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二話「孵化」

二話投稿です。

あれから寒くて死にそうで、卵見つめてたら眠くなって寝た。

「はっ!寝てたのか、よく生きてたな俺、普通なら凍死(とうし)してるだろ。」

卵を確認する、特に変化はない。

「まだ(かえ)らないか...ん?何これ?大量の手紙が...」

「神です。暇です。」

いや知らねーよ

「神です。しりとりしよっか?」

何これ?

「神です。お腹すいてない?フライパンあげるからスクランブルエッグとか目玉焼きとか作らない?」

いや絶対食わないからな!?

「どうせ僕はあと一話ぐらいしたら出てこなくなって、そのうち皆から忘れられて空気扱いになるんだよ?神なのに、神なのに」

え?やだこの子すごいめんどくさいしなんかいろいろヤバい

「何これ、本当なにこれ、自由過ぎだろ」

ヒラヒラヒラ

「ん?空から手紙が.........無視するか」

「.......」

「寒くなくなってる?」

もしかしたらと思い、落ちている手紙を拾い読んだ。

「安心して、なんか寒くて凍えてる姿が滑稽(こっけい)だったから体温あげといたよ」

ありがたいけど前半なに?無視されて怒ってんの?

「おい!こんなところに人がいるぞ!」

「ん?」

少し先の方から大きな声が聞こえたので声の方に耳を向けると、完全武装したの人達がやって来た。

「おいあんた!大丈夫か?何でこんなところにいるんだ!」

「え?ああ、まぁ色々あってな、別に何も問題はない」

「.....おれたちでよかったら話し聞くぞ?」

はたして話していいことなのかは迷ったがまぁいいやと思って話すことにした。

「聞いてくれ...実はな...」


「おいおいそれまじかよ、じゃあその卵はドラゴンの卵なのか?」

俺が転生者(てんせいしゃ)とは話さなかった、話しても信じないだろうし、卵のことだって信じるか不安だったのだ。

「いいカモを見つけたな」

「え?」

卵の事を話すと急に集団の目付きが変わった。

「その卵もらうぜぇ!」

状況の理解はできていないが、体が勝手に動いた。

ナイフを持っている集団に素手で立ち向かおうとしていた。

(なにやってんだ俺!)

「邪魔するなら死ね!」

一瞬、死を覚悟した。もう一度生き返ることは可能なのか、

(死にたくない!)

その時ーー

卵が急に光を放ち雪原は光に包まれた。

「なんだ!?」

「へぇ、思ったより早いな...」

何処かで高みの見物をしている神が不適(ふてき)()みを浮かべた。

「手伝ってあげるよ」

まばゆい光の中、(なつ)がかろうじて見たのは、卵ーーではなく、自分の目の前から突如集団が光の欠片となって消えていく。

光が収まり辺りを見渡すと、先ほどまでとは大きさの違う、明らかに大きくなっている卵。

「卵が...大きく?」

ピキッ

音と共に崩れ落ちていく卵から出てきたーーー少女。

「女の子?」




自分で書いてて思ったんですけど、ちょっと急展開過ぎるのと、最初の方がすごいつまらなく感じました。

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