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ついに女神からのご褒美!? でもそのボーナス、どう見ても…
僕は転生してから、どれくらいの魔王を倒したのだろう。心安らぐ日々はいつ訪れるのだろうか。そんなある日の事。
「いい知らせよ!」
女神は微笑みながら僕に話しかけてくる。
「誰にとって、いい知らせなのでしょうか?」
僕は警戒しながら、女神に伺った。
「なによ。警戒してるわけ、ひどくない!いい知らせって言ってるでしょ!」
逆切れですか・・・今までの事を振り返って、なんて言えませんよ。
「警戒なんてしていません。内容を聞いても宜しいでしょうか?」
僕は手を広げながらアピールした。
「これ使いなさいよ」
僕と視線を合わさず、女神は光り輝く立派な剣を手渡してきた。
「すごい」僕は一目でこの剣が業物だと分かった。
「頑張ってるしボーナスよ、これからも働いてもらうんだから」
照れながら話す女神がちょっとだけ、かわいいと僕は思った。