夢物語
久しぶりに夢を見た。
どこか見覚えのある場所
でもどこなのか全くわからない場所
あたしはただ傍観者の様にそこにいて
目の前の出来事をただ見ていることしか出来ない
小さな少女と
可愛い顔の男の子
カッコいい顔の男の子
3人が仲良く遊んでいるのを
少し大人びた顔をした子が優しい目で見ている
女の子『ゆうー!!!』
女の子が 優しい目をした男の子に声をかけた
みんな笑っている
みんな笑っていた
あたしはなぜか
涙が止まらなくなっていた
あたしの部屋は毎朝西日が眩しいくらいに差し込む
ぼんやりと目を開けて外に目を向ければ日はもう高くて
時計に目を向けてみれば12時を過ぎている
(お腹すいたなぁ…)
寝起きの頭で今日見た夢のことを思い出す
『子供が…4人 ?』
夢の内容は起きたらたいして覚えてないものだ
たいして気にせず朝の支度を済ませる
今は休職中なのであと1週間は時間を気にせず生活できる
お腹が空いたら起きて
眠たくなったら寝て
ゲームしたり携帯いじったり買い物したり
働くニートの生活なんてこんなもんだ
今日はネイルなおそうかなぁ…
なんて考えていたら携帯が鳴る
LINEが届いたみたいで既読はつけないけどとりあえず内容だけーと思ったら
''やほー!静今日暇?''
相手は友達の紫莉からだった
''暇だよん♪ どったん?''
すぐに返事を返すと即既読が付く
またLINEの通知音が鳴って画面を見てみれば
紫 ''デートしよ!てか飲も!!''
飲みのお誘いらしい
''いーよー♡18時に駅でおけ?''
紫 ''おけ!''
スタンプを送ったら早速着替えとメイクだ!!




