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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

俺の恋人は弟・・・なんだ?文章的におかしい?そうか?

作者: 白黒 朝夜

ん?タイトルがおかしい?

そうか?違和感は無いが・・・。


何だよ。うるさい口は塞ぐぞ!!

かわいい・・・


今日も、俺、堺将和(さかいまさかず)は可愛い弟堺悠太(さかいゆうた)を監視している。

ん?監視じゃなくて、ストーカー?

何を言っている!

弟に悪い虫がつかないように見張るのが兄の務めだろ!


今あいつ、悠太の手に触れたよな・・・

あ!また触った!!


許せん、いくら組み体操の練習だろうが許せん!

末代まで呪ってやる!!!



*********************************

「あのさ、兄貴。」

なんだ?

「今日の、体育の授業、兄貴にそっくりな人がずっと俺を見てたんだけど・・・。」

あ、それは俺だ。

「へーそうなんだ。なんだ兄貴か・・・って、何してたんだよ。」

悠太を監視してただけだ。

「何で兄貴に監視されなきゃいけないんだよ!」

俺はお前がクラスの野郎どもに体を触らしてたから、心配してたんだぞ!!

「体育祭の組体操の練習だから!変な言い方すんな!!」


悠太の手を掴む。

ビクッと肩が震えたのが分る。

「な、なんだよ・・・」

言い方が少し攻撃的になる。これだから・・・。

自覚は無いのだろうが、男を誘ってるように聞こえる。

クラスの野郎どもにいつか犯されるぞ・・・


ぐっと顔を近づける。

反射的に目を閉じる悠太。


「・・・。」

・・・。




何、期待してんだよ。

「・・・イラッ」


キスされるとでも思ったんだー

「じゃあ、手を離せよ!!」

悠太の顔は真っ赤になっていた。可愛いやつだな。


悠太が俺を睨みつける。

何だよ?


どすっ!


え・・・?

悠太が俺の上に乗っている。

俺が押し倒された・・・?

「本にこう書いてたんだよ!『ヤられる前にヤれ』って!」


俺に、反抗するきか。

いいぜ、やれよ。

「え?」

戸惑っている。何も考えてなかったのか。


ヤりかたは知ってんだろ?

それとも、怖いのか?

「ち、違う!」

挑発するとすぐに乗ってしまう。悠太の悪いところだ。


震える手で、俺の服のボタンを外す。

その顔は耳まで真っ赤だった。


ようやく、上着を脱がした。

で、次は?

「わ、分ってる!!」


悠太はゆっくり顔を近づけて俺の耳元を舐めた。

恥ずかしくてそれぐらいが限界っだたのだろう。

あ、もうだめだ。


俺は悠太のズボンの中に手を入れた

ビクッ

悠太の体が震える。

「ちょ、今日は俺が・・・」

もう待てない。


悠太の唇と、自分の唇を重ねた。

悠太の口の中は意外と熱かった。

ゆっくりと、唇を離す。


悠太の目は潤んでいた。

もっと泣かせたいという欲望が渦巻く。


慣れた手つきで、悠太の服を脱がす。

今日は抵抗しなかった。

覚悟は出来てるといったところか。


「う・・・あ・・・」

悠太の押し殺したような喘ぎ声が耳元で聞こえた。

自分が何をしてるかは、分っているつもりだ。


悠太。

名前を呼ぶと、トロンとした目で、俺を見た。

もう、限界か。


いつも、俺は最後までいかない。

いや、いくのが怖いのだ。

悠太が壊れてしまいそうで・・・


「・・・て。」

悠太の口が動いた。

「して・・・。」

震える声で、はっきりと、そういった。


俺は我がままだ。

弟は俺をどう思っているかは分らないが、俺は悠太が好きだ。

親に反対されようが、悠太が俺を選んでくれるなら、結婚式もあげようと思っている

たぶん、悠太が嫌がっても、あげるだろう。

俺は最低の兄貴だ。


俺はそっと、悠太の頭を撫でる。



***********************************

「う・・・。」

無理するからだぞ。


悠太は腰が痛くて起き上がれない。

結局、最後までいった。


「兄貴・・・。」

ん?なんだ?

「・・・・・・・・好き・・・・・じゃない。」

なんだそれ。


俺は悠太の頭を優しく撫でた。

「俺の彼氏はお兄ちゃんって文章的におかしいだろうがああああ!!」

の、お兄ちゃんバージョンです☆


弟版も読んで下されば光栄です!

読んで下さりありがとうございます!!


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