カインド
ジョナスがミルドガルド王国を宣言
周辺地域の領主も続々とジョナスに帰属
現在ガンフィード王国に王都に進撃中
本日快晴、馬車の屋根の上で日向ぼっこしながら俺とライアスはまったり会話中
「ε-(=`ω´=)暇!だな」
「そうですねここまでとは」
そう王都へ続く道には各領主が複数支配しているのだがまったくといっていいほど
抵抗がないジョナスが率いる軍の姿を見るなり降服
町でも住民が笑顔で出迎えてくれる
現在集まった兵数は約3万ジョナスの元々の軍は約1万5千だから倍近く膨れ上がっている
「それもここまででしょうね」
「そうなのか」
「ええ、次の領主カインド候は長年王国に仕えている文武両道に優れた人物」
「ふーん、文武両道なら国に何かしそうなんだけどな」
「それがどうにも王に度々助言をしていたのですが煙たがれて」
「そんなことして領地没収されなかったのか」
「カインド候は騎士に人気がありますから下手に手を出したら騎士達が敵になりますよ、まあそれでも元々は大将軍だったんですけど王都から追い出されてこの地の守護を任せられてるんですけどね」
「ふーんそんなに優秀なのか」
「ええ、剣の腕は超一流雷氷炎の魔法を扱え軍を率いたら右に出るものはいないと言われる生きた英雄ですよジョナス王に匹敵する人物です」
「そんなやつがいたのか」
「ただ一点」
「(*´-ω・)ン?」
「相当な忠義者らしくてジョナス王も再三手紙を出してるんですが」
「裏切らんってことか」
sideカインド
私は迷っていた王国に代々仕えてきた私たち一族
筆頭貴族でもある私は前王の時代大将軍になり国は栄えた
しかし前王の死後権力争いによって現在の王になると国は乱れギルドの追放など
汚職腐敗がこの国を腐らせていった私は度々忠告したのだが徒労に終わった
私は自室の椅子に座りある男と話をしている
その男は突然私の前に現れ護衛の兵士を気絶させた
「一つ聞きたいんだけどなんでそんなにこの国の王に仕えてる(´・ω・`)」
「それは私たち一族が現在あるのが前王のおかげだからだ」
「ふーん前王のおかげだから裏切れないっと前王ってどんなやつだったん」
「それは民を愛し国を愛し部下を愛する心優しき王だ」
「ふーんじゃあその王様はこの国見てどう思うんだろうd(-∀-。)ネッ」
「それは、、」
「迷ってるんなら裏切ればいいのになぜそうしないの」
「私は騎士だ騎士は主を裏切らない」
「それがどんなに愚かな王でも?」
「ああ、私は騎士の誇りを捨てるつもりはない」
「めんどくさいな、まあいいやでもお前いらないや」
「な、私を殺す気か」
「Σ(・ω・ノ)ノえっ!殺さないよ俺はd(-∀-。)ネッだって俺が殺したら面白くないじゃん、まあ精々頑張ってね」
そういうと男は去っていた
私はどうしたらいい