だからそれを使うな
あれから数ヶ月がたったある日
夕が喫茶店をオープンさせたらしく招待状が届いたので行くことに
今日は夕の知り合いだけが招待されたとの事
俺はすっかりお腹が大きくなったエミリアを誘ってお店に
お店に着くと夕が出てきて挨拶
夕の他に店員が数名女の子が可愛いな
「痛い」
エミリアに抓られてたってかめっさ睨んでるよ可愛い子が多いなって思っただけなのに
っていうか一人ちっちゃい・・・
ルノも店員かよ、まあいいか
俺とエミリアは奥の席にメニューを
ネルーのハンバーグ ネルーってなんだよ
ギザリア入り杏仁豆腐 ギザリアってなんだよ
ミルウのオムライス だからミルウってなんだよ
ゴブの肉団子 ゴブ・・・ゴブリンかぁ
トロルのとろとろ丼 トロル・・・
パーム産地のジャム ジャムか
とファミレスのメニューぽぃのが並んでいる物の材料がかなり怪しい
どれにしようか悩んでいるとシェフの格好をした夕がとことこ水をもって現れた
「九十九なに食べるか決まったか」
「決まったっていうかこの怪しい材料なんだ」
「え、いってなかったか俺の店は魔獣の肉が食べられる店だぞ」
「いやまぁ魔獣の肉食べられるのはまあいいとして、ミルウってなんだおれしらんぞ」
「それはまあミノタウロスの卵の事だ結構うまいぞ」
「ギザリアってなんだ」
「・・・それは魚だな」
「まあなんだかな適当に頼むよ、エミリアはどうする?」
「私も何でもいいかな」
「了解、それじゃしばらくまってな」
そういって夕は厨房に戻っていた
しばらくすると
おいしそうな料理が次々と運ばれてきた俺はその料理の材料のことは忘れて食べ始めた
あれなんだエミリアが 歯がぽろぽろと目から涙があああああああ
「エミリア大丈夫か」
俺は立ち上がろうとした時ふと気づく・・・
これ作ったの夕だよなってことは
「ゴルァ━━━(メ`皿´)━━━!!夕」
「どうかしたか」
厨房から顔を出す夕
「これはあれか」
「まああれだな」
「いきなりだからちょっとあせったじゃねーか」
「まあでも気づくやろ」
そういって俺は周りを見ると体の古傷が治ってる冒険者風のおっさんや
曲がってた腰が直ったぽぃじいさんの姿が
ふと目の前のエミリアを見るとめっさ艶々になっとるし
「スタ、、、無闇にドール使うなああああああああああそれ攻撃してるようにしかみえないんだよ」
おっさんがカタツムリ料理をおいしそうに食べていた。