これから面白いことが
太陽が傾き部屋はオレンジ色の光が照らされていた
その男は椅子に座り葉巻を咥えながら資料に目を通していた
「ふむ、面白い人物だったな」
男は3週間ほど前にあった人物のことを思い出していた
背丈は自分と同じぐらい顔の作りも悪くない男前と言われる様な顔立ちでないが
歳は自分より若干若い、性格は怠け者でいい加減、どこか自分と似てる
「次遭うのが楽しみな奴だな」
男はそう呟くと立ち上がろうとして扱けた
「痛て」
表情をゆがめる男の上から水が振ってきた
「冷た」
ずぶ濡れになった男、近くにあった布を手に取り体を拭いたのだがそれは雑巾だった
「雑巾かよってこれいつまで続ける気だ、おぃ」
「え、」
「えじゃないからな、なんだオレンジ色の光って」
「いやぁなんとなく、椅子の座って資料なんか読んでる九十九さんを見たらつい」
「ついじゃねーからなライアス」
そう、男が声をかけた人物それは稀代の天才九十九を影で支える人物ライアスであった
「よく自分でそういうこと言えるな、恥ずかしくないのかってそもそもライアスってそういう性格だったか」
「元々こういう性格ですよ、ただあの時はそれほど余裕がありませんでしたし」
「まあそうだな、お前の目的ってやつも達成できた見たいだしな」
「ええ、それはもう完璧に」
「ライアス怖い顔になっとるから、綺麗な顔が台無しだぞ」
「それは失礼、それでどうでしたか」
「ああ、問題ないな、計画はそのまま実行できそうだ」
「それは何よりです、それでは失礼します」
そういうと何事も無かったように部屋から出て行くライアスであった。
ヽ( ´ー`)ノ フッ
「疲れるわ、そういうボケは俺がする方なんだけどな」
そう呟いて九十九は資料をテーブルに置くと部屋を出た
飲み会のあと九十九は組織の本部がある異世界に戻っていた
2年前に知的生命体がいない異世界こLエルを見つけ組織の本部にした
現在組織が確認している異世界の数は62
それぞれの世界にはもちろん名前など無い世界同士が交流してない限り在り得ないため
組織は世界に仮の名前を付け呼んでいる、名前の付け方は
次元転送装置に書かれている座標を元にした名前だ
次元転送装置は別に英語で書かれているわけではい
22の文字と10の数字の数字の組み合わせだ
22の文字をアルファベッド26文字で代用している、数字も同じ
地球はCーEM26である 文字の意味については現在詳しくは理解できていない
組織に戻った九十九は彼らが居た世界AーJD21について考えている
異世界を旅し異なる世界から様々な国と取引している組織
基本的に急激な変化を起こす事を良しとはしていない
異なる世界で非人道的な行いが行われていても基本的には干渉する気はない
正し九十九が切れない限りであるが彼の基準で全てを行うと
世界その物を作り変えなければいけないそしてそれをやろうと思えばできるところが困った事なのだが
「それじゃそろそろ始めるかな交渉を」
そういうと九十九は次元転送装置の扉を潜った
さてクロスオーバー企画ひとまずこれで終わり
だがこれからいろいろと計画が動き出します
最新については一週間に一回程度になる予定正し気分次第ですので期待しないで下さい
それではまた来週