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魔法の金の粉

作者: ❇fnwr390❇

朝7:45


「ぷはぁ~」と、両手を上にひろげて、モコのお目覚めで


す。


空に朝の挨拶をして、毎日恒例のウサギにもおはようの抱っ


こをする。


最近毎日毎日夜遅くまでのお勉強で、いつの間にか鉛筆を持ち


ながらコックリコックリ。


「こういう時こそ一生懸命きちんと書かなくちゃ!?」


きちんと書いてるつもりなのに朝起きてみれば、


...か~@#¥☆▼み~↑▽※∂さ~ま~∀‡♭ж㊧Ψが~⭐∞#


▽※♪...


ノートが大変なことになっている。


お勉強が辛いと思いながら、いつの間にか机に突っ伏して寝


てしまったらしい。






ふわぁ~* あれ?


辺り一面が朝靄におおわれた、森のなかにいる。


木々の間からは、朝日で後光が差している。


そこに背中に羽の生えた、クリオネのようなとて


も可愛らしい、ちっちゃな天使が見えた気がした。


目の前には、モコの大好きなチョコレートケーキが置いてあ


る。


天使に「ねぇねぇ、これ、食べてもいいの?」と少し恥ずか


しそうに聞くと、とても優しい顔して、うんうんとうなずい


てくれたように見えた。


モコは天使に「半分こずつ食べよう♪」


仲良く半分ずつたべました。


「ほら。チョコがついてるよ♥」と、モコが取ってあげよう


としました。


「あれ?大変~~!!鼻血だよ~」


身体がちっちゃな天使には、半分のケーキでもチョコレート


の量が多かったみたいです。


きれいにふいて、


「はい。これできれいになったよ♪」


モコはニコッと微笑みました。



「お勉強がそんなに辛いのですか?それなら私が魔法をかけ


てあげましょう♪」


天使が言いました。


天使は手のひらをひろげると、金のこなをモコに向かって、


「ふぅ~」っと吹きかけました。


からだが中からふわぁっと温かくなり、これならお勉強少し


やっていけそうな気がしてきました。


天使が辛さを少し取ってくれたお礼に、モコお手製の、バ


ターのしみこんだメープルシロップたっぷりのふわふわ


ホットケーキを食べさせてあげました。


天使は幸せそうに、ちっちゃなお口をモグモグさせて可愛く


食べてくれました。





.....う~ん、なんかホットケーキが食べたくなってきた♪


そうだ! 朝食はホットケーキとコーヒーにしよう。


うん。そうしよう♪


そうやってモコの1日は始まるのでした。。。

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