ぶあの呼び名って事はやっぱり……





『あなた、(ゆう)なの?』



思わず質問に対しての答えはせずにこっちから疑問を吹きかけてしまう




彼はうーんって少し悩むような仕草をしながら苦笑いしてる




?『事前に分かってたとは言え改めて現実を突きつけられるとキツイなぁ……。

ね?あいら。』





やっぱり。






あたしの名前は静なのに”あいら”と呼ぶよはあの3人だけ

忘れてたはずの記憶が今度は一度に思い出してきて涙が出そうになる







『……っ!ゆうっ!!』



堪らず悠の体に飛び込む


そんなあたしを子供のときと変わらない優しい笑顔で声でぬくもりで受け止めてくれる悠




どうして今まで忘れてたのか分からない

何であんなにも大好きだったのに記憶からすっぽり抜け落ちていたのか




泣きじゃくって何も言えなくなったあたしの頭を大きくなった手で撫でながら背中をさすってくれる


悠の温もりだ……


4人の中で一番幼かったあたしはよく転んで泣いたところを抱き締めて慰めてもらったっけ

懐かしい……




いろんな感情が溢れながらも悠を抱き締め続けていると



?『あいら………?』




後ろからもう一人いたのか知らない人の声

涙でぐちゃぐちゃの顔だけど思わず振り返れば背の高いモデルのような美女


だけどすごく可愛くて綺麗で目の色なんか吸い込まれそうは蒼で_____




それでも見た事も会った事もない彼女にもはてなマークが頭にたくさん浮かぶ




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