太陽と月
当たり前が当たり前じゃないと気づいたあの夏の夜の話
隣にいる君はいつも笑顔で、でも悔しいときはたくさん泣いて
感情表現が豊かで一緒にいるだけで楽しかった。
そんな楽しい日々が途切れてほしくないそう願っていた。
でも人生はそう甘くなかった。
夜中の2時頃急に彼女から電話が来た僕は寝ぼけつつもスマホを手に取った。
「どうしたのこんな遅くに」
「私たち別れましょう」
彼女は鼻を啜りながらそう呟いた
僕は寝ぼけていたのもあって一瞬何を言っているのかわからなかった
「え?」
そう呟いた時には電話はもう切れていた。
慌ててかけ直す
しかし、彼女は一向に電話には出なかった。
LINEなら見てくれるだろうかと思った。
急いでスマホのキーボードを打つ。
キーボードの音が静かな部屋にカタカタと響く
送信。
泣きながら送信ボタンを押した。
その後も既読すらつかない、なんでどうしてこんな急に理由も言ってくれてないのに
今日だってデートに行ったじゃないか
なんで急にそう思いながら1人部屋で泣く
気持ちの整理もまだつかない
ひたすらに泣いているといつのまにか太陽が昇っていた
皆さんにも当てはまる話かもしれませんね




