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なぜ俺が闇の魔法少女?  作者: めーる
第1章 仲間探し編
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1章 第21話 『転校生が来た!③』

「皆さん、初めましてデェス!! 今日か此処の学校に通う事となった 吉岡 星零 デェス!!!」


担任がクラスに馴染める用にと見計らい、一時間目前の僅かなホームルーム時に、星零を教壇の前に立たせ簡単な『自己紹介 兼 質問タイム』をさせていた。


と、


一人の男子生徒が質問した。


「あのぉ! 星零さんは休日とか何をしているんですか!!?」


「フフン……よくぞ聞いてくれたデェスね」


教室がシリアスな雰囲気に包まれる……。

俺はこの時、どうでも良さげに一番後ろの窓側という特等席から優雅に青空を流れる雲を観察していた。


「休日は魔法少女として、仲間と共に街をパトロールしているデェス!!」


黒歴史になるであろう発言が鼓膜に響く。


「…………」


つい先程まで騒ついていたクラスの生徒たちが黙り込む。

黙り込むというより、返す言葉がなかったのかもしれない。


(それよりも、仲間って誰のことだ……?)


教壇の方へと視線を移し俺が心中そんなことを考えていると、微笑ましい笑顔を浮かべる星零と目が合い、イキナリ此方へと人差し指を差し向けてきた。


途轍もなく嫌な予感がするのは何故だろう……?


「仲間というのは、このクラスの幹雄のことデェス!! それに我がライバルなんデェスよっ!!!」


時間停止していたクラスが再び可動する事は良いことだが、今俺が置かれている状況は良くない!!


教室中の視線を独占していると、俺の高校生活に終止符を打つかの様にホームルーム終了を知らせるチャイムが校内中に鳴り響いた。









その頃……とある暗闇に満ちた場所にて。




「定春くん……(きみ)を呼び出した理由はお分かりかね?」


真夏という暑い日にも関わらずロングコートを着ている、黒ずくめの男が問う。

定春は問いに対して、怪しげな笑顔を浮かべながら口を開いた……。


「分かってますよぉ……朝のニュースで観ました」


その言葉を耳にした黒ずくめの男は、一言一言を威圧で染めて言う。


「…………では、これから俺が述べる事が分かるな……??」


定春はユックリと首を縦に上下させると、穏やかな表情で男の耳元へと伝える。


「遂に姿を現したんすっね…………魔女が……」

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