21話:シティバンクからの電話
2000年11月1日午前10時に、シティバンクから豪ドル円が歴史的
な円高なので、今、豪ドルを買っておくと、いずれ、円安になったときに
、売れば、有利ですよと電話が入り、いくらで買えると聞くと現在
1豪ドル59円で、手数料1円で60円で買えますと言った。
6千万円分50万豪ドル買うと言った。口座に1千万円だから、直ぐに
6千万円をシティバンクに入金すると言い、電話を切り、家の近くの
MU銀行から6千万円の送金手続きをし、残金が23200万円
となった。そして、シティバンクに電話すると、入金されて、
50万豪ドル買いましたと言われた。
その後、11月シティバンクからの勉強会の招待状が届き、最初、
皇居の近くのパレスホテルに午前11時に到着した。今回は、ある
ファンド会社のチャイナファンドの説明会で、過去チャートで今後の
成長性を評価していた。その後、1口300万円で、欲しい方は挙手して
下さいと言い、10人程の日が手をあげ、シティバンクとファンド会社の
人が10人、申し込みの手続きをし始めた。
奥さんが、トイレに行くと、富裕層の奥様方と思われる人達が、中国の
ファンドって、信用できるかしらと、話していて、ある女性が、中国には
人民元と言っても、一般市民が使ってる人民元と、海外旅行者が持って
いる人民元の価値が違うそうで、そのために上海、北京では、お店のレジで、
外人向けの元の紙幣を中国国内向けの人民元に、交換すると、1.4倍にも
なるそうよと、話題になっていた。
そして、安田律子にも、あなたどう思うと聞くので、中国へ旅行したこと
がないので、わかりませんと適当に答えて出て来たそうだ。しかし、こんなに
簡単に、銀行でもない所で、気軽に投資信託・ファンドを、それも
1口300万円と高額な金額のファンドを売って、違法にならないのかと、
安田武夫は首をかしげた。
その翌月は、日比谷の帝国ホテルでの勉強で、今回も最初にお弁当が、各席
に配られて、20分ほど、食事タイムになり、その後、静かに、シティバンク
の司会者が今日は、世界1の規模と歴史がある、ヘッジファンド、
マン・インベストメントのKM日本支店長に、お越しいただいて、中心商品
である3つの投資信託について、説明していただきますと言った。
そして、勉強会が始まり、いきなり長期に上昇しているチャートがでて、
このように長期に安定しているのが当社の一番の売りですと言い、通常は1口
、10万ドルからですが、今回は、特別に1口5百万円から、募集しますと
言った。
その説明の後、説明を聞いていた人の1人が、手を上げて、利益が10年で
20%から50%とバラバラですが、手数料は、利益が特別に上がっても、
一定なのですかと聞くと、基本的には、一緒ですと答えると、その基本的ではない
時と言うのは、どういうときですかと、続けて聞くと、例えば1年間で20%
、3年間50%の場合ですと言い、その場合は、手数料は、利益の半分、
10%、25%になりますと言った。
それを聞いた人達は、えーっと大きな声を上げた。皆さん、落ち着いて最後
まで聞いて下さいと言い、5年以上の継続していただければ、手数料は、全て、
25%以下になりますと言った。投資信託は、最低5年以上、一般的には10年
以上運用するものですと言った。だから、短期で上昇したからと言って、
ファンドを解約して換金する人なんて滅多にいませんと言った。
だから、この話は、あくまでも例外的な話しですと説明した。しかし、
時、既に遅く、火に油状態で、投資信託の手数料が10%とか25%なんて、
聞いたことがないぞ、ふざけんなとか、険悪なムードになり、途中で、
終了してしまった。それでも、申し込みたいという人が8人もいたのには
、安田夫妻も、驚いてしまった。




