ないわ
街中二人の男が道を歩いていた
「あれから約2年かユウとは時々会ってたから実感ねーけど意外と経ってるよな」
「そうですね、ゴーレムの奥さんは元気ですか」
「まあ仲良くやってるよ」
「僕だってそうなるなんてって」
「九十九ならやりかねないけど」
「九十九っていうより作しゃ、、イタッ」
「どうかしたか」
「いやまあ、あの展開は」
「正直俺もないなぁと思ってるよ」
「主催者だからって」
「まーな、それでも結構楽しかったからいいけど」
「俺の扱いも酷いし、あの後相方になんで私じゃ満足できないんですかって一日中正座させらたし」
「僕なんてもっと酷い」
「そういえばユキと結局別れたんだっけ」
「付き合ってもいない気がするけどな」
振り向く二人
「「いつ戻ってきたんだ」」
「いやどこにも行ってないけど」
喫茶店
「ところで結局誰が大会優勝したんだ」
「なんかしらんおっさん」
「しらんおっさんって」
「ゴブリンに顔が似てるおっさん」
「そんなに強いのかそのおっさん」
「いや、弱いただ対戦相手が全員その前の戦いで大怪我して戦えず不戦勝で優勝だ」
「治癒魔法とかあるだろ」
「治癒魔法って言っても怪我が治るだけで体力とか魔力とか血とかは戻らんからな」
「そんな設定何時作った」
「さっき」
「でもお前の魔法ならどうにかなっただろ」
「俺突然呼び出し食らったし」
「そんなの断ればいいじゃんかお前なら」
「神からだし」
「神って、そんなやつ居たのか」
「さっき作った」
「はぁ、もういいわ」
「そうですよ、今更どうしようもないです」
「それにしてもまさか元の世界に戻ってこれるとは思わなかったぞ」
「まあ、それはいいじゃんか」
「ユウお前はこれからどうするんだ」
「しばらく滞在してまた戻りますよ」
「そんな簡単に」
「あれカナリお前知らなかったけ」
「何がだ」
「異世界との扉を繋げたんだよ半永久的に」
「はぁ?」
「ユウ言ってなかったのか」
「忘れてた」
「時々抜けてるんだよなユウは」
「おいそれって結構大変なことじゃないのか」
「なにが」
「なんていうか」
「ああ、問題ないぞ」
「最近ウラジオストク産の食べ物とかいろいろ来てるだろ」
「ああ、そういえばそうだな」
「ロシアの一部極東地域を借りる代わりに異世界の資源とかいろいろ」
「え、ロシアと?」
「いや、G8と」
「・・・」
「戦争とかにならなかったのか、そもそも交渉なんて何時したんだ」
「魔法で」
「え、こっちでも魔法使えるのか」
「使えるよただこっち魔力ないから回復とかできんけど」
「なぁさっきから思ってたんだけど」
「「なんだユウ」」
「この流れって」
「言わんでいいぞ気が付くやつは気付くから」
夜の土手を二人の男が歩いていた
「なぁあいつら夫婦こっちでうまくやってるのか」
「問題ないみたいだよ最初の方はいろいろ大変だったみたいだけど」
「これから大変だな」
「貴方がそれ言うんですか」
「まあいいか」
「九十九さん」
「(*´-ω・)ン?」
「話終わらせる気ですよこの作しゃ イテッ」
「まあそうだろうな、いろいろ忙しいみたいだ(●-`ω-)b ZO!」
「忙しいなら再開とか書かなきゃいいのに」
「完結しない小説はどうたらこうたら言ってたぞ」
「まあそうですね、中途半端は良くないって言いますからね」
「伏線とか回収全然してない気がするけどな」
「中途半端な感じですけどね」
「気が向いたらその後とか書くんじゃないか」
「まあそうですね、楽しみにしてますか」
「了解ッ!( ・∀・ )ゞ」
おわり
長い間ご愛読ありがとうございました!!
CAT先生の次回作にご期待ください!!
ヽ( ´ー`)ノ フッ