さっさと次いくべ
「まあそれはさておきどうするかな」
俺はエミリアの方を見る
じーとギルバード君を睨んでいるエミリア
親の仇だもんな
「エミリア」
ちょこっと驚いてるエミリアさん
「はい」
「どうするこいつ?」
エミリア槍なんか持ってこちらに来たよ
「なんだ」
「なぜ父を殺したんですか」
「依頼、それだけだ」
「なぜなぜ・・・」
いやいや依頼だったって言ってるやん
「なぜ父が死ななければ・・・」
涙を流すエミリアさん
「ふん、そうかあいつが育てていた奴隷ってお前のことか、奴隷なんて育ててどうせ慰み者にでもしてたんだろ」
怒ってるエミリアさん
「父はそんな人ではありません」
「ふん主を殺してやったんだ感謝してほしいもんだな奴隷」
笑うギルバード君
「ふざけないでください、貴方になんて貴方になんて」
槍を握りギルバード君に突きつけて睨むエミリアさん
小声で話しかけてくるユウ
「九十九いいのか」
いいのかって聞かれてもなエミリアの好きなようにしたらいいんじゃね
「べつに」
「君って結構薄情だね」
「まあエミリアが好きなようにしたらいいよ」
「それにしてはジョナスと会ってる時や彼を捕まえようとしてた時エミリアさんを止めてたよね」
「ああ、あれかあれは邪魔だっただけだよ余計なこと言われたらややこしくなるから」
「本当にそれだけなのかい」
「ああ」
ギルバード君ちょっと顔が引きつってる
「奴隷如きが俺様を殺せるとでも思っているのか」
いや確実に殺せるよねo(`・д・´)o ウン!!
どうするかなっていうかもういいかめんどいし
「エミリア」
「なんですか」
怒ってるよエミリアさん怖いんですけど
「後は俺がやる」
「私は父の仇を」
「べつに仇とっても父親は帰ってこないぞ」
「でもでも」
「エミリアお前って人間殺したことないだろ」
「私は私は」
「人を殺したことある人間てのはな匂がするんだよ、冒険者としての腕ならそこそこありそうなのに受付なんてしてたのはそのせいもあるんだろ、お前は人を殺せるほど強くはない」
魔物殺せるんだから人殺せなんだけどな(´・д・`)ボソッ
「私は、私は父の仇をとるんです、、」
泣きながら睨みながら槍を持つ手が震えてるよ
「ふん、人も殺せないのか」
ギルバード君が余裕ぶって声だしてるよ
「もういいよお前」
俺は左手に力を込めるとギルバードの首を切り落とした
これで終わりっと
「九十九さん」
「(*´-ω・)ン?どうかしたユウ」
「いきなりですか」
「おぅだってどうせこいつ殺すんだろ」
「まあギルドマスター殺害ですからギルド本部にいって事情聴取後斬首だとは思いますが一応手続きが」
「まぁいいんだよ帰ろうぜ」
ぼーとしているエミリア 驚いているユウと捕まってる方々
セリアとライアスはまったく平然としてる、、いやお前ら2人すこしは驚けよ
「それでは僕は彼らをギルドに連れて行きますね後日改めて挨拶に伺います」
そういってユウとその他の方々は退場
俺は家に戻っていた
ぼーとしているエミリアを介抱するセリアとライアス
まあどうでもいいか
カナリはその時
ゴーレムとお茶を飲んでいた
(/◎\)ゴクゴクッ・・・