カナリとスズ
side カナリ
俺は冒険者達のたまり場、酒場に向かった昼前なのに開いてるとか客がいるとかどんだけ
娯楽ないんだよ、酒場で冒険者の噂話を聞く
どうやら最近王都でギルドが閉鎖されれて冒険者が流入している
王都の治安が悪化し住民の多くが家を捨ててこの町に
貴族の多くが粛清されて領地を王に奪われるなどのことが起こってるらしいとの事
俺はある程度の事を聞いたので酒場を出て武器屋に行ってみることにした
武器を見ていると後ろから声をかけられた
「えーとカッツ?だったけ」
「カナリだよってお前はセリアだったけ」
俺に声をかけてきたのはセリアとか言う騎士風の女・・・九十九のハーレム要員だ
(*`д´)ち、俺なんてこっちの世界に来て出会った女なんかいねーーーのに
ギルドの受付は男だったし偶然助けた女の子はめっさ不細工だったし
魔法学園に入ってみたら男だけ俺は泣いた泣いたよ
「どうかしたかカナリ」
「いやなんでもない、それよりお前こそこんなところに何か用でもあるのか」
「ああ、私も何か出来ることがないかと思ったのだがないだから武器の手入れを」
「へーここって武器の手入れとかしてくれるのか」
「そういえばお前の獲物も剣だったか」
「剣じゃねーから俺のは刀な」
「しらないがどうだ手入れでもしてもらったら」
「いやたぶん無理だと思うぞ刀の手入れは独特だからな」
「なにが無理なんじゃ」
へんなドワーフのおっさんが出てきたよ
「刀なんてあつかったことないだろ」
「わしをだれだと思ってるみせてみーーー」
仕方なく腰に指していた刀を渡してみる
「いい刀だなワシでもめったにお目にかかれん」
「わかるのか」
大丈夫なのか不安だな
「あんたが作った物見せてもらえるか」
「ん、しかたないの付いて来い」
俺はドワーフのおっさんに武器の手入れを頼んでみることにした。
sideスズ
俺って必要か(-д`-ll)ボソ