物語ぽぃ
翌日、朝日が眩しい時間帯に俺とエミリアは冒険者ギルドに来ていた
早朝だからなのかギルドは思ったより静かだったエミリアは受付の子と話をしている
戻ってきたエミリア
「2階に副マスターがまだいるそうです」
「そうか」
俺とエミリアは2階の階段を上がって副マス(。・∀・。)bがいる場所に向かう
部屋に入れてもらえる可能性は限りなく低い強引に入ったら変に疑われる
だからといって手掛かりがなさ過ぎる、今日あいつらが手がかりを見るけて来る可能性にかけるか
二階に上がると天井まで届くんじゃないかと思われる書類の束を処理してる?
ビシッとスーツを着込んでるヒィー(>ω<ノ)ノ丸坊主のおっさんがいた、たぶん副マス(。・∀・。)bだな
どこぞのヤカラだよ
「サイドンさん」
「ああ、エミリアか、すまんななにもしてやれずに、もうすぐ片付くからもうちょっと待っててくれ」
そういうと副マス(。・∀・。)bことサイドンはすごい速さで書類の束を処理してる
横に移動させてるようにしか見えんがw
数分後なんかひと段落ついたっぽぃサイドンはエミリアの方を見る
「エミリア大丈夫か」
「大丈夫です、それより部屋を見せてくれませんか」
「昨日も言ったがもう出来ないギルド本部からの通達が来た、調査チームが送られてやって来るまでの間誰一人現場に入れるなと言われている」
「そうですか」
「少し見るだけとかもできないのか」
俺の方を向くサイドン
「君は誰だね」
「俺はエミリアの知り合いでエミリアに頼まれて犯人を見つけるために動いてる」
「そうか」
男なんてあんまり見つめたくないが見つめる俺、困っているのか顔に手をやり考えるサイドン
「見るだけなら構わないだろう」
「本当か」
「ああ、ただし部屋に入る事は無理だぞ現場を荒らされると後々大変だからな」
「わかったそれで構わない」
「ありがとうございます」
立ち上がって歩いて行くサイドンの後に付いて行く俺とエミリア
部屋の手前に着くと白い衣に杖を持った者が部屋の中で立っていた
臨戦態勢に入る俺たちもしかしたら犯人かもしれない
サイドンが声をかけた
「貴様何者だ」
振り返ったそいつは俺たちを見ても平然としている
「君達はここの責任者」
「ワシは副マスターのサイドンさっさと答えろ貴様は何者だ」
「僕ですか、僕はこういう者ですよ」
そういうと男は黒いギルドカードを見せる、黒いギルドカードそれはギルド本部に数名
各支部のギルドマスターに副マスターだけ与えられる専用のカードである
エミリアがそう言ってた驚くサイドン俺もエミリアも驚いてるけどなんだって
振り返ったそいつ、そいつは幼い顔をしていたからだ年は十代15,6歳に見える短髪に栗色の男
「調査官?」
「ええ、ユウと申します、そちらのお二人は」
「俺は九十九こっちはエミリアギルマスの娘だ」
「そうですか、それでは問題なさそうですね」
そういうと男は意味不明な言霊
次の瞬間なにもなかった男の横に紫色のかわった服装の人間?ぽぃ生き物?が立っていた
男に話しかけるとユウ次の瞬間空間は歪みユウとそれ以外の部屋の景色が変わっていく
朝から夜にしばらくして気づく時が戻っている
ギルド職員がキサラギを連れ出している場面に
エミリアが泣き叫んでキサラギを治そうとしている場面に
秘書がキサラギを発見した場面に
そしてキサラギが背中を剣で指される場面に
エミリアは泣き崩れ落ち、それでもしっかり目だけは突き刺した男を見ていた
サイドンは剣を指している人間を見て驚いていた
ユウは人間ぽぃ生き物に声をかけるすると歪は消え元のなにも起きていない部屋に戻っていた
ユウはサイドンの方に歩きながら声をかける
「サイドンさん、見覚えあるのですか?」
「あぁあが、ああ知っ てっていると」
言葉にならなくなっているサイドン
「サイドンさんその人の名前はなんですか」
「す、すまん、、奴が奴が犯人なのか」
「ええ、今見たものはまやかしではありませんよ」
考えるサイドンそしてようやく落ち着きを取り戻したサイドンは奴の名を口にした
「ジョナス・アスカムこの地の領主で侯爵だ」