インタビュー
掲載日:2013/06/06
私は、巷で大人気の小説家に、どうしてあのような大ヒットセラーが書けるのか、意を決してインタビューを試みました。
「小説家さん。あなたはどのようにしてヒット作を執筆されているのですか? よければその秘訣を」
「いいですよ」
正直、私はこれは答え難い質問だと思ったのですが、意に反して小説家の方は快く答えてくれました。
「私の場合は、ただ人よりも話のタネが周りに多く転がっていただけですよ」
「ほお。それはどの様な事でしょうか?」
そのタネとは何なのだろうか。
私は持っていたボイスレコーダーを小説家に一層に近づけ、次の一言を逃さまいとした。
「私はただ――。人の不幸を面白おかしく書いただけですよ」
「なるほど!」
道理で面白いはずだ。
人は作り物だと思うところがあるからこそ、多少の不幸は笑いごとにできるのだと思います。




