急展開なのか
夕方頃にはギルドに到着した俺とカナリ
だがなんだか今日はギルドがいつもより騒がしい
混み合ってはいても不思議ではない時間帯ではあるのだが
俺は近くを慌しく通るギルド職員に声をかけることにした
「なぁ、なにかあったのか?」
「あ、九十九さんですか、それが、、 、 ギルドマスターが殺されたんです」
「(。´・д・)エッなんで」
「それがわからないんです」
「わからない?」
ギルド職員の話によるとどうやら部屋で仕事中ギルマスは何者かに殺されたぽぃ
お茶を出しに部屋に行ったらうつ伏せに倒れているギルマス背中には剣を刺され血まみれ
秘書のお姉さんは隣の部屋に居てドアは一つ
ギルマスの部屋には防御魔法と転移禁止魔法が施されており密室だったそうだ
現在指揮を執っている副マス(。・∀・。)b
ギルドマスターが殺害されるなんて事件が起きたせいで大慌てで関係各所に動き回っているそうだ
エミリアは義父の突然の死に具合が悪くなり治療室で休んでいるらしい
「そっか」
「九十九ここのギルドマスターと知り合いなのか?」
「ああ、べつに知り合いってほどじゃないがちょっとな」
「まあいいや俺はもうしばらくこっちに滞在するから、またあとでな」
「おう」
そういうとカナリは混雑している受付に
俺どうするかなエミリア心配だし見に行くか
忙しく走り回ってるギルド職員を再び呼び止めエミリアのところまで案内してもらう
ドアをノックする俺
「エミリアいるか」
返事がないただの屍のようだ・・・いやエミリアは死んでないって
もう一回ノックしてみる
返事がない・・・
どうしようかなドアぶち破ろうかななんてことを考えているとドアが開いてエミリアが出てきた
突然抱きついて俺の胸で泣くエミリア
ビェ─・゜・(。>д<。)・゜・─ン!!
全然泣き止まないエミリアかれこれ10分ほどして口を開いた
「九十九さん」
「(*´-ω・)ン?」
「犯人を捕まえてくれませんか」
「べつに構わんけど」
「お願いします父の仇を取りたいんです、父は私を本当の娘のように育ててくれたんです」
頷いてみる
「父がどうして殺されなければいけなかったのかどうやって死んだか知りたいんです」
頷いてみる
抱きついていた体を離して頭を下げるエミリア
「お願いします」
ああ、離れちゃったよ
「おぅ、任せとけ」
猫耳を撫でてみるエヘヘ(*´・∀・`*)ゞ