セリアの事情?
セリアがお湯を持ってきてくれたので俺は服を脱ぎ体を拭き始めた
「お前、私がいるのに」
「え、問題ないだろ、それとも男の裸見るの初めてか」
「そういうわけじゃないがそれで話っていうのはなんなんだ」
「ああ、そうだったな」
「お前魔法って使えるのか」
「聞きたいことって言うのはそれか」
「ん、なんだお前を部屋に連れ込んで甘い言葉でもはいて襲うとでも思ったのか」
「いやそういうわけじゃないが」
「じゃあさっさと答えてくれ」
セリアは少し考え込んでから話し始めた
「すまん、私は魔法が使えないんだ」
「魔法ってだれでも使えるんじゃないのか」
「それは・・」
なんかしらんがセリアは俯き黙りこんでしまった
「なんかようわからんけどセリアに聞いても無理ってことだな、わかった明日にでもギルドで聞いてみるかな」
「九十九・・」
「ん、どうかしたのか」
「私は魔法が使えない体質なんだ」
「そ、そうなのか」
「ああ、この世界では魔法はだれでも使えるんだ、私は元貴族なんだ」
「で、それが問題なのか」
「魔法を使えないっていうのは平民でも差別されることなんだ、それが貴族、人々の代表とも言われる貴族では・・表に出せないそれが原因で私は家族から捨てられたんだ」
「へーそれで冒険者になったってことか、めんどくさいことだな」
「・・・お前はなにも思わないのか」
「異世界ぽぃなぁーーと」
「???」
「俺この世界の住民じゃないしな、異世界人なんだよ」
「ど、、どういうことだ」
おかしな顔をしているセリア
「俺はこの世界に今日きたばっかりなんだ」
「別の大陸の傭兵ではないのか」
「違う違う、異世界人だぞっていうか異世界って概念わからんか、こことは違う別の世界な」
「・・・」
混乱してるセリアを置いといて体を拭き終えた俺は疲れたので寝ることにした
体力的にはなんも疲れてないが( *´艸`)クスクス
「セリア一緒に寝るか」
「あ、あ嫌」
「じゃあ出ててくれ」
「あ、そうだなまた明日な」
そういってセリアは部屋から出て言った、なんか冷たくないかって
しらんわ興味ないしっていうかどうせこういう世界だ貴族と争いになったりいろいろあるんだろうな
明日からが楽しみだ
起きたらそこはしらない天井だった・・・
やっぱこれは言わなくちゃいけないよなぁとか考えながら寝ることにしたオヤスミ――(o・ω・o)ゝ――ン